函館2歳Sの前走チェックコメント

2024年最初の2歳重賞ということで、久しぶりに僕がレースを見て書き残した前走のチェックコメントをご紹介したいと思います。

あと、個人的に調教の動きが良く見えたお馬さんに調教印（◎：1週前＆今週両方良く見えたお馬さん、◯：今週良く見えたお馬さん、▲：1週前良く見えたお馬さん）を付けていますので、コメントと合わせてご活用いただければ幸いでございます。

ちなみに、今年の重賞レースで調教印を付けたお馬さんの成績は、

• 22-17-17-112/168

• 単勝回収率：120.2％

• 複勝回収率：98.8％

• 単勝適正回収率：100.8％

です。

調教印馬は、やっぱり期待値が高いっす😁

１枠１番エンドレスサマー

【My】

明らかにパドック太かったしモッサリしてた。中枠から一番のスタート切って馬任せでも二の脚速く逃げる競馬。4角から追い始めて直線シッカリは追ってたけどノーステッキで残り100mは追うのを緩めて0.8秒差圧勝。競りかける馬居なくて展開は向いたけど自力で勝ち取った逃げなので価値ある。※追記：7/7現在、現2歳芝補9指数単独2位の92マーク。

２枠２番チギリ

5頭立ての大外枠からスタート決めて、抜群のスタート切った内の馬に行かせて2番手からの競馬。良い手応えで3～4コーナー回って、4角先頭から直線ムチ入れて全開に追って0.3秒差1着。

３枠３番リリーフィールド

外枠からソコソコスタート決めて二の脚速く外の馬と競りながらジワーッと逃げる競馬。直線肩ムチのみで全開に追うことなくノーステッキで1秒圧勝。※追記：7/7現在、現2歳の芝・ダート全ての補9指数抜けた1位の100をマーク。1秒負かした2着馬が次走同じくダ1000で逃げて0.5秒差完勝。

３枠４番ヒデノブルースカイ

中枠から平均的なスタート切って二の脚で外からジワーッと前に出て行って、3角で内に寄せて内の各馬（逃げ馬以外の先行馬4頭）に迷惑をかけて（これで騎乗停止）、3～4コーナー内の逃げ馬と馬体を併せて競りながら良い手応えで回って、直線全開に追って逃げ馬を振り切って0.3秒差1着。3角で迷惑をかけての勝利なのでちょっと後味が悪い。

４枠５番ニシノラヴァンダ

【My】【調教▲】

函館の芝で外を回して楽な手応えで反応良く好時計で調教駆けてた。中枠から抜群のスタート切って二の脚も速く逃げる競馬。3～4コーナー良い手応えで回って、直線シッカリは追っていたけどノーステッキで0.7秒差圧勝。調教走るしスタート抜群で馬自身が走るのは大きなアドバンテージ。

４枠６番モズナナスター

内枠からソコソコのスタート切って二の脚付いて内枠ということもあって逃げ馬の直後という絶好の位置で少々追っ付けながらの追走で3～4コーナー回って、直線そのまま最内を全開に追って0.8秒差の2着。このレースは逃げ切り勝ちの勝ち馬が強かった。

５枠７番サトノカルナバル

内枠から好スタート切るも二の脚速くなく中団外で3～4コーナー回って、直線向いて手綱で気合付けしながらも追い出しは我慢して、残り350mから追い出すと一気に突き抜けて、ノーステッキで残り100m流して1.1秒差の大楽勝。追われてからの反応凄く良かったね。見た目のインパクトが大きいので次走かなり人気するでしょうね。

５枠８番ラインパシオン

大外枠からソコソコのスタート切って馬任せの追走で中団からジワーッと位置を上げて縦長馬群の4番手で3コーナーに入って、4角2番手で直線に入って、全開に追ってゴール前で逃げ馬を捉えて0.1秒差1着。

６枠９番ヴーレヴー

内枠から平均的なスタートも押して出して行って二の脚速く内枠というのもあって逃げる競馬。楽な手応えで3～4コーナー回って、直線シッカリ追ってはいるけど肩ムチのみでゴール前流して0.2秒差1着。馬場も枠も展開も全てが上手く行ったのは間違いない。

６枠１０番カルプスペルシュ

内枠から抜群のスタート切るも左にモタレて右手綱を引いてブレーキかけてる間に外から好スタート切って二の脚も速かった2頭にサッと行かれて逃げることができず、それでも逃げ馬の直後の絶好の位置で3～4コーナー回って、直線外に出さずに2,4着馬の間を抜けて差し切り1着。このレースはヒドイ競馬した4着馬が強かったかな？※追記：4着馬は次走もこのレースと同じようにヒドイ競馬をしながら1着。

７枠１１番シュードタキライト

5頭立ての4番から抜群のスタート切って内の二の脚速い逃げ馬に行かせて、更に外から掛かり気味に追い抜いて行った2番手の馬も行かせて3番手で3～4コーナー逃げ馬の直後で回って、直線スムーズに逃げ馬の外に出してムチ入れて全開に追って0.2秒差1着。

７枠１２番オカメノコイ

内枠から平均的なスタート切って押して出して行って内枠もあって逃げることができた（2,3番手は8枠の2頭）。良い手応えで3～4コーナー回って、直線ノーステッキで全開に追わず0.5秒差完勝。前走の新馬戦の勝ち馬（リリーフィールド）の価値を更に上げたね。

８枠１３番エメラヴィ

【調教◯】

内枠から平均的なスタート切って、内枠ということも味方して二の脚で先行して逃げ馬の直後の絶好の位置で3～4コーナー回って、直線スムーズに外に出して全開に追って0.4秒突き抜けて完勝。馬場も枠も展開も全てが上手く行ったのは間違いない。

８枠１４番ヤンキーバローズ

【My】

函館Wでフットワークかなり良く馬ナリのままで上がり1F11.8秒と走ってた。5頭立ての大外枠から頭を上げながらのスタートで一番遅いスタート切って、3～4コーナー3番手の外を回す岩田パパらしくない距離ロスして、4コーナーの残り400mから仕掛けて4角先頭から全開に追って1馬身抜け出したゴール前は流して耳をおっ立てて0.2秒差1着。まだまだ馬が子供も、フットワーク良いし調教走るし馬体も良い。走ってくるお馬さんのような気がするよ。