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TOEIC935点を取るまでに効果があった英語勉強法4つ

今回は、私がTOEIC935点を達成できるまでにやって効果があった英語勉強法を4つ紹介したいと思います。

ちなみにTOEICだけではなく、私の英語力の向上に効果があった勉強法を紹介しておりますので、TOEICに興味がない方もぜひご覧ください。

私の英語勉強スイッチが入るまで

私は2023年にTOEICで過去最高点の935点を取りました。幼少期に海外に住んでいた経験もなく、公立の学校でごく一般的な英語教育を受けてきました。

本格的に英語勉強にスイッチが入ったのは、大学受験の時(10年以上前)です。志望校が英文学科などで有名で、私はその時、直感でその大学に入りたいと思いました。それまで志望校などなかった私は、本当に直感と雰囲気でそう感じました。

その大学に入るためには、英語力をもっと伸ばさないといけないということに気付き、高校3年の受験勉強期に私の英語勉強がスタートしました。もともと、他の教科と比べても英語は少し得意でした。(例えば学校の定期テストで100点満点中70~80点は常にキープできているくらい)

唯一、他の人と違う英語環境があったとすれば、大学在学中に約1年のアメリカ留学を経験したことです。ただ、留学すれば英語が勝手に伸びるというのは誤解です。一緒に留学をして、帰る頃に英語力がほぼ変わってない人もたくさんいました。

それから10年以上経ち、TOEICで935点を取れた時も事前にTOEICの対策をしまくったかというとそうでもなく、これまでの英語勉強の蓄積で達成できた印象があります。

1. ひたすら英文を音読(ネイティブのように)

まず、私の原点と言っても過言ではないのが「音読」です。

元々、東進衛生予備校の講師であった安河内哲也先生に出会ったのをきっかけに音読という概念を知りました。と言ってもそんな難しいことではなく、ただ英文を音読しまくるという勉強法です。

もちろん、音読のコツやこういうイメージを持って音読するとより効果が出るというアドバイスはあるのですが、それ以上に大事なことはシンプルに多くの英文をひたすら声に出して読み続けるということだと思います。

ちなみに、音読する英文に制限はありません。むしろ、とにかく色んな英文を音読しまくることが推奨されていたと思います。例えば、参考書に載ってる短い英文から、TOEICの長文問題、NewsWeekのニュース記事まで。身の回りにある、ありとあらゆる英文を音読しまくります。

音読の効果は私の経験ではかなり高いので、英語学習に行き詰まりを感じている方はぜひ中長期視点で試してみて欲しいです。

もし正しい効果的な音読の仕方が気になる方は「安河内哲也 音読」と調べて色々記事や動画を見てみてください。本もおすすめです。

2. さまざまな長文問題を解く

私が大学受験の際、志望校の英語試験は長文問題が特徴的だったこともあり、かなり長文対策をしていました

具体的には、予備校で配布された長文問題をひたすら読んで解く、志望校の過去問の長文問題を解く、という当たり前のことを繰り返していました。

英語の長文読解は、慣れてくるとパズルを解いてるような感覚があり、長文を読む前から「さーて、どこに答えが隠れてるのかな」という感じで、楽しみつつ読むことができます。

私は、長文問題は単語、熟語、文法などをすべて合わせた英語の総合格闘技のようなものだと思っています。

日頃、英単語、熟語、文法の暗記や反復を繰り返して自分の血肉としつつ、長文問題を解いてみることで自分のレベルアップが実感できます。

ただ、勘違いしてはいけないのは、
「英単語、熟語、文法を覚えた=長文問題も楽勝」ではない
ということです。

長文読解は国語の長文問題の英語バージョンといったイメージで、やはり長文問題独特の解き方やコツがあります。(例えば、長文中の単語はあえて難しい単語が使われていて、文脈で読解できるスキルを求められているなど)

長文問題は数をこなして解いていくことで、長文を解くときに必要な

・長文問題に耐えられる集中力
・知らない単語も文脈で理解する能力
・先に長文全体を拾い読みして全体像を把握する能力
・問題文と選択肢を先に見てから、長文を読んで答えを探す能力(人によってやり方は違います)

を鍛えることができます。

3. 外国人と英語で会話をする

私は日本の4年制大学に通っていたのですが、留学生を多く受け入れている大学で、そこで多くの留学生と英語で話す機会がありました。この機会が実践的な英会話をする良い練習になりました。

また在学中に1年のアメリカ留学プログラムに行ったので、そこでも多くの海外から来た学生、アメリカ人と英語で触れ合いました。この表現は日本にいたら知ることはなかっただろうなという英語をたくさん知ることで、英語の奥深さ、面白さを実感しました。

英語ネイティブの方と話していると、学校の授業では絶対出てこない表現を学ぶことができます。それはまさに「生きた英語」であり、何より価値のあるものだと思います。

日本にいながら普通の生活をして外国人とコミュニケーションを取るのは少しハードルが高いと思うかもしれませんが、今はネットやアプリを含め、様々な選択肢があるので、不可能ではありません。

ぜひ一度外国人の友人を作る、英語でコミュニケーションを取ってみるということを試してみてください。そこには英語を勉強するという目的を超えた価値があります。外国人の友達を持つということについては、また別のnoteでも書いてみたいと思います。

4. 基礎の基礎から英文法を学ぶ

「英語は伝わればOK」「単語だけでも海外で通じる! 」というのはある意味間違っていないと思うのですが、個人的にこれまでの英語勉強でしておいてよかったと思うのが、英文法を基礎からしっかり学んでおくことです。

英文法がわかっている状態というのは、パッと英文を見たときに、いわゆる「第5文型のうちこれは〇〇だな」とか、「ここが副詞でこの単語に掛かってるんだな」というのがすぐにわかるのが一つの目安かなと思います。かつ人にそれを説明できると良いと思います。

英文法がわかっていると、英語の理解度がぐっと上がります。

英文法に不安がある方は、ぜひ中学英文法の問題集から一度やり直してみてください。その基本的な勉強は絶対無駄にならないです。

TOEIC900点越えにTOEIC対策は必須か?

私の英語学習歴の中でTOEICを対策した期間は、935点を取った試験直前の2ヶ月ほどだと思います。(それも毎日のように問題を解いてたわけではないので、実質1ヶ月もないかもしれない)2ヶ月ほどで何をしたかはまた別noteで。

私が言いたいのは、TOEICで高得点を取りたい!と思ったとき、必ずしもTOEIC対策をガチガチにしなくてもいいということです。

基本的な英語の理解、英語の文法を学ぶ、英語を音読する、英語を聞く、長文問題を解く、英語のYouTubeを聞く、外国人と話す、オンライン英会話をする、英単語を覚える、英熟語を覚える…などすべての英語に触れる瞬間がTOEIC高得点につながっています。

今回このnoteでご紹介したことは、私の現在の英語力(TOEIC935点レベル)に至るまでに絶対欠かせないものだったと確信を持って言えます。

もし今、TOEICで高得点を取りたいけど、自分の勉強法が合っているのかわからなくて不安という方は、1つでもいいので取り入れてみてください。何かが変わるかもしれません。


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