信用がお金に変わる!?ホームレス小谷のストーリーから学ぶプロ意識
こんにちは、石黒英一(いしくろえいいち)です。
今回は、西野亮廣さんの著書『新世界』の中でとても印象的だった「信用」と「お金」にまつわる話を紹介します。
ホームレス小谷から学ぶ「信用」の力
みなさんは、ホームレスでありながら日給50円でどんな仕事でも引き受ける芸人・小谷さんを知っていますか?『新世界』には、そんな小谷さんのエピソードが載っています。彼は西野さんの助言に従い、たった50円で草むしりでも行列に並ぶでも、どんな仕事でも本気で取り組む生活を続けました。その結果、彼は日給50円でも食べ物をご馳走してもらったり、泊まる場所を提供されたりして、意外にも生活に困らなかったんです。
そんな小谷さんが挙式費用を捻出するためにクラウドファンディングを行うと、たった半年で250万円も集まりました。その背景には、小谷さんが積み上げてきた「信用」がありました。要するに、信用が「お金」に換金されたんです。
無償でプロ意識を持つことの重要性
この話で一番面白いのは、何もお金が絡んでいない段階から小谷さんが本気で取り組んでいたこと。それは、私の周りの経営者や働き手にも共通していることです。無償であっても、誰よりも真剣に仕事に取り組む。誰もがやりたがらないことを誰も見ていなくても全力でやり遂げる。プロ意識で仕事をして、相手の期待以上の結果を出すことで、圧倒的な「信用」が積み重なります。
そして、その積み上げた信用が「信頼」に変わる瞬間があります。信頼される人には、新たな仕事やチャンスが集まります。結局のところ、「お金」は目に見えた結果でしかなく、その源泉は「信用」です。プロ意識を持って無償ででも先に与えることで、相手の心に感謝と信頼が生まれる。この流れが、お金を呼び込むんです。
自分が信用を積み重ねるために
だからこそ、私はどんな仕事でも全力で取り組むようにしています。特に若手社員のみなさんに伝えたいのは、「今はまだお金にならない仕事でもプロ意識でやりきること」が大切ということ。いずれその積み重ねが信頼となり、大きなチャンスや収入につながります。
みなさんも、まずは信用を積み上げてみてください。お金はその後についてきますよ!