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教育業界銘柄分析【リソー教育】
今回紹介するのはリソー教育(4714)です。
この企業は首都圏で個別指導進学塾「TOMAS」を展開しています。
その他にも、受験対応型託児サービス「伸芽’Sクラブ」やマンツーマン英会話教室「インターTOMAS」等も展開することで、1歳から社会人までを対象に教育サービスを提供しています。
このほか、名門幼稚園・小学校への受験指導の「伸芽会」、社会人プロ講師のみを派遣する「名門会家庭教師センター」、学校内で個別指導を提供する「スクールTOMAS」、子供向けにスキー合宿やサッカー・体操教室など多彩なプログラムを開催する情操教育専門塾「プラスワン教育」等、幅広く展開しています。
業績を見てみると、2020年に過去最高の売上高と営業益を上げていたのが、
コロナによる影響で、営業益が半減してしまっています。
成長性を見てみると、ここ数年は5%~10%の間で売上高を伸ばしていますが、2021年はマイナス2.6%です。
収益性は、2020年はROE31.73、ROA15.18と素晴らしい数値です。
2021年はそれらが半減してはいるものの、それでも合格ラインです。
コロナ禍でも売上高をキープできる要因は何でしょうか?
それは、コロナ禍で変化する受験にも対応可能であったことです。
大手のカリキュラムや教材は簡単には変更できませんが、個別指導の強みを活かして、生徒に応じた対策をしていいるそうです。
さらにヒューリック株式会社とKONAMIとの3社業務提携を結び、
ヒューリックの幼児教育業界の市場開発再編、
KONAMIとの子供向け運動スクールを展開することを発表しています。
そして、これらの企業と協力して教育特化ビルを建設する予定です。
2021年3月11日終値時点の株価は321円で、PERは47.4倍、PBRは7.94倍と割高です。
配当利回りは2.49%です。
チャートを見てみると、
2019年の8月に528円に到達してから右肩下がりで、
さらにコロナショックで241円まで下落しました。
その後は上下動を繰り返しながら、現在の価格になっています。
この銘柄は買いでしょうか?
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