
R.I.P., 教授・・
【この記事の内容は】
・TOEIC専門塾「英語屋」講師が書いています。
・英文記事やウェブページから「TOEIC的」でありながら「大人が興味を持つようなネタ」を探してご紹介。
・読解問題もご用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。
・一番最後には、簡単な和訳と解説も。
【Pre-Reading】
今週は訃報が相次ぎました😿。今日はその中のお一人、坂本龍一さんに関する記事をご紹介します(受講生の岡崎さんからご紹介いただいた記事です)。
英国の The Guardian という新聞の記事ですが、音楽専門の記者が書いたものなので、かなり詳しいです。教授(=坂本さんのニックネーム)のことをあまりご存知ない方も、なぜ彼が世界的に有名だったのかよくわかるので、ぜひ読んでみてくださいね。
【問題に挑戦】
Q: マイケル・ジャクソンは、YMO(坂本龍一が所属したグループ)のどの楽曲をカバーしましたか?
(★8段落目を読んでみましょう:Their English-language ~ から始まる段落)
(A) Behind the Mask
(B) Thriller
(C) Technopolis
(D) Merry Christmas, Mr. Lawrence
↓ 記事はこちら
記事を読んで、問題を解いてから次に進みましょう。
【Side stories】
坂本さんは、クラシックにも造詣が深く、アカデミー賞作曲賞の受賞者でもあります(アカデミー賞は、ラストエンペラーで受賞)。
「教授」というニックネームで、その上、作曲家というと、超マジメな人をイメージしてしまいますが、実はお笑いも大好きで、ダウンタウンとも仲良しでした。
浜ちゃんが番組の罰ゲームで、NYの教授の元に、シャーペンを取りに行ったり、
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」(1989〜)罰ゲーム「浜ちゃんニューヨーク坂本龍一宅にシャーペン取りに行く!!」(編集)(「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!スペシャル」1995年4月2日)@_30776506271@retoro_mode pic.twitter.com/mMpIyCJxmG
— minipops (@minipops5) February 7, 2021
「アホアホマン」としてダウンタウンと共演した映像は、今も目に焼き付いています。
(これは嫌いな方もいらっしゃるかも・・ファンの皆さん、すみません!)
真の坂本教授を知らない皆様へ#坂本龍一#アホアホマン#ごっつええ感じ pic.twitter.com/IMvt77DIUu
— U🅿️ (@PRINCE_4ever_) June 13, 2020
【正解&和訳】
Q: マイケル・ジャクソンは、YMOのどの楽曲をカバーしましたか?
(A) Behind the Mask
Their English-language lyrics
彼ら(=YMO)の英語の歌詞は、
helped them (to) cross over into the US,
彼らが米国へと渡っていくのに役立った、
where they appeared on the TV show Soul Train, and
(そこ=米国では)TV番組のSoul Train※にも出演したし、
[ ※ 有名な音楽とダンスのパフォーマンス番組]
their electronic production influenced
彼らの電子楽曲制作は、影響を与えた、
early hip-hop and electro scenes.
ヒップホップとエレクトロというジャンルの草創期に。
Michael Jackson covered their song Behind the Mask
マイケル・ジャクソンは、彼らのBehind the Maskという楽曲をカバーし、
and intended to include it on Thriller,
アルバム「スリラー」に含めるつもりだったが、
but a royalties disagreement prevented it.
印税の折り合いがつかなかったことで、頓挫した。
👆この文から、(A) Behind the Mask が正解だとわかりました。
「スリラー」に入らなかったのは、ほんとに残念です。
YMOのオリジナルがこちらで、
マイケルのカバーがこちら。このPVもカッコいい!
Rest In Peace, 坂本教授。
(↑この省略形が、R.I.P.)
◆『TOEIC® L&R TEST 難攻不落のPart7記事問題 完全攻略』
この note を書いている古澤の最新刊です。この1冊で、記事の読み方が大きく変わるはず。
◆かゆいところに手が届く、そんな英語講座をお探しなら
こんな方にお勧めなスクールが「英語屋」です。
スコアと実力、どちらも上げたい方
文法嫌い・苦手を克服したい方
自宅学習を無理なく習慣化したい方
弱すぎず、強すぎず、適度なプレッシャーをかけてほしい方
グループ講座の他に、マンツーマン講座もございます。
無料説明会(=個別カウンセリング)も受付中。
このnoteを書いている講師、古澤弘美が直接お話しいたします。ぜひお気軽に。