【株式投資】オンライン教育業界銘柄分析【アライドテレシスHD】

今回紹介するのは「アライドテレシス」という企業です。

この企業は、医療、公共、文教の3市場を主要なターゲットと位置付け、「ネットワークプロダクト」「ソリューション」「サポートサービス」事業を国内外に展開し、海外における売上高が全体の4割から5割を占めています、

ネットワークプロダクト事業は最先端のネットワークテクノロジーを安全かつ簡単に使える形で供給してます。

ハードウェアはアジアの自社工場で製造したネットワーク機器を販売し、ソフトウェアは自社で開発しています。

ソリューション事業は自社とパートナーの製品を組み合わせてセキュリティ対策などのソリューションを提供しています。

医療分野に医療の最重要課題である「止まらないネットワーク」を実現し、学校へは授業で利用するタブレットPCなどへ無線LAN環境などを構築しており、ダイワボウ情報システムへの売上高が全体の約2割を占めています。

時価総額は106億円で、2021年1月現在の株価は97円です。

株価の推移を見てみましょう。

コロナショック前が96円で、

コロナショックで49円まで暴落します。

しかし、その後6月には160円まで急騰しますが、すぐにもとの水準まで戻り、

9月には142円まで再び急騰しますが、またすぐに元の株価に戻っています。

決算を見てみると、売上高は毎年29,000百万円付近で推移しており、安定感はありますが、2002年に記録した61000百万円の半分以下にとどまっているという見方もできます。

また、純利益は前年が1,400の損失だったのと同様に、2020年度も同じ額の損失を計上しています。

地域別の売上を見てみると、海外では20%以上のマイナスになっていますが、日本ではプラス1%となっており、GIGAスクール構想の恩恵を受けたといえるでしょう。

今後は

企業のテレワーク促進、文教事業でのオンライン授業の加速、医療でのオンライン診療など、この企業が持っている強みを発揮してくれるといいですね。

アライドテレシスは買いでしょうか?

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