見出し画像

英単語に発音されない文字がある理由

ラズベリーの綴りが
raspberry だって気づいてらっしゃいましたか?


こんな単語があると
「発音しない文字を入れるの、やめてくれー」
って中学生がよく叫びます(笑)


一見、
ラズベリーの中の「p」も
そう見えますが、


この単語、元々は、rasp=やすり。

rasp + berry

やすりみたいに表面がでこぼこした果物だから
raspberryだと言われています。


そう考えると自然な綴りですよね。


ただ、
長年の使用の間で
発音が変化してしまいました。


「いとこ音」
ー 口の形が同じで、息だけの音か、声が出る音かの違い

の/p /と/b/が連続すると、

有声音の方が残りやすいのです。


そして、

sも有声音に引っ張られて

/z/へと有声音化。


そう考えると
ラズベリーのスペルが
raspberry であることが納得できませんか?


もっと難しのは、cupboard でしょう。
/p/が落ちるだけではなく、
board の /oar/ 部分の音まで変化してしまいますもんね。


今日も
受講生さんの気づきから
こんなやり取りができました。

楽しくて
幸せだなあと感じます❤️