ポジティブ思考を手に入れるための近道
こんにちは、石黒英一(いしくろえいいち)です。
日々、忙しい社会人生活を送る中で、つい物事のネガティブな面に目が行きがち。でも、実は私たち人間にはポジティブに物事を捉え、成長していく力が備わっています。今回は「足るを知る」ことの重要性を中心に、ポジティブ思考を身につける方法についてお話しします。
1. 人間はネガティブに物事を捉えやすい生き物
多くの人は、仕事やプライベートでどうしてもマイナス面を見てしまうことがあります。これは実は当たり前のこと。なぜなら、動物としての本能がネガティブな思考を優先させているからです。危険を察知して生き延びるために、マイナス面を見ることが役立ってきました。例えば、車の交通量が多い道路を渡るとき、ネガティブな思考が働かないと事故に遭う危険がありますよね。
しかし、そんな本能に流されてばかりだと、毎日の生活や仕事で前向きになれない。そこで重要なのが、意識的にポジティブな考え方を取り入れることです。
2. 人だけが持つポジティブ思考の力
実は、動物の中でポジティブな思考を持てるのは人間だけです。犬や猫が「昨日よりも早く走ろう」とか、「今日はもっとご飯を食べよう」なんて考えることはありません。笑。人だけが、向上心や目標を持って成長しようとする特別な力を持っています。
では、どうやってこのポジティブな力を引き出せるのか?ここで一つの答えが「足るを知る」という考え方です。すでに持っているものに感謝し、その上でさらに努力を続ける。これは、私がビジネスでも活かしている大切な考え方です。
3. 「足るを知る」ことの大切さ
「足るを知る」とは、老子の教えで、今あるものに感謝し、幸せを感じることの大切さを説いた言葉です。日々の忙しさの中で、どうしても私たちは「もっとこうなりたい」とか「まだ足りない」と思いがち。しかし、その前に今自分が持っているものに目を向けてみてください。
たとえば、今働けていることに感謝する。仕事があること自体がすでにありがたいことです。そう考えると、日々の仕事に対する向き合い方が変わり、生産的に取り組むことができます。
4. 解釈を変えるだけで人生が変わる
私たちが経験する出来事そのものを変えることはできません。しかし、解釈は変えられます。何か悪いことが起こったとき、「これは自分にとって何かの試練だ」とポジティブに捉えることで、人生は大きく変わっていきます。たとえば、上司に厳しく叱られたとしても、それを「成長のチャンス」として受け止めることで、モチベーションが上がります。
まとめ
ネガティブな思考は私たちの生存本能が原因ですが、それに支配される必要はありません。「足るを知る」という考え方を実践し、今の自分に感謝することで、ポジティブに物事を捉えられるようになります。ポジティブな解釈を日々心がけ、周囲に良い影響を与える存在になりましょう。これこそが、職場でもプライベートでもモテるための秘訣です。
今日はここまで。ありがとうございました。