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2019年 公務員 一言辞典


ご無沙汰してます。
気付けば今年も終わりということで、驚きが隠せません。
今年初めに「2019年は発信の年にしたい」と目標を掲げたものの、前回の記事から3ヶ月程経ってしまいました。(というより、全然記事を書いていない…)
私がこのnoteを始めたのが、2018年12月31日であり、今日で丸一年です。その日に書いたのがこの記事でした。

https://note.com/eijyou17/n/nef1e74033342

そこから一年経って振り返ってみても、「特段、何の変哲も無い日々を過ごしてたなあ、相変わらず仕事ダルいし」と思う次第です(笑)結局やり残したことは沢山ありました。
なので、今年の最後は何を書こうかと思っていたのですが、ピンポイントに「これ!」というものが見つからず、じゃあ「今年あったこと」だったり「印象に残ったこと」を全部書けば良いんじゃね?という結論に至りました。
そのため今回は、職場で起きた、印象に残ったことを「一言」で紹介し、軽く説明するといったような、いわば「辞典」みたいなものにしようかなと思います。 

はじめに

最初に断っておきますが、
ここからは「公務員あるある」を書いている訳ではありません。
毎回書いておりますが、「 うちの職場じゃこんなの有り得ない!!」と思う方々もいると思います。
しかし、それはそれで良いことでなので、何もここで、意見を言い合うつもりは全くございません。
あくまで私の一年間の振り返りや過去のツイートを見て、「ああ〜こんなこともあったなあ」と感じたことを書き並べただけの、完全なる自己満ですので悪しからず。

細かいことまで書いたらいくら時間があっても足りないので、今回はキリよく100個選び、主に単語編(個人的に良く使った言葉、職場で使われた言葉など)発言編(実際に会話で印象に残ったものや聞いたもの)の2つに分けました。
仕事納めの一週間ほど前から、通勤時間を使って思いつくままにメモしていったので、五十音順は完全に無視しております。
なお、一般的に使われてる言葉も含まれておりますが、今回は私の職場での解釈で書かせていただきます。
それでは、ご覧ください。

2019年 公務員 一言辞典(単語編)

1.「閑職マン」
出世コースから外れた人。私のこと。主に定時退社、有休をバンバン消化することをモットーにしている。

2.「出世コース」
総務、人事、財政、企画などの内部向けの部署を渡り歩くこと。仕事は出来るが、「調整業務」を主としているため、現場のことは何も分かっていない。ちなみに、役所における出世の基本は「残業耐性」「調整力」、この2つに尽きる。

3.「働き方改革」
今年より始まった一ヶ月の残業時間は原則「45時間」までという取り組み。つまり、45時間超えた分の残業代は支払わなくて良いという、残業時間ではなく残業代を減らすための改革。

4.「激務部署」
出世コースの職員が渡り歩く部署のこと。

5.「ソルジャー枠」
うちの役所で言われる「社会人経験者採用」で入庁する人のこと。新卒枠で入る既卒の場合は運良くそれなりの部署に配属されることもあるが、こちらの採用枠は、即戦力として呼ばれるため、うちの場合、例外なくキツイ部署(残業時間多め&仕事の質が悪い)に入れられる。激務部署で潰れた職員の後釜ということも珍しくなく、入庁前から「あそこはソルジャー枠の人がくるね」と大方予想がつく。

6.「本省出向」
その名の通り本省に出向すること。名目上は希望制になってるが、希望する人はまず居ない。
しかし、うちの自治体の数少ない良いところ?かもしれないが、例年本省に行く人は役所きっての「超・激務耐性」かつ「仕事ができる」職員しか送らず、潰れて戻ってくる人はいない。
現時点で、総務、人事、企画、財政課から送り込まれるのがデフォとなっているため、出向して、何故か「残業時間が減った」という声も少なくない(出向中の同期、過去に出向してた先輩は、概ね月150時間→80時間程に減少)。
ちなみに建前上は「戻ってきたら好きな部署に行かせてあげる」ということになってるみたいだが、実情は、出向期間が終わって戻ってくると、確実に激務部署に配属されるため永遠に「社畜」ルートから抜けられない。

7.「都庁・県庁出向」
その名の通り都庁や県庁に出向すること。激務という点では本省出向と大差ないが、大きく違うのは、それなりに枠があるため、ランダム要素満載で送り込まれる点である(ただし、将来的に管理職を狙う人の中では、出向を希望する人も少なくない)。
そのため、例年、刑期(2〜3年)が終わる前に潰れて戻って来る職員が多く、役所内でも大きな問題になっている。ちなみに無事刑期を終えると、基本的には激務部署に配置される点は本省出向の時と同じ。

8.「環境部門」
うちの自治体で最もホワイトな部署。
再任用、子育ての理由から時短勤務のママさん、心身をぶっ壊した職員で主に構成されているため、普通の若手が配属されることはまずない(ただし、新採1年目でたまたま運良く配属されることはある)。真偽の程は不明だが、「暇過ぎて涙が出てくる」、「クリスマスケーキを食いながら仕事が出来るほど余裕がある」などの逸話を持つ。閑職の私が希望する数少ない部署。

9.「窓口部門の資料係」
窓口部門は役所きっての大所帯である。その大所帯の一角に設けられた閑職中のド閑職ポストが、この資料係。具体的に何をやってるのか分からない。窓口部門にも関わらず、窓口対応も一切なく、電話での問い合わせもないという、まさに木を隠すなら森の中、人を隠すなら人の中といったような職場である。若手では過去に私の同期が配属された実績があり、始業時間30分で仕事が終わるとのこと(なおその同期は結構な短期スパンで様々な部署を異動しているので、つまりはそういうこと)。
閑職の私が希望する数少ない部署。

10.「出先事務所」
基本的に再任用職員と定年間際の方々で構成されている。若手はほぼいない。閑職の私が希望する数少ない部署。

11.「激務部署」
業務量が多く残業が常態化してる部署のこと。またはブラック部署とも呼ぶ。
「定時?何それ美味しいの?」「休日出勤ばっちこい」をスローガンとしている。
うちの自治体だと、内部系、子育て系、教育系、観光系の部署などがあげられる。

12.「新規事業担当部署」
出世コースの私の同期が、今年から異動した部署。役所内でもずば抜けた「調整力」と「残業耐性」を兼ね備えた役所エリートが集められているが、発足当初から余りの激務っぷりに庁内ブラック部署ランキングで1,2位を争う。毎日深夜2〜3時まで残業、「あの部署から朝の4時にメールの返信が来てる」「休日出勤は当たり前」「異動した後輩がまともな会話が出来なくなっている」等々あり、組合便りで大きな問題としてあげられている。

13.「職員スポーツ大会」
毎年、各課室対抗で行われる家庭に居場所がない中年連中の心の拠り所。一言でいってゴミ。出世コースの若手は基本参加している。

14.「忘年会」
金を貰ってでも参加したくないイベントの代表格。心待ちにしてる若手は一人も居ないが、幹事は若手に押し付けるという、現世に残る拷問の一つ。

15.「次の日有休or午前休」
飲み会の次の日の挨拶回りを避けるための戦法。閑職の私が良く使う。

16.「金だけ払って欠席」
参加費だけ払って職場の飲み会を当日欠席すること。閑職の私が使う戦法の一つ。

17.「私、定時で帰ります。」
今年ドラマ化され話題を呼んだ。閑職の私はこれをモットーとしている。ちなみに、実際にうちの自治体でこれをやると「余裕がある」と見なされ仕事を増やされるか、あるいは「あいつは仕事をやらない」認定され、無能扱いされがち。

18.「研修」
役所では入庁時や、入庁〇年目などに様々な研修が用意されているが、一つ言えるのが、職場にとっては、研修を「やること」が重要であり、クオリティーはどうでも良いのである。
ちなみに入庁時の電話対応研修は、今まで受けた研修で最も役に立たなかった。
唯一印象に残ってるのが、講師の会社を調べたら超絶ブラック企業だったということ。

19.「生活残業」
生活費を稼ぐために、ダラダラ無駄な残業をすること。生産性皆無。「とりあえず家賃だけは残業代で賄いたい…」と思う職員も多い。

20.「ブラック企業とホワイト企業の寄せ集め」
役所のことです。

21.「若手が多くて活気溢れる職場」
ブラック部署のこと。パンフレットやHPの職員インタビューで良く使われる決まり文句。
基本的に若手が多く配属されるということは、クッソ忙しくて残業が常態化しているから、残業代抑えるために、時給単価の低い若手を沢山ぶち込んで、気合いでカバーするということである。
うちの自治体で、顕著な例をあげると、税務(課税)あたりは繁忙期が訪れることが明確に決まっているため、基本的にほぼ若手で構成されている。またイベント行事が多い観光系は土日出勤が多いので、こちらも若手が多い。

22.「ガス抜き」
長期休み中に、出世組の職員が自主出勤すること。

23.「議事録」
無駄of無駄。若手が押し付けられる負の産物。
そのまま言ったことを書くと、修正が入り、都合の悪いところは全部カットされるため、最初的には内容がすっからかんになる。なお、残業してまで作った議事録が、その後読まれることは、まずない。

24.「定時(定時後1〜2時間)」
うちの自治体は定時後1〜2時間は「定時」となっている。つまりはそういうこと。

25.「月曜日」
地獄。

26.「28度設定」
役所のクーラー設定のこと。所謂ただの「うち、環境のことちゃんと考えてますよ〜!」アピールに過ぎない。灼熱の中、仕事をすることになる。ちなみにうちの自治体だと、社長室と同じ階の、総務、人事、財政、企画あたりの職場はクーラーがガンガンに効いている。

27.「ノー残業デー」
「一週間のうち一日は定時で帰って、人生豊かにしようぜ!」という取り組み。水曜日に当てられている職場が多い。役所では、ノー残業デーの庁内アナウンスを流してアピールしているが、全く機能していない。

28.「プレミアムフライデー」
「月末の最終金曜日は15時で帰宅して、人生豊かにしようぜ!」という取り組み。
国が率先してやってるのか知らないが、地方でも自治体によっては取り入れてる場所もある。
ちなみにうちの自治体では全く機能していない…というより、やってる職員を見たことがない。

29.「仕事ができる人」
例えば、うちの職場では以下のような人が「仕事できる」認定されている。
・残業ができる
・無駄なことが大好き
・休まない
・飲み会は最後まで参加
・電子より紙が大好き
などなど。

30.「会議のための会議」
会議をやる前に開かれる会議。無駄of無駄。

31.「休日出勤」
休日に出勤すること。出世の基本。
激務部署の同期曰く、休日出勤は「自主出勤」のため、残業代をつけなくて良いため、おススメらしい。また土日に出勤しとくと月曜の憂鬱度が激減するためメンタルの安定にも効果あり!とのこと。真似したくない。

32.「週休3日」
真の働き方改革。

33.「ビタミン注射」

新規事業担当部署にいる役所きってのエリート係長がこよなく愛する。持ち前の激務耐性を発揮していたが、それを上回る過労により、今でも週一のビタミン注射が欠かせない。

34.「6割」
閑職の私が仕事をする上で心掛けていること。
上にあげた時に「ん〜まあ〜…んーこれでいいか。これでいいよ。」という合格スレスレのラインを狙う。狙うのは「良」ではなく「可」。

35.「コンビニおにぎり・菓子パン」
激務部署の職員の味方。基本的に片手で食べられるため、キーボードを叩きながら仕事ができる。

36.「原則〜」
役所で良く使われる決まり文句。原則ほど当てにならないものはない。

37.「やり甲斐のある仕事」
キツイ、汚い、残業がやばい仕事を対外的に表現にするためにオブラートに包んだ言い方。勿論、やり甲斐は皆無である。

38.「役所エリート」
都庁勤務の私の友人。社畜。今年の前半まではそれなりに連絡を取ってたりしたが、子供が生まれた関係で、今は家庭第一になった?…と思う。

39.「自己統制」
残業代をつけないこと。都庁勤務の私の友人がモットーにしている。

40.「お盆フル出勤」
役所の職員のこと。ただしお盆期間中は上司が休む傾向が強く、全体的にどの課も若手の比率が高くなる。そのため非常に仕事がやりやすい。またここで、仕事を増やしてるやつの原因も分かったりする。

41.「飲み会の時だけ定時」
毎日朝はメチャ早く来て、夜は遅くまで残業してるのに、何故か飲み会の時「だけ」定時であがれる上司のこと。

42.「サンドバッグ」
出世の基本。あらゆる課室、外部との間に挟まり、捌け口を全て受け止め、調整すること。知識としては何も残らない。

43.「無言で突っ立ってる客」
役所の窓口にくる客のこと。「あの〜すみません」と一言いえば良いものを、こちらが気付くまでずーっと無言で突っ立っており、何がしたいのかさっぱり分からない。

44.「自治体が大々的に打ち上げた事業」
その名の通り、自治体が大々的に打ち上げた事業のこと。多額の資金が投入されて、その事業を担当する部署の職員はクソほど残業しまくって疲弊しているが、住民どころか、庁内職員の大多数が、何をやってるのか全く知らない。

45.「話しかけられたら、立ち上がる」
出世の基本。なお、閑職の私は座って聞く。

46.「上司よりも遅く来て、上司よりも早く帰る」
閑職の私がモットーとしている。基本、出世コースから外れる。

47.「便所で飯を食ってる再任用職員」
とある再任用職員のこと。同期がトイレに入ると、個室からサンドイッチをむしゃむしゃ食べながら出てきたそう。

48.「自分宛の電話を意地でも若手にとらす」
上司が10秒前にかけた電話のコールバックを若手にとらせること。番号が表示されるため当の本人も気付いている。人として終わってる。

49.「日曜の15時」
この時間あたりから何をやっても面白くなくなる。

50.「二次会への参加」
出世の基本。

51.「休日の役所の灯り」
役所七不思議の一つ。休日の夜に役所の前を通ると、誰もいないはずなのに、何故か灯りが点いていて、人影もみえるというもの。

52.「19時」
同期との飲み会で設定されるスタート時間。
まず、この時間では殆ど集まらず、大半が遅れてやってくる。

53.「松屋」
激務部署の出世組がこよなく愛する。深夜に食べに行くこの松屋が唯一の楽しみと言っていた職員がいた。

54.「通勤」
無駄of無駄。朝の通勤電車は奴隷船と同じ。
最近は仕事をやるよりも仕事に行くことの方がダルい。これは職場から近いとか遠いかそういう次元の話ではない。
以前より、一人暮らし最強説を唱えていた私だが、同期の話を聞いていると「片道通勤に1時間〜1時間半程かかるが、実家暮らしで行き帰り電車は座れる」パターンが最もQOLが高いことに気付く。ちなみに圧倒的にQOLが低いのは、「職場が徒歩圏内だが、激務部署で帰宅が遅い一人暮らし」パターン。

55.「18時前退庁」
時短勤務、臨時職員、再任用だけが帰る時間。

56.「研修後」
出先で研修が終わった後は、基本そのまま直帰が普通であるが、激務部署はそこから職場に戻されて仕事をさせられる。

57.「参考資料」
用意したところで誰も見ない資料のこと。

58.「職場のバレンタインデー・ホワイトデー」
これに関しては男女共に「若手は誰もやりたがらないイベント」。マジで苦痛of苦痛。というより上の連中でさえやりたがってる人間をみたことがく、完全に惰性でやってる悪しき慣習。

59.「窓口でタメ口になる客」
見た目的に自分より若そうだったらタメ口になるやつ。こーゆーやつは役所の窓口に限らず、飲食店などでもやりがち。控えめに言って、二度と外に出ないでください。

60.「華金」
聖域。閑職の私の生き甲斐。

61.「12〜13時に問い合わせしてくる業者」
ブラック企業のこと。例外はない。

62.「地方公務員」
早く帰れば帰るほど仕事を増やされて、真面目にやればやるほどキツさが増して、無駄なことをすればするほど出世する職業。

63.「日本語が通じない日本人」
役所の窓口にくる日本人のこと。日本人なのに日本語で説明しても通じない。

64.「平均残業時間10時間」
ネットで公表されている、主に自治体の残業時間のこと。大方10時間前後。もう分かっていると思うが、この平均残業時間ほど当てにならないものはない。

65.「パワポ資料」
若手が作らされる負の産物。上司からのチェックが入る場所は内容ではなく、大方イラスト、グラフの位置や矢印の伸び具合。

66.「電車が空いてる」
お盆期間中は勿論、年末はホワイト企業の方々から消えていくので電車が空いている。

67.「100時間近く残業しているのに、給与明細を見ると何故か45時間になっている」
今年4月より働き方改革が始まってから散見される、役所七不思議の一つ。

68.「学生のインターンシップ」
うちの自治体だと事業系の部署で受け入れている場合が多い。主に臨時職員の方と大学生活の話をしながら封入作業だけとか、自治体イベントの面白い部分だけ見せるという、もはや存在意義を見失ってる制度。なぜ、役所の本質である調整してるだけの職員とか窓口でのクレーマーとのバトルを見せないのか。

69.「勤怠管理」
誰も見ない資料を作成する際、文字の位置や字体や、大きさとかにはクソ厳しいが、これに関しては緩々。

70.「印刷の好み」
両面印刷好きから片面印刷好きまで、上司によって違う。もはやニッチな変態ジャンル。

2019年 公務員 一言辞典(発言編)

71.「昨日の飲み会はありがとうございましたあああああ!!」
飲み会などの次の日に、出世コースの若手が上司、先輩に挨拶回りしている時。

72.「今年一年ありがとうございましたああああああ!!来年もよろしくお願いしますううう!」
仕事納めの日に、出世コースの若手が上司、先輩に挨拶回りしている時。

73.「私、週一で休めてるから社畜じゃないよ?」
出世コース先輩職員(本省出向経験あり、女性管理職候補)の発言。直属の先輩になったことは一度もないが、入庁以来の知り合い。一言で表すと社畜。

74.「45時間超えた分は、来月に超勤申請すればよろしいんですよね??」
隣の課の新採が、直属の係長に向けて放って一言。入庁早々にして、出世の基本を何たるかを理解している発言と言える。当然、翌月に回したところで、その月も45時間を軽く突破するため、最終的にサビ残になる可能性が非常に高くなっている。

75.「早出は残業じゃない」
新規事業担当部署の同期含め、課内の職員全員が行った働き方改革の一環。定時前は残業にならないという持論により、大体朝の7時ごろには殆どの職員が集まってるとのこと。

76.「先程メールをお送り致しましたので、ご確認いただけますでしょうか?」
この世にはびこる無駄な電話ワースト1位。
役所ではこういう無駄な作業を、丁寧なことと思い込める人が出世する。

77.「今年、何日有休捨てた?」
毎年恒例で、年末になると職員間で繰り広げられるマウントバトル。「有休を取得した日数」ではなく「有休を捨てた日数」が多いと評価が高い。ちなみに、私の周りで今年のトップは新規事業担当部署の同期(午後休を1回取ったのみ)、最下位は有休をほぼ全て使い切った閑職の私。

78.「GW何日出勤した?」
今年のGW10連休明けに職員間で繰り広げられたマウントバトル。私の周りでトップは新規事業担当部署の同期で6日間出勤、最下位は1日も出勤していない閑職の私。

79.「なんで若手に作らせないんですか?」
隣の新採の課にいる女性主任の問題発言。
新採の課は、管理係長と他グループの持ち回りで忘年会幹事をしているのだが、管理係長が忘年会の次第を作成して配ると、どこからか女性主任がやってきて「これ係長が作ったんですか?何で若手にやらせないんですか!?💢」ってデカイ声を発した。ちなみにこの女性主任、「仕事できる」認定されてる。

80.「クリップある?」
激務部署の同期からの電話。
次の会議で使う資料を留めるクリップが全然足りず、早朝からずっと色んな課からクリップを集めてたらしい。涙が止まらない。

81.「そもそも始業時間ギリギリにきて、残業してる方がおかしいだろ?」
激務部署の同期の発言。朝7時には課の殆どの職員がいる。ちなみに閑職の私は、毎日8時29分登庁。

82.「俺、もう1人で生きていくよ!」
激務部署の同期が飲み会で放った一言。寝に帰るだけの生活のため、結婚は諦めたらしい。

83.「なるほど、ついでに〇〇は?…なるほど、ちなみに〇〇は?」
電話越しで一つの質問に答えると追加で質問してきて、管轄外のことまで聞いてくる無能がやりがちな電話。これをやる人間とは関わってはいけない。

84.「俺、住民のために働いてる時間が1日で2分くらいしかない
飲み会での同期の発言。クソみたいな会議の調整、ゴミ同然のパワポ資料の文字やイラストの位置を上にあげて修正、夜遅くまで無能上司の挨拶文や進行台本の書き上げが日々の業務。

85.「残業しても、残業代をつけないことはカッコいいこと」
出世コース先輩職員(本省出向経験あり、女性管理職候補)の発言。確かに出世はしているが、カッコ良くはない。

86.「俺の方がよっぽど頭いかれてる」
飲み会での同期の発言。
丁度、渋谷のハロウィン対策に「1億円が注ぎ込まれている」と話題になり、世間が「頭おかしい!!」と声を荒げていた頃。
同期は、地域活性化という苦し紛れのていで、住民さえも知らないイベントを年に何回も乱発し、毎回数百万円単位の税金をドブに捨ててるらしく、自分の方が「頭おかしい」と言っていた。

87.「飲み会も仕事のうち」
家庭に居場所がない中年連中の決まり文句。
飲み会の時間は仕事だから給料が発生するということですね?

88.「やっぱり、片面で印刷し直しておいて!」
隣の課の新採が課長から言われた一言。
会議で使う資料を両面で印刷したものの、課長の個人的な好みから全部印刷し直しになった。
なお、廃棄した紙はダンボール一杯。

89.「身分は安定してるかもしれんが、心が安定しない」
飲み会での激務部署同期の発言。疲れ切っていた。

90.「最近の仕事?座席順を決めてる!」
出世部署同期の最近の仕事。デカイ会議が控えてたらしく「他課室含めた部課長、県の管理職、関係団体のお偉いさん達の座席順を決めてる!昨日は○○部長と△さんは対面にした方が良いとか、机配置は六角形にしたら?!とか色々注文受けて1日終わった!」と言ってて涙が止まらない。

91.「無駄な電話かけまくるババアがいないからすっげえ静か!!!」
お盆期間中、出勤していた同期の発言。
若手はそのババア宛の電話の取り次ぎで仕事を何度も中断しなければならず、相当ストレスを抱えている模様。

92.「飲み会開いとけば、若手とコミュニケーションが取れて、仕事が円滑に進む!!」
中年連中にありがちな全く的外れな思考。逆に悪化。

93.「子供がやったことだから」
子供がやったことに対し頭を下げられない親。
役所にクレームを入れてくる奴にありがち。

94.「あーそうですか…もしご存知でしたら教えて欲しいんですけど…」
電話の問い合わせで、担当者が不在の時に無能が言いがち。何で他人のことも興味ある前提で話してんだよ。

95.「はい!、申し訳ございません〜、おっしゃる通りでございます〜」
訳の分からない電話に対しては、この3言だけしか使わないゲームをしている同期。

96.「念のため情報共有です」
出世コースの職員がやりがち。自己満。

97.「仕事は自分次第で、いくらでも面白く出来るよ」
とはいいつつ、こう言う人に、じゃあ変わって一回やってみる?と返すと何も返事がない。

98.「眠すぎてとりあえず午前中だけ休みたい」
毎朝、閑職の私が思っていること。

99.「引きこもって寝るだけです!毎日メチャクチャ疲れてるんで!!」
毎回長期休み明けに、職場へのお土産を買うのが嫌すぎて、「休みはどこに行くの?」と聞かれた時に使える。大所帯の課にいる同期曰く、これを言い続けることにより、飲み会にも一切誘われなくなるので、オススメらしい。

100.「残業代要らないから、定時で帰りたい」
閑職の私が常に考えていること。役所では圧倒的マイノリティー。

おわりに

と言うわけで、ここまでツラツラ書いてきたわけですが、意外と今年も色々あったのかな?と思ったりもしました。それが良い方へ向かっているのか、それとも悪い方向へ向かっているのかは分かりませんが…。

いずれにせよ、まだまだ人生模索する必要がありそうです。

長くなりましたが、拙い文章をここまで読んでいただきありがとうございました。

最後になりましたが、良いお年を。


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