【英文記事に挑戦 No.765】リサイクルショップで1500万円!
【この記事の内容は】
・TOEIC専門塾「英語屋」講師が書いています
・英文記事やウェブページから「TOEIC的」でありながら「大人が興味を持つようなネタ」を探してご紹介。
・読解問題もご用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。
・一番最後には、簡単な和訳と解説も。
【Pre-Reading】
中古品の売り買いができる「リサイクルショップ」、英語では thrift store と言います(リサイクルショップは和製英語)。
thrift (発音は:スリフt に近い)は「倹約、節約」という意味なので、このお店で買うと「倹約できるよ」ということでしょうか。
私も昔は、近所にあるちょっと怪しいリサイクルショップを覗くのが好きでした。ほとんど買ったことはないんですけど、いろんな商品を見ているだけで楽しかった。
米国ヴァージニア州のそんなお店で、ある女性が 3ドル99セント(約 570円)で購入した品物がなんと10万ドル以上(約 1500万円)に大化けした!というのです。
どんな品物で、なぜそんな高い値がついたのか、ぜひ記事で確認してみましょう。
【問題に挑戦】
Q: 誰が、10万ドル以上の値を付けた?
(A) 欧州のコレクター
(B) Venini という会社
(C) Wright というオークション会社
(D) Facebook 上で「ともだち」になっている人
↓ 記事はこちら
記事を読んで、問題を解いてから次に進みましょう。
【Side stories】
お宝は a glass vase(ガラスの花瓶)でしたね。vase は、ときどきTOEICにも登場しますが発音が2通りある点に注意が必要です。
1つは ヴェイス(アメリカ英語)
もう1つは ヴァーズ(イギリス英語)
どちらも、こちらで発音が聞けますよ。
Venini というイタリアのブランドのもので、且つイタリア人建築家 Carlo Scarpa がデザインしたという希少価値の高い品物とのことですが、リサイクルショップではきっと荒っぽい扱いを受けていたでしょうに、ベネチアン・グラスがよくぞ壊れずに残っていたものです。
こんな記事を読むとリサイクルショップでお宝探しをしたくなりますが、そのためには、まずは本物を見なくては!Venini、こんど百貨店に行くことがあったら、見てみようっと。
【正解&和訳】
Q: 誰が、10万ドル以上の値を付けた?
(A) 欧州のコレクター
👆この部分で、この記事の概要がわかりましたね。
続きを読みましょう。
👆インターネットの力はすごいですね。そして、この購入者の女性、ガラス製品の facebookグループを持ってるくらいですから、相当な趣味人だということもうかがえます。
👆この部分より、(A) 欧州のコレクター が正解だと判明しました。
なんだか、みんなハッピーな結末ですね。コレクターもうれしい、見つけた人もうれしい、オークション会社もおいしい。クリスマスにぴったりの話題でした。
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