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ほんの少しの損した気持ち

サービスを提供することについて、気づいたことを雑記。

ゴールデンウィークを利用して初めて沖縄に行ってきた。
いつもよりちょっと背伸びして、良いホテルに連泊するのだが、
チェックインの時にこんなことを聞かれた。

「サステナブルの一環で、部屋の掃除は要望がある場合しか入らないことになっています。いかがいたしますか?」

思わず言っていた、掃除は無くていいですと。

ここで掃除してくれと言ったら、このご時世の悪党に思えて。
他の人も見てるし、パートナーも自分の判断を気にしている。外聞を気にする私はそう答えるしかなかった。

もしネット予約の際に、どちらにしますか?YES、NOのチェックなら、YESにしてたかもしれない。そうそう良いホテルなんて泊まる機会がないんだから。

だけど誤解しないで欲しいのは、
私は掃除してくれないことに損したという気持ちになったのではない。1日でそこまで汚くなるわけでもないし、環境に対しても良い方を選びたいと、私は思っている。

何が損した気分になったかというと、今までやってたことをやってもらえないと感じて「損した」と思ったのだ。

小さなことだけどサービスを削る時に、ユーザーに損な気分にさせない、というのも大事に感じた出来事だった。


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