TOEIC 不要論?
TOEIC受験者なら一度は聞いたことがある内容かもしれないこの批判?のような言葉
先日、ABEMA TVで英語講師 モリテツさん VS心理学者 茂木さんによる
「TOEICは必要か?」という問題
正直、今回のABEMAの放送を見て正直な感想でいうと
TOEICが必要か否かという話がしっかりと話されていなかったと感じました。
両者の主張
茂木さんの主張としては
・TOEICの問題はしょうもない
・本当の楽しい英語を日本人は学習すべき
・そもそも、点数として言語をスコア化すること自体が間違いだ
といった上記の考えでしょうか。
対してモリテツさんの意見として(茂木さんに押されてあまり自分の意見を言えているとは思えませんでしたが…)
・自分の様に試験の英語から入り、実際の英会話に入っていく人も多い
・大勢の能力、英語力を比べるには試験形式がやはり適している
とのことでした。恐らくもっと言いたいことはあったと思うんですが…
終始、議論は茂木さんペース、約10年前もの前からTOEIC不要論を持ち出し
主張してきた茂木さん
主張としてはやはりOTEIC、ひいては筆記試験で語学力を測ったり、向上に結び付くのか?というものだと思います。
こういった考え方については僕もよく考えさせられることがあります。
TOEIC900=帰国子女レベル?
僕はTOEICのスコアとして935点、一般的に言うと高得点の部類に入ると思います。
900点overの目安でいうと大体、
・受験者の上位3%
・帰国子女レベル
といった感じでしょうか。
実際に、900点以上を取得してからはやはり周囲からの評価は非常に高いなと感じる機会が多かったと思います。
その評価は本物か?
しかし、その傍ら本当に自分がその能力に値するかについて本気で向き合うことも多々ありました。
今の現状としては
・洋画などは吹き替え無しで見れる
・ニュースや道端の外国人の方の会話の内容は分かる
・発音はよくないけど会話は出来る
といった感じでしょうか。
僕自身も、モリテツさん同様 TOEICという試験から興味を持ち映画などに興味を持ち映画や英会話といったモノに本格的に興味を持ちだした身ですのでやはりTOEICで高得点を取るというのは無駄ではないなと感じます。
最短ルートかと聞かれれば?
そもそも、なぜ英語を勉強したのかというものを振り返ると僕は中学生の時にたまたま見たアメリカのハイスクールドラマがきっかけでした。
なんとなく
かっこいい。
この内容が分かったらいいな
そんな想いで英語学習をスタートさせました。
そう考えるとやはり僕の最終目標を考えると
「英語で会話が出来る」というものだったと思います。
その観点でいうとTOEICはもゴールに対して最短ルートではなかったと思います。
最近、韓国ドラマにかなりはまって字幕版で見るのですが
何度も同じ言葉が出てくる→調べる
→また出てくる→なんとなくわかる喜び
こういったことがあるのです。
英語学習の時はかなりの時間を費やいした後に意味が分かってきたのです。
茂木さんはこういった事を言いたかったんだと思います。
寄り道でも得たものは多い
確かに、母国語とは違う言語で会話が出来るようになるといったことが目的ならドラマを見たり、実際に話してみたりといったことが大事だと思います。
しかし、TOEICで高得点を取ることによって得るものは多かったです。
・目標設定、計画を立てて実行する力を養えた
・他者からの高い評価
・大きな自信を得た
TOEICを長期的に勉強してきた身としてはTOEICは別に悪くないと思います。
ですが、英語を話したい!という明確な目標がある方にとったら遠回りになるとは思います…