ロシアワールドカップ紀行(北京〜モンゴル編 その5)

やった…!遂に…!遂に……!


筆を取る気になった!!!!!!!


前回更新からはや半年、ワールドカップどころか平成も終わろうとしている今、遂にこの紀行が終わりに向けて再び動き出した…!(40日中の3日目も終わっていない)

世間ではワールドカップなど、とうの昔のことと扱われているのに、このnoteでは開幕前で止まっている上、本人はロシアにすらたどり着いていない。
私みたいなズボラには到底ブログなど無理だろうと思わされる程の筆不精ぶりである。
とりあえず続き、書く。


さて、前回(多分もう皆さん覚えていないだろうが)は6時間以上もの間トイレに行けない事がわかり、人間としての尊厳を失いかねない戦いにブチ込まれた。

日本代表が世界と戦う前に、私はユーラシアの大地で尿意との絶対に負けられない戦いと直面していたのである。

そこで私は一つの決断を下すことになる。

それは…


寝る。


寝てしまえば尿意もへったくれも何も感じずに済むのだ。
つまり私の勝ちである。

しかし、中々お目にかかれない中国での台車交換。
男児なら一度は憧れた『車両基地』という響き。
恐らく今後二度とこのような経験はできないだろう。

ということでしばらく寝るのを我慢して台車交換を見届けることにした。

そうこうしていくうちに列車は車両基地に入り、作業が始まる。

作業は1両ずつジャッキアップして、作業員が手作業で台車を交換していく。
ジャッキアップのスピードは乗っている側はわからないぐらい遅い。

ぶっちゃけ10分で飽きた。


なので早めに睡眠を決め込む。

そして真夜中。モンゴルの入国審査官が睡眠中の私を叩き起こしパスポートチェックに来た。

3度も。


え、パスポートチェックとか1度で良くない?知らない間に俺3回も入国してたの?国境線で反復横跳びとかしてないのに?と様々な疑問が脳内を飛び交ったが、入国審査官の横にいた聡明そうなドーベルマンを見て、逆らったら喉元噛みちぎられると危機感を覚えた私はおとなしく3回もパスポートを見せた。

そして尿意との戦いを制するために深い眠りにつくのであった。

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