見出し画像

2021年度医療経営士3級予想問題②

2021年度版の医療経営士予想問題集。3級は4月末までに2級は5月上旬までに発刊予定です。少々お待ちいただければと思います。

それでは本日は介護報酬改定から一問。

問 2021年度介護報酬改定のうち「感染症や災害への対応力強化」について、正しいものを選択肢より一つ選べ。

[選択肢]

1通所介護、通所リハの利用者数は新型コロナウイルス感染症の影響を受けやすいので、介護報酬上特別の対応がされている。 

2 施設系サービスの方が感染症がまん延しやすいことから、施設系サービスのみ感染症対策が求められている。 

3 新型コロナウイルス感染症のクラスターは介護施設にとって喫緊の課題であり、2021年4月から全ての事業所がBCP(業務継続計画)を備えていなければならない。 

4災害への対応については訓練の実施が必要であるが、地域住民の参加については次回介護報酬改定で検討されることになった。 

5介護報酬改定率が+0.70%であったが、うち0.05%が新型コロナウイルス感染症に対応するため特例的に2022(令和4)年3月末まで評価されている。 



[出題可能性]A

[主題意図]
2021年度介護報酬改定のうち一丁目一番地といわれる「コロナ対策」、「災害対策」について出題した。


○1 利用者減の月の実績が、前年度の平均延べ利用者数等から5%以上減少している場合に、基本報酬の3%の算定が可能等の特例措置がある。

×2 施設系のみならず通所系、訪問系を含め全サービスに感染症対策が求められている。全サービスにおいて、委員会の開催、指針の整備、研修の実施、訓練の実施が必要とされている。

×3 3年間の経過措置期間があり、2021年4月にBCPを策定、備置しておく必要はない。3年間の経過措置は感染症対策でも同様である。

×4 災害対応は地域との連携が不可欠であり、訓練の実施に当たって、地域住民の参加が得られるよう連携に努めなければならない。

×5 特例的な評価は2021(令和3)年9月末までの間である。

[解答]1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?