見出し画像

好きな天使、ドラゴン、デーモン。

ツイッター質問箱でこのような質問をいただいた。

---------------------

カーリアに因んで好きな天使、ドラゴン、デーモンのTOP3を教えてください。
天使の1位は分かりきっていますが(笑)

---------------------
いつものごとく、というべきか、
皆様、質問の仕方がしっかりしておられる。
というわけで、
あいも変わらず《セラの天使/Serra Angel》さんは殿堂入り。

質問のカーリアとは、こんなカード。

カーリア

《巨大なるカーリア/ Kaalia of the Vast 》
コスト:1赤白黒
伝説のクリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
飛行
巨大なるカーリアが対戦相手1人に攻撃するたび、あなたはあなたの手札にある天使(Angel)クリーチャー・カード1枚かデーモン(Demon)・クリーチャー・カード1枚かドラゴン(Dragon)・クリーチャー・カード1枚を、タップ状態で、その対戦相手を攻撃している状態で戦場に出してもよい。
2/2
神話レア


天使とドラゴンとデーモン限定のコスト踏み倒し系女子。
EDHの人気ジェネラル。
1年の間で天使、ドラゴン、デーモンは新しいものが出る事が多いので、
新セットが出るたびにパワーアップしていくジェネラルと見る事も出来る。
これらの生物をコストを踏み倒して出すのが楽しいので、
使っていて飽きにくいジェネラル。
このカードでコストを踏み倒せるのが、
天使、ドラゴン、デーモンの3種族であるため、
今回の質問はこの3つの種族というわけ。

そのわりに回答するカードが全然カーリアで使われない気がする。

ドラゴン部門

漆黒

《漆黒のドラゴン/Ebon Dragon》
コスト:5黒黒
クリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行
漆黒のドラゴンが戦場に出たとき、
あなたは「対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚捨てる」ことを選んでもよい。
5/4
レア

ポータルのドラゴン。
能力は弱い。
7マナで5/4飛行と手札破壊。
けれども絵は良い。
このブレスを吐いている絵が剣と魔法のファンタジーの感じが出ていて良い。
これと《地下墓地のドラゴン/Catacomb Dragon》の絵が甲乙付けがたいところ。

強さで言うなら
《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》。

スキジリ

毒大好き。
黒らしくてこちらのドラゴンもかなり好き。
特にスキジリクスはEDHのジェネラルに出来る点も大きい。
ジェネラルダメージを無視して毒殺するところも面白い。
(だいたいの状況で21点ダメージより先に毒殺出来るため。)

ドラゴンと言ったら赤のイメージなのだけれども、
絵や能力で選んでいたらどれも黒だった。
もちろん赤のドラゴンも好きなものは多い。
《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》
《真紅のヘルカイト/Crimson Hellkite》
《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》
あたりが大好きなところ。
《シヴ山のドラゴン》は能力として、
一見活躍の場が無いかと思う人もいるかもしれないが、
《シヴ山のドラゴン》は今でも活躍の場がある。
オールドスクールという他のドラゴンというより、
優秀な飛行生物が限られている環境。
《シヴ山のドラゴン》はオールドスクールでは、
とても優秀なフィニッシャーとして使われる事がある。
時々これに殴られているし、
時々これで殴りに行く。

デーモン部門

ネズミ

《Infernal Spawn of Infernal Spawn of Evil》
コスト:8黒黒
クリーチャー デーモン(Demon) 子供(Child)
飛行、先制攻撃、トランプル
あなたが自分のライブラリーのカードを探す際に「僕も来たぞ!」と言った場合、
あなたは(1)(黒)を支払ってあなたのライブラリーからInfernal Spawn of Infernal Spawn of Evilを公開してもよい。
そうした場合、それはあなたが選んだプレイヤー1人に2点のダメージを与える。
これは1ターンに1回しか行えない。
8/8
レア

アンヒンジドのデーモン。
アンヒンジドでドラフトすらやった事がある店主だが、
このカードを使った事はないし、使われた事もない。
このカードの父?である、
《Infernal Spawn of Evil》は使われた事がある。
このカードは絵を見ると落書きのように追加書きでDemonとなっているが、
ルール上も間違いなくデーモン。
ただし、父?のほうの《Infernal Spawn of Evil》はDemonではない。
ちなみにデッキに《Infernal Spawn of Infernal Spawn of Evil》が複数入っていれば、
デッキに入っている枚数分だけ起動出来る。
つまりデッキに4枚入っていて、
一度のライブラリーサーチの際に8マナ払えるなら、
対戦相手に8ダメージ与える事が出来る。
そんな状況は滅多に無いだろうけど。
4回も「僕も来たぞ!」と言う光景は面白そうだ。

普通のカードのほうで好きなデーモンは、
《Minion of Tevesh Szat》
というマイナーなカード。
絵が好きなだけ。

こんなカードだ。

デーモン

《Minion of Tevesh Szat》 
コスト:4黒黒黒
クリーチャー — デーモン(Demon) ミニオン(Minion)
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(黒)(黒)を支払わないかぎり、Minion of Tevesh Szatはあなたに2点のダメージを与える。
(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+3/-2の修整を受ける。
4/4
レア

能力的には弱い。
Ice Ageのカードなので知らない人も多そうだ。
MTG始めた頃にたまたま入手して、
《動く死体/Animate Dead》で釣って喜んでいた。

デッキで使う程のカードで好きなものでは、
《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon》一択。
このカードはEDHでも大人気だが、
ヴィンテージでも《ドルイドの誓い/Oath of Druids》で使われる事がある。
もっともヴィンテージでは《グリセルブランド/Griselbrand》がほとんど。
《グリセルブランド》は登場から早々にEDH禁止を食らったので、
デッキで使えないのが残念なところ。

天使部門

修復の天使

《修復の天使/Restoration Angel》
コスト:3白
クリーチャー 天使(Angel)
瞬速
飛行
修復の天使が戦場に出たとき、あなたがコントロールする天使(Angel)でないクリーチャー1体を対象とする。
あなたはそれを追放し、その後そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻してもよい。
3/4
レア

4マナで3/4瞬速、飛行、そして天使以外をブリンクさせる能力。
指定コストも1つで使いやすい。
隙が無い。
インチキ。
全天使の中で最強クラス。
そして絵もかっこいい。
通常版もプロモ版もどっちもかっこいい。
強いて言うなら通常版のほうが好き。

《セラの天使/Serra Angel》は3白白で4/4飛行と警戒だけ。
この天使は指定コストが減り3白で3/4飛行、瞬速とオマケあり。
どっち使う?と言われたら、
100人が100人《修復の天使》を使うだろうという程差がある。
刷られた時代の違いとはいえ、
クリーチャーのインフレっぷりを体現している。

強くてかっこいい天使が出る事はとても喜ばしい。
自分勝手な事を言わせてもらうと、
MTGのクリーチャータイプ・人間に一切興味がない(笑)
剣と魔法の世界なので、
ドラゴン、天使、エルフ、ゴブリンといった、
人外が活躍するほうが嬉しい。
MTGは昔はクリーチャータイプ・人間は無かった。
今は昔のカードを含めて「見た目が人間」の生物に、
だいたいクリーチャータイプ・人間が割り振られた。
これ、ルールの整理のためだったのだろうけれども、
個人的にあまり好きな変更ではなかった。
こうせっかくのファンタジーの世界から、
無理やり現実世界に引き戻されたような感覚があったので。

ちなみに《巨大なるカーリア》は何故か人間。
人間なのに飛行持っててドラゴンとデーモンと天使のコスト踏み倒し。
よくわからない生物。
できればカーリアさんは人外であってほしかった。
それこそカーリアさんは、
「クリーチャータイプ・天使、デーモン、ドラゴン」
の3種を持つミュータントのほうが面白かったような。
でもカーリアさん本体の能力は面白いので大好きだ。
この1枚があるからこそ、
天使、デーモン、ドラゴンに新しいカードが出るたびに、
「今度の新カードはカーリアで使えるか?」
と思うようになった。
そして、この3種族のどれとどれが並ぶと、
どんな相乗効果が生まれるのかを考えるのも楽しい。

カーリアのデッキで使われる天使で好きな天使は、
《希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hope》
《決断の天使/Angel of Finality》
《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》

天使

あたり。
特に
《決断の天使》は墓地を対策するカードの1つなので、
入れておいて損無し。
墓地を消されてコンボが不成立になる相手もいるので、
これを1枚仕込んでおくと案外役に立つ。

と、こんなところ。
絵で選んだものがほとんど。
挙がったものをまとめると、

《漆黒のドラゴン》
《地下墓地のドラゴン》
《シヴ山のドラゴン》
《荒廃のドラゴン、スキジリクス》
《真紅のヘルカイト》
《ボガーダンのヘルカイト》

《Minion of Tevesh Szat》
《Infernal Spawn of Infernal Spawn of Evil》
《Infernal Spawn of Evil》
《グリセルブランド》
《ルーン傷の悪魔》

《修復の天使》
《希望の天使アヴァシン》
《決断の天使》
《黄金夜の刃、ギセラ》

いつか原画で1つでも入手出来たらと思うけれども、
さすがに厳しそうだ。

ではまた。



【Magic:the Gathering専門店 Cardshop Serra】

https://cardshop-serra.com/mtg

【Duel Masters専門店 Cardshop Serra】

【Weiβ Schwarz専門店 Cardshop Serra】

【Cardshop Serra (MTG) Twitter】

【Cardshop Serra (DM) Twitter】

【加藤英宝 Twitter】

【質問箱】

【加藤英宝 Instagram】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?