アカデミックスキル(2)英語での講義のノートの取り方
留学してからの大きな壁の一つが、講義を理解することです。講義を理解するためには、ノートを取り重要なポイントを把握し、その点に関する学びを自主学習で深めていく必要があります。
そもそも講義では、重要なポイントをどのようにつかめばよいのでしょうか?
以下にそのコツをお伝えします。
1.講義の最初と最後に重要なポイントが伝えられることが多い
2.繰り返し部分には、大事なポイントが入っている。
3.重要な点を言う際の定型文を把握する。
(例)The main point is ~ / The key theory is ~ / What I am
showing is ~ / Three main reasons are ~
4.重要ではない箇所を言う際の定型文を認識する。
(例)for exampleは重要点ではなく、例を示すなど
このように、講義の中で出てきた重要な点を把握した後に、どのようにその点に関する情報をノートに書けば良いでしょうか?
次は、ノートの取り方のコツを書いていきます。
1.インデントや小見出しを使う
2.箇条書きや番号を使う
3.下線や記号を使ってハイライトする
4.余白を残す
ノートに書くべき内容のイメージが湧いてきましたか?それでは、そもそも、よいノートには何の要素が含まれているのでしょうか?全体像を見てみましょう。
1.情報源
講義名、本、論文、データなど、ノートを見返した時にす
ぐに参照できるように
2.見出し
重要なトピックやキーワードを捉えていることをはっきり
と示す
3.キーワード
重要な点について、分かりやすい例、新しいアイデア、略
字などを使って説明
4.記憶のとっかかり
ノートを覚えやすくするための工夫(絵、色、記号など)
をしている
5.自習のための文献情報
重要な点や気になったことについてさらに詳しく知るため
に、今後読むべき本や文献情報
6.ページ番号
教科書や参考文献のページ番号を書いておくと、読み返し
たい時や論文を書くとき参照できる
7.適切な余白
最後の余白はとても重要です。なぜならば、ノートをした内容に関して批判的な質問、コメント、振り返りを書くためです。例えば、以下のような疑問を書き入れていくと良いでしょう。
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