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おぼえられへん英単語対策:③語呂合わせを賢く使おう
英語屋には語彙集中特訓クラスという、単語学習に特化したクラスがある。去年新設したこのクラスが結構好評だ。私(このnoteを書いてる古澤)も、やってて楽しい。
単語を覚えるという地味な作業は、英語嫌いを作ってきた元凶の一つであると思っているが、現実問題として、ある程度の数の語彙を知らないと話にならない。これはどの言語にも言えることで、日本語にしてもある程度の漢字を覚えないと教科書だって新聞だって漫画だって読めない。私たち日本人はこれだけ大量の漢字を覚えてきたんだ、英語だって同じように覚えられるはず!
とは言え、私も単語を覚えるのは大の苦手だったので、無茶なことは言いませぬ。うちの語彙集中特訓クラスでは、忙しい社会人や学生でも無理なく取り組めるよう、「週に50語、1日15~30分間」を目安に自主学習してもらっている。そして週に1度の授業では、その50語をベースに様々な語彙関連問題に挑戦して、語義や語法の理解を深めるのだ。苦労して覚えた単語が、TOEICのリスニング問題、穴埋め問題、長文読解問題それぞれに、どんなふうに登場し、どんな点に気を付けなければいけないかを、この授業を通して学ぶのである。適度な緊張感と達成感が得られる素晴らしいクラスだ(自画自賛その1😹)。
そして毎週の授業の締めくくりに必ず行っているのが 覚えにくい単語の検討 である。受講生それぞれに「これは覚えにくかった」「どうしても覚えられない」という単語を挙げてもらって、その場で私が 語源、例文、画像 などを紹介したり検索したりしながら、覚えるヒントを提示する。受講生の皆さんからは「おお~、なるほど、これで覚えられます!」という気持ちいいリアクションが来ることもあれば、「・・まあ、なんとなくイメージできるようになりました」といった奥歯にものが(それも結構デカいのが)挟まったようなコメントで終わることもある。なるべく前者の比率が高くなるよう、毎週全力を尽くしております。
今日は覚えるヒントの1つ、語呂合わせを使って覚える方法をご紹介しようと思う。語源、例文、画像だけでは覚えにくいものを何とか記憶するにはお勧めの方法だ。語呂合わせには「ちょっと無理があるやろ!」というものもあるが、なるべく無理のない語呂にすると、かなり省エネで暗記することができる。
それでは、過去の名作(自画自賛その2😹)をいくつかご紹介しよう(以下、英語屋のボキャログ、というブログより抜粋)。
attire
発音「ァタイァ」⇒「あ、タイヤの "服装" 」
crucial
発音「クルーシャゥ」⇒「苦しい、やる。 "重要だ" から 」
emerge
発音「イマージ」⇒「今、アジ が "出現する" 」
そして、最近授業中に思いついて、われながら「名作やん!」と思ったのがこちら。
anecdote
名詞で「(特定の人物・事件にまつわる)逸話」という意味だが、私自身、大学院に入るまでこの単語とは出会わなかった。TOEICでもめったに目にしない難語だが、語呂を使えば簡単に覚えられるので、この機会に皆さんもちょっと考えてみてください。
ヒントは、発音: アネクドーt!
![](https://assets.st-note.com/img/1696401513147-i5cwla6V3j.jpg?width=1200)
私が、授業中、瞬間的に思いついたのはこちら:
発音「アネクドーt」⇒「姉、口説こうとした "逸話" 」
「しょーもな!(=くだらない)」と感じた皆さん、ごめんなさい😹。そう、くだらないのが語呂合わせ。皆さんも、どんどんしょーもない名作を生み出してくださいね。
そして、もしもこんなクラスにご興味があれば、10月から新学期スタートです!一緒に楽しく学びましょう~。
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