09/21

ものすごく久しぶりに蚊に刺された。私が覚えていないだけかもしれないが、蚊に刺された記憶があまりない。最後に虫に刺された記憶は、数年前にビーチサンダルを履いて森に分け入った時。得体の知れない虫に土踏まずを刺されたらしく、同じ箇所に小さな虫刺されが十数個できたのが最後だ。思い出したくもない。文章に書いただけでも鳥肌が立った。蚊に刺された記憶はもう忘却の彼方へ。蚊に刺されやすい人間がいるのならば、私は蚊に刺されにくい人間なんだと思う。私は蚊が嫌う血を持つ。確かどこかの小学生が蚊に刺されやすい人のメカニズムを解明していたが、足の裏にいる菌の種類によってなんだそう。これは足が臭いから蚊が寄っていくとかではなく、毎日洗っているから寄ってこないとかでもなく、純粋にその人の持っている菌の種類らしい。興味ある人は調べてみると楽しいかも。この足の菌説は尤もらしいし、昔から言われているO型は刺されやすいというのも経験上その通りだと思う。どちらの説でもO型で刺されやすい人は逃げられなくて不憫に思えてくる。この言葉を贈りたい、ドンマイ。あらゆる説を理解するというのは楽しい。賛成の説も反対の説も、どちらもそれなりにプレゼンが上手い人から説明されると信じてしまいそうになる。地球温暖化という大きなテーマを挙げても、我々はもう既にそれが起こっているものとして学んでいるので反論など無いだろう。しかし世界には「地球温暖化などそもそも起こっていない」と言う人は少なくない。はっきりと覚えているわけではないが、「地球誕生から長い目で見るとここ数十年の気温上昇は周期的に普通」そんな感じの意見だったり、「どこかの島国が海岸に植えていたヤシの木を引っこ抜いたらビーチが流失し、島が無くなりそうになったのでその国の偉い人が海面上昇のせいって大きい声で言い始めた」みたいな意見だったり。本当か嘘かを検証したことはないので聞いたままを書いているが、その辺りを調べてみると面白いかもしれない。「南極の氷が溶けても水位は変わらない」というのもある。コップの中の氷水の氷が溶けたところで水位変わらないし、確かにそうだなと思ったが私が騙されている可能性もあるので安易に信じてはいけない。結局地球温暖化って本当?嘘?となるわけだが、そんなの誰にだってわからない。とりあえず起きてると仮定して行動するのが一番平和だ。今日もなにもない一日だった。

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