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medetaico
英語ー音読をしていますか?
初級者の方向けです。
以前、正確でなくとも、ざっくり言えればいいとして、まず口から出すこと、言える範囲で言ってみる、ということを書きました。
ここで、音読やリピーティングの練習についても書いておきます。
「とにかく、ブロークンでも話すという練習をすればいいんだ!」という意味ではないんです。
口から出すのも大切です。
でもそれだけを続けていても上手にならないということにどこかの段階で気づくと思います、そこで、通訳学校でも必須の「音読」。
同時通訳の神様、國弘正雄氏が「只管朗読」とおっしゃった「音読」
ひたすら声を出して読む、ということですね。
音読によって、脳の知識と口や喉の神経がスムーズに連携してつながってくる、(ざっくり説明すると)わけですが、私も振り返ると音読で基礎力がついたところがあると考えています。
何度も繰り返して読むステップの中で、徐々に、
「口がスムーズに動くようになってくる」
「発音が良くなる(これは音声がついているものを使ってぜひ真似をしてください。)」
「文章の構造に注意がいく余裕が出てきて自分が話す時にも応用できるようになってくる」
「言葉の意味、が感覚的にイメージできるようになってくる。」など少しずつ、体にしみてくるようになります。また、「気づき」が出てきます。
「こういう時はこの前置詞なんだ!」などなど。
息継ぎどころを意識することでリスニングの時もそれが生きてくる、など多くのメリットがあるにも関わらず、音読が意識されていないことがあります。
もし、「なかなか話せるようにならない」という方で、
「音読はあまりしたことがない」ので、あれば、
今年の練習では取り入れてみていただけたら、と思います。
※medetaico さん、画像を使わせていただきました。ありがとうございます。