イギリス大学院留学体験記【Course Repのお仕事】
前回の記事では大学院のTESOLコースの「Course Rep」に立候補して、当選したということと、応募をするにあたって提出した英文志望動機書を載せました。英文の書き方に興味がある方は見てみてください。
そもそもCourse Repとは何かというと、中学・高校でいうと生徒会のようなものです。
学生からお悩み相談を受けて、他のメンバーや大学の教授と話し合いをしながら問題解決に向けて取り組む仕事です。例えるなら学生と学校の橋渡し役と言えるでしょう。
それでは具体的にどのような仕事があるのでしょうか?
Course Repとしての初仕事は
「大学の外部評価委員たちとの面談」です。
イギリスの大学では学生からフィードバックを受けるために、他大学の教授が外部評価委員として来校し、所属している大学の良いところだけではなく、課題についても学生から聞き取り調査をしています。
その聞き取り調査をする相手というのが「Course Rep」というわけです。
もちろんCourse Repは個人的な意見を述べるためにその場に行くのではなく、他の学生の代表としての立場なので、他の学生たちの意見を吸い上げなければなりません。
そのため、授業の前後にアンケートを取ったり、一斉メールを送信して何か問題点などがあれば連絡をするようにお願いをしました。
その結果をパワーポイントでとりまとめて、発表の練習をして、外部評価委員との面接に臨みました。
Course Repに就任してから面接まで一週間くらいしかなく、他の二人の代表生徒との準備時間はとても短く、正直大変でした。
しかし、他のメンバーたちと協力をしながら意見の集約とパワーポイント作成を効率よく進めることができました。
実際の面接で聞かれたことは、
「TESOLコース全体の印象」と
「学生たちからの意見」についてでした。
これら全てが初めての経験だったので少し緊張しましたが、Course Repのメンバー全員が仕事に対して貢献することができました。
その結果、TESOLコースをより良くするための建設的な話し合いができたと思います。
今回の経験を通して、他の国籍の人たちと一緒に仕事をする楽しさです。生まれ育った背景が違う人たちなので、得意分野や考え方も当然異なります。その中で、お互いに苦労して身につけた英語を駆使してコミュニケーションをし、通じ合った時の感動は何よりも代えがたい経験でした。
この記事が迷っているあなたの背中を押せると嬉しいです。
別の記事ではCourse Repの応募をした時の志望動機書を載せています。ぜひ見てみてくださいね!
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