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仕事辞めた

いつものパワハラに加えて、
社長が部下(私よりも立場が弱い)に私の最近の態度は悪いよねと同意を求めた。

彼女はうふふと笑って、「あんまり良い態度とは言えませんねえ」と言った。

限界だった。

社長はその後も「教えてやろうと思ってるのに」などとしつこく追い詰めた。

私はそっと逃げ出した。
着替えて私物をまとめた。

受付には社長の奥様
が座っている。
「体調が悪いので帰ります。」
そう言って出て行った。

社長は追いかけてきて、「そんなふうに出て行ったら、明日から二度と出て来れなくなるんだぞ」

私は二度とあなたの会社に行かない。
なぜ、そんなことも分からないのか。

社長は駐車場まで追いかけて、「話をしよう」
あまりにしつこいので、私は一言だけ返した。
「話をすれば、何か変わりますか?」
社長は言った。
「そうやって言い返すから!」

職場を出て、安全な場所に車を停めた私は、すぐに労働局に電話した。
労働局の方に面談で対応をしていただき、私はどうにか気持ちを保つことができた。
翌日には退職届などの書類を揃えて、郵便を送り出すことができた。

どん底の数ヶ月の末に、多くの人に助けられて、逃げ出すことができた。

適応障害とうつ状態の診断書をもらった私は、まだ暗い気持ちで過ごしてる。

でも、多くの人が今も私を支えてくれている。
「相談をする」という行動を、勇気を持って実行すれば、助けを得られることがある。
これが、今回の学びである。

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