オンライン詐欺にご注意を!
【この記事の内容は】
・TOEIC専門塾「英語屋」講師が書いています。
・英文記事やウェブページから「TOEIC的」でありながら「大人が興味を持つようなネタ」を探してご紹介。
・読解問題もご用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。
・一番最後には、簡単な和訳と解説も。
【Pre-Reading】
scam、という言葉をご存知でしょうか?TOEICではまず出てこないのですが、英語圏で暮らすなら、もしくは社会問題について語るなら、知っておきたい単語です。発音は「スキャム」、意味は「詐欺、ペテン」。振り込め詐欺などは電話を使った詐欺なので「a phone scam」と言います。類義語は fraud(フロード)。
今回は、オンラインで毎年のように登場する詐欺について注意を呼び掛ける記事を読んでみましょう。
その詐欺は “secret sister gift exchange” と言いまして、「知らない女性同士で、1000円程度の贈り物交換しよう!」という、一見すると、なんだか無害な、ステキな提案のようなのですが・・。
【問題に挑戦】
Q: The U.S. Postal Inspection Serviceは、この「交換」について何と言っている?
(A) 郵便局員が関与している
(B) 個人情報をさらす危険がある
(C) 参加すること自体は合法である
(D) 郵便局で贈り物の授受ができる
↓ 記事はこちら
記事を読んで、問題を解いてから次に進みましょう。
【Side stories】
どんな scam かというと、概要はこんな感じ:
SNS(Facebookやインスタグラム)で参加を呼び掛けるメッセージが表れる
10ドル程度の品物を買って、交換リストに名前のある人(全く知らない人に)に送ろう!
あなたの名前も、その交換リストに載るので、知らない人から贈り物が送られてくる(最高で36個も)
という触れこみですが、実際は、1個も送られてこない人がほとんど
というわけなので、金銭的には失うのは「10ドル程度+送料」と少額ではありますが、この記事によるといろんなリスクがあるようです。以下の解説も読んでみてくださいね。
【正解&和訳】
Q: The U.S. Postal Inspection Serviceは、この「交換」について何と言っている?
(B) 個人情報をさらす危険がある
この記事には、詐欺を表す言葉として、pyramid scheme と言う言葉も出てきました。直訳すると「ピラミッド計画」ですが、日本語でいうところの「ネズミ講」のことです。こういう単語も、TOEICには出てきませんが、社会問題について英語で語るためには知っておきたいですね。
それでは、また次回!
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