10/31の不正解
あえて言わない美学ってあると思う。その方がかっこいいし。夢とか、語っただけで笑われるだけだし。そんなことを思いながら、私は、あえて言わない美学に徹してきた。ぱっと、夢を叶えられる日が来るように裏でこそこそと。と、ある日ふと思う。なんで裏でこそこそしてるんだろう。表で成功してる人なんてごまんといるのに、なんで私は裏で。家庭環境の悪さ、友人の少なさ、理由は沢山あれど、そこから離れたSNSくらい表に立ってもいいのでは。SNSまで隠れるなんて馬鹿では。自分の行動の矛盾に気付いたわけだ。もし夢が叶わなかった時に、そんなに気合入れてやってたわけじゃないし、という負けた理由を、逃げる理由を作ってるだけなのでは。不正解を出したくない生き方だったもんね。過去の私はね。今の私はどうだろう。ここでいっそ逃げ道を塞いでも良いんじゃないか。過去のテレビでもう中学生が、「自分にお笑いは向いてないと思ってたけど、志してた裏方じゃなくて、演者になりたいと思った。ダメという烙印を押されるために養成所に入った。」(正確ではないけどこういった内容)と話しているのを聞いた。夢を叶えたことが正解で、叶わなかったことが不正解ではなく、もう中は、不正解と言われるために養成所に入ることを正解としたのだ。何言ってるかわかんないけどうまく汲み取ってくれ。かっこいいなと思った。完全に感化された。私はこれから夢を言っていこう。私は焼菓子と珈琲のお店を開きます。
2021.10.31 ハッピーハロウィンえいきち
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