イギリス大学院授業実況【リーディングスキルの自動化】
以前の記事でリーディングスキルについて解説をしましたが、それらを使いこなすためにはどうすれば良いかという観点で書いていきます。
何事に関してもそうですが、「知識を持っているだけ」の状態と、「知識を使いこなす」の間には大きな壁があります。
「学んだリーディングスキルを実践に移す方法を知りたい!」という方にぜひ読んでほしい内容になっています。
もし、リーディングスキルについてよく知らない読者さんは過去記事から探すと見つかりますので、そちらをまず読んでみてください。
まず最初に結論から言うと・・・
リーディングスキルを自分のものにするには、「試してみるしかない」ということです。
具体的には、ある特定のリーディングスキルの有効性を確かめるために、一定時間内にどれくらいの速さで読めたかの記録をとるのです。
読んだ内容について、知っている情報が多ければ速く読めてしまうので、一回だけではなく複数回試してみるとよいでしょう。
記録できたら、次は別のスキルのみを使って読めた時間を測るということを繰り返していきます。
そうすると、自ずと速く読める方法が分かります。
おすすめは、友達と一緒に取り組んでみることです。
すると、個人ごとに得意なスキルは異なっているはずです。
そうなる理由は、人によって持っている経験や知識が異なるため、その個性に合う方法論も違ってくるからです。
よく本やセミナーのタイトルで
「~すれば絶対に・・・できる!」
みたいなのがありますが、それは正しくは
「○○○という個性を持った人が~すれば・・・できる可能性が高い」
と言い直すべきでしょう。
とにかく大事なことは、自分にとって最適な方法を見つけることです。他の人の成功は参考程度にしかなりません。実際にその方法を試してみて合うかどうかはその人次第なのです。
その観点から言うと、学校の英語の授業で教わるリーディングスキルは、設問で問われている内容を本文から見つけ出して、選択肢の中で合っているものを選ぶという、リーディングの中でもとても限られたスキルしか使っていません。
つまり、それが得意な人がいれば、そうでない人も当然いるわけです。
それでは、苦手な人でもリーディングスキルを高める解決方法は何かと言うと・・・
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