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レッスン中に翻訳ツールをこっそり使う生徒さんがいた

初対面の十代の生徒さん。

私が文法の説明をして、「理解した、質問はない」と言う。

じゃあこの文を英訳してみよう、と例文をあげた。
すると、何やら下を向いて何かしている。

数秒後、正しい答えを返してくれた。

「当たってますか?」ときかれた。

翻訳ツール使っているようだ。

私は助けるためにいるのに、どうして頼ってもらえないのかな
説明を本当は理解してなかったのかな
間違ったら怒られると思っているのかな

いろんな「かな」が頭を駆け巡ったけど、
最大の「かな」は、、、

どうしてありのままを話してくれないのかな

「わからない」と言いたくない?
初対面の人の前で間違えるのが恥ずかしい?
講師より翻訳ツールを信じてる?

その生徒さんには、信頼する講師を見つけて欲しいと思う。
何かを学ぶにはありのままの自分と向き合う必要があることを知って欲しい。

講師は事実をありのまま伝えてもらわないと生徒さんを助けられない。
「わかったのか、わからなかったのか」
「できるのか、できないのか」
私は知りたいです。教えてください。

生徒さんが講師にありのままを伝えるにはある程度の信頼関係が必要。

人間同士、信頼関係を育むべきだと思っています。
初対面の先生とは自己紹介して。
自己紹介は無駄な時間じゃない。
お互いを知って。
赤の他人でなくなってからレッスンを始めましょう。

あなたはどう考えますか?


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