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涅槃寂静【福岡市博多区永寿院】

こんにちは!
朝晩と冷え込み、昼との温度差が激しく体調を崩される方が多いようです。
皆様体調にお気をつけてください。

さて本日は、これまで三法印の「諸行無常」「諸法無我」について書いてきましたので最後の一つである「涅槃寂静」について書いていきます。

涅槃寂静

「涅槃」とはサンスクリット語での「ニルヴァーナ」の訳で悟りの境地の意味もあります。
「ニルヴァーナ」とは炎を吹き消すという意味で、煩悩が吹き消された穏やかな状態のことです。

「寂静」とは苦や迷いのない境地のことをあらわします。
お釈迦さまが亡くなることも涅槃と言います。

苦に満ちた世界から抜け出すことを解脱する、悟る、涅槃に入るといい、苦を抜け出した心穏やかな状態が悟りの境地なのです。

涅槃寂静に到達するためには心を穏やかに保ち自己を見つめることが大切です。心の平和を求めるための究極の境地とされています。

以上がこれまで書いてきた三法印の「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」の教えになります。
仏教の中心的な真理であり、苦しみや迷いを解決する教えであります。
この三法印を理解することで幸福に生きるヒントになるのではないでしょうか。

永寿院(臨済宗大徳寺派)
812-0037
福岡市博多区御供所町13-7
092-291-8004



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