BGSその2
今回のお話はBGSのお話その2。
前回の時にはアーティストプルーフを。
今回のものでは通常カードを。
相変わらずコレクターとして、
少しでも色々な知識と経験を、と思い、
いくつもの変わったカードを鑑定に。
実は今回はマヌケなお話が1つあって、
BGSに出す前
↓
「PSAで鑑定出来ないカードをどうやって保存しよう?
BGSに出せばいいんだ!よし、やろう!」
↓
BGSに出してから約一ヶ月後
↓
PSAで色々鑑定出来るようにサービスが向上。
↓
「一ヶ月前に言ってください、PSAさん・・・。」
という。
ま、鑑定に出した以上は深く考えてもしょうがないので、
戻ってくるのを待つのみ。
んで帰ってきた。
こんなカードを鑑定。
※画像が歪んでいるように見えるのはスキャンした際に光の反射によるものなので、カードとしてはどれも問題無い品。
のんびりと紹介していこう。
《欲深きドラゴン/Covetous Dragon》日本語版FOIL
大好きなドラゴンのカード。
綺麗に保存しておきたかった1枚。
この日本語版のフォントは好きじゃないけど、
やっぱりこの時代のカードの雰囲気は好き。
次、
《ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator》日本語版FOIL
これも好きなカード。
日本語のフォントは…(以下略
今じゃこんなデメリットの生物は使われないが、
当時はトーナメントカードの1つだった生物。
性能より見た目。
通称:エヴァ。
次
説明不要の1枚。
《セラの天使/Serra Angel》第4版日本語版黒枠。
MTGを象徴するクリーチャーカード。
MTG黎明期最強生物。
日本語版が出た当初も大人気。
我が社の看板娘。
この第4版のフォントこそ至高。
これはいずれPSA10が欲しい。
次
《厳かなモノリス/Grim Monolith》日本語版FOIL
人気カードの1つ。
たまたま日本語版のFOILを持っていた。
値段調べたらなんかとんでもない数字になっていて驚いた。
EDH需要かな?
次
エラーカード。
スペイン語の第4版の《セラの天使》。
通称:セラメンタル。
知らない人は多い・・・というより、
そもそもスペイン語の第4版なんて開封した事ある人のほうが少ない。
実はこれは《セラの天使》であって《セラの天使》ではない。
いや、絵はたしかに《セラの天使》ではないのだけれども。
このカードのイラストは《時の精霊/Time Elemental》というカード。
通称名も2つのカードの読みから
セラ・エンジェル+タイム・エレメンタル=セラメンタル
となっている。
この《時の精霊》は当時のレアリティでレア。
スペイン語の第4版では《時の精霊》が収録されず、
このセラメンタルが代わりに入っている。
つまり、セラメンタルはレア。
アンコモン枠ではないという事。
と言ってもスペイン語第4版のパックから、
自力でセラメンタルを引いた事はない。
思ったより状態の良いものが無く、
PSA10がいずれ欲しいのだけど難しそう。
次
《伝国の玉璽/Imperial Seal》日本語版。
ほとんど使われないけど高いカード。
需要はせいぜいEDHくらいしかない。
三国志のお話の中では
「これを持つ者が皇帝の証」
という位置づけでありながらも、
「持つ者がだいたい不幸になる」
という呪われたアイテム。
このカード、ヴィンテージで使った事無いかも。
今回のBGS鑑定で最高点がついたカード。
最後。
これだけは今でもPSAで鑑定されるかどうか謎の1枚。
知っている人も少ない不思議カード。
《Magic Guru》という少々変わった一品。
今回の一番「どうなるんだろう?これ。」と思っていた品。
BGS7点。
うん、このカード、最初から状態以前に紙質が違うし、
裁断もしっかりしているわけじゃないから、
どうやっても9点さえ難しいだろうなーって思っていたら案の定。
一歩間違ったら
「鑑定不可」
になると思っていたので、
こうしてケースに入って戻ってきただけで御の字。
このカードを鑑定した人ってほとんどいないんじゃなかろうか。
いくらするのかも謎。
気付いている人は気付いているはず。
グル・ランドと同じエキスパンションマーク。
そういえば《Magic Guru》にも原画があるんだろうか。
以上。
貴重なカード達がひとまずケースに入って強固になったので安心。
ではまた。
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