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松本探訪 2️⃣ ふら~りぶらり

夏の旅3日目の後半である。松本市内をひたすら巡ります。

夏の旅、これまではこちらを。



🔶国宝 開智学校

そ~お。
前もってわかってはいたのですが、暫く改修中なんです。

普段はこんな感じです。

出典:Wikipediaより引用

明治時代、文明開化を象徴する建物として「擬洋風ぎようふう建築」の代表とされる。
擬洋風とは、洋風を真似て造られたが実際は和風とも洋風ともつかない不思議な風貌ではある。

1876年(明治9年)に長野県松本市本町一丁目に建てられ、現在地に移築された明治時代初期の擬洋風建築の校舎である。文明開化時代の小学校建築を代表する建物。
1963年(昭和37年)3月まで松本市立開智小学校の校舎として使用。
2019年(令和元年)、近代の学校建築としては初めて国宝に指定された松本市立博物館の分館。

「開智」の校名は、学制発布の前日に公布された太政官布告の被仰出書の文中にある「其身を修め智を開き才芸を長ずるは、学にあらざれば能わず」に由来すると考えられている。

出典:Wikipediaより引用

 建築費用の7割を地域住民の寄付金で賄ったとは、そこまでしてでも文明開化のシンボルとしてこの町に作りたかったんだね。

古くから教育に熱心な町で文教都市なんて言われてたからね。
その後、アメリカの万博には2度も写真を公開しているそうだ。

🔶松本市時計博物館

日本一の大きさを誇る
振子型時計
が建物に設置されている


松本市立博物館の附属施設としては8館目の博物館として、全国でも有数の古時計コレクションを有する博物館。
昭和49年、古時計の研究者であり技術者でもあった本田親蔵氏(1896〜1985)が生涯をかけて収集した貴重な和洋の古時計コレクションを松本市へ寄贈。
本田コレクションは、松本市立博物館を代表するコレクションのひとつとして人気を集めてきた。

市民からの寄贈時計もコレクションに加わったことから、松本市時計博物館が開館。
最大の特徴は、約110点の時計をできる限り動いている状態で展示していること。

出典:ホームページより引用
ろうそく時計
八日巻置時計
日時計
砂時計
金魚時計
アールヌーボー置時計
遊動円木置時計
フランス枕時
100日巻置時計
左:触読時計
右:鉄道用懐中時計
左奥:タイムレコーダー
中央前:ナースウォッチ
右:真鍮懐中時計
線香時計
西洋時計
西洋時計
西洋時計
エジプト美術置時計

それにしても、色んな種類の時計があるものだ。

時計といえば、おフランスはパリの時計店でお仕事されているムーンサイクルさんにおいで頂いて、総評をいただきたいところだ。
帰国の際には、是非松本にお出かけください!


美術館、博物館めぐりで少し疲れた。
近くの神社に寄って、気分を変えてみよう!


ちょこっとだけ歩こう

🔶四柱よはしら神社


名称は天之御中主神あまのみなかぬしのかみ高皇産霊神たかみむすびのかみ神皇産霊神かみむすびのかみ天照大神あまてらすおおみかみを祭神とし、4柱の神を祀ることによる。
地元では、10月の例祭「神道祭」から「しんとう(神道)さん」と呼ばれる。
地元では四柱を「しはしら」と誤読される傾向にある。

御祭神の天之御中主神あまのみなかぬしのかみは天の中央に坐します主の神として産霊神のはたらきを統一される神様です。
高皇産霊神たかみむすびのかみ神皇産霊神かみむすびのかみは宇宙創造の根元の神様で、御神名の「むすびの神」は実をむすぶ、苔がむす等と同様に生産し、果実し、調和させる力を示します。

造化の三神とも申し上げるこの神々の御力によって、天地万物が生成されたと言われております。

天照大神あまてらすおおみかみはこの造化の三神の御神意を地上に顕現される神様で伊勢の神宮、宮中賢所にも奉斎される最高至貴の大祖神様です。

このように大変高い御神徳の神様を主祭神としてお祀り申し上げる神社は全国でも珍しく、四柱神社は全ての願いが相叶うという意味で「願いごとむすびの神」として全国各地より御崇敬を頂いております。

出典:Wikipedia
テレビ松本より引用


なるほど、なるほど。
古事記や日本書紀を脳味噌のおくぅの方から引っ張りださなければならない。

確か、天照大神あまてらすおおみかみ伊邪那岐命いざなきのみこと黄泉国よみのくにから戻ったときに洗った左目から生まれたんだよね。

ということは、天地万物を創った造化ぞうかの3神天照大神を主祭神として祀っているという極めて稀有で崇高な神社ということじゃないか。

ご存知のように天照大神は、伊勢神宮の内宮に祀られる天皇家の祖神様。

造化の3神
Discover Japanより引用
かなりコミック調


天照大神
Discover Japanより引用


神さまと言えば、この男「生まれたてのおっさん(山ちゃん)」に登場願おう。
神話好きが講じて、神さまについて独自の持論を面白おかしく展開していますよ。

特に、上の「神さまのせい」は秀逸。

神妙な顔をして、お参りしている紳士淑女の皆々様!
この記事読んで頭を柔らかくしてから出直した方がいいかも。

それにしても、タイの国王はオモロイ。


おお~っと、脱線した。
話を戻そう。

それでは、しっかりと神社をお参りしていこう。

本堂
意外と質素な佇まい


二礼二拍手一礼して、無事お参りは終了。

神社を出て、なわて通りを抜けると、こりゃまた目を引くオブジェが。

20年近く前、東京藝術大学の学園祭のときに1年生が作った神輿みこしだそうだ。
引き取り手を探していた時に、なわてのシンボルが「かえる」ということもあって手を上げ、引き取らせてもらったそうだよ。


若い学生さんの創作だったんだ。
それにしても愉快な顔
してるね。



松本1日目の後半はここまで。
実はここからアクシデントが、、、

ホテルには夕刻チェックインしたが、入室して掃除が行き届いてない事を家内が気づき、外出して居酒屋から戻った時に部屋の隅々をホテル責任者に見てもらい、ご理解いただく。
なんてったって、ベッドの上の敷居やあちこちのへりにホコリがたまってたんですよー。

気持ち悪くなってしまい部屋の交換をお願いするも空き部屋はなし、夜も更けてきたし、で思案投げ首のところ、ホテル側から地域の空いているホテルを探すとの提案。

ロビーで待つこと30分くらい。
ようやく市内で唯一空きが見つかったが、シティーホテルのエグゼクティブルーム、ここしか空いてないとの返答。

料金がグンと上がってしまうが、結局、迷惑代として差額分はホテル側が補填してくれることとなった。

災い転じて福となすとは、このことだ。
四柱神社を詣でたご利益がこんなところで発揮された。(^^♪
夜も22時近い時間まで大変だったが、颯爽とシティーホテルのエントランスに入り、チェックインし、ゴージャスな気分に浸るのであった。

チャンチャン。

松本探訪1日目は、これにて終了。
次は、日本浮世絵博物館に寄ってから、安曇野の穂高神社を目指します。




#一度は行きたいあの場所 #松本 #開智学校 #四柱神社
#松本市時計博物館 #賑やかし帯 #なんのはなしですか
#写仏部





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