【英文記事に挑戦 No.773】おばあちゃんは25歳
【この記事の内容は】
・TOEIC専門塾「英語屋」講師が書いています
・英文記事やウェブページから「TOEIC的」でありながら「大人が興味を持つようなネタ」を探してご紹介。
・読解問題もご用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。
・一番最後には、簡単な和訳と解説も。
【Pre-Reading】
祖母のことは grandmother(もしくは grandma)と言いますが、曾祖母のことは、何というかご存知ですか?
正解は・・
そう、
そうなんです、
あれです、あれ、
great-grandmother!
なんだか「巨大なおばあさん」みたいですね。
さて、今日ご紹介する記事のタイトルは:
Oklahoma great-grandmother celebrates her 25th birthday
「great-grandmother」と「25回目の誕生日」という、一見ミスマッチの言葉が気になりますが、この謎を解く鍵は leap year(うるう年)にあります。
記事を読んで答え合わせしましょう!
【問題に挑戦】
Q: Mary Forsythe について正しいことは?
(A) 11人のひ孫がいる
(B) 市役所で誕生パーティーを行った
(C) ギフトは何でも喜んで受け取る
(D) 公式には、25歳として認定されている
↓ 記事はこちら
記事を読んで、問題を解いてから次に進みましょう。
【Side stories】
leap year(うるう年)の leap は jump と同じで「飛ぶ」という意味。1日多い年を、なぜ「飛ぶ年」というのか気になって調べてみました。
Wikipedia によると、365日(7日×52週+1日)の年だと、同じ日付の曜日は、1年で1日ずれるだけなのに対して、うるう年は366日(7日×52週+2日)なので翌年は曜日が2日ずれることになります。それがジャンプしているように見えるからだとか。
(例)2月22日(猫の日)
2022年2月22日 火曜日
👇翌年は1日ずれて、
2023年2月22日 水曜日
👇翌年は1日ずれて、
2024年2月22日 木曜日 leap year
👇翌年は2日ずれる!
2024年2月22日 土曜日
せっかくなので leap year のこの1年、さらに飛躍できる年にしたいですね。
【正解&和訳】
Q: Mary Forsythe について正しいことは?
(A) 11人のひ孫がいる
👆この部分で、(D) 公式には、25歳として認定されている は間違いだと判明しました。
続きを読みましょう。
👆ここで、(A)11人のひ孫がいる が正解と判明。
さらに、(B) 市役所で誕生パーティーを行った、は間違いだとわかりましたね。
👆上記より、(C) ギフトは何でも喜んで受け取る、も不正解ですね。
文中に出てきた centenarian という言葉は「百歳」と意味。century(世紀)が元になっていて、一世紀を生きた人、という意味です。なんかカッコいいですね!
そういう私も、half a century を既に生きてきたわけですが・・😹
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