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世界から見た日本の教育力
日本の教育力は世界でどれくらい評価されているのでしょうか?
日本でよく使われる指標として、PISAがあり、前回の調査で「読解力」の国際順位が大幅に低下したことが話題になっていました。
しかし、それでも全体的に見れば高い順位はキープされていて、あまり日本の教育について危機感が無いように感じていました。
ただ、PISAのデータだけを見ていても、国際的な日本の教育力は測れないでしょう。何か他のデータは無いのでしょうか?
そのような時に、#高橋ダン という海外暮らしが長く、最近日本に帰国して情報発信をしている人が、客観的なデータを元に日本の教育を分析していたので紹介しようと思います。
ポイントは、そのような彼が
「日本で子どもを育てて、教育を施したいか?」という視点です。
では早速見ていきましょう!
1.世界大学ランキング
日本で一番評価が高い大学は「東京大学」ですが、世界ランキングでは順位は何でしょうか?
この世界ランキングを発表しているサイトはいくつかありますが、主要なところを見てみると
「36位」と「43位」です。
2.教育と仕事の機会の関連性
世界中にネットワークがある国際的な大企業はどの国の学生を採用したいのかが分かるランキングです。
「Global talent ranking of Asia-Pacific countries / region in 2019」によると、日本は2018年に29位だったのが、2019年には35位に低下してます。
これはどれくらいの順位かと言うと、マレーシアが22位で、インドネシアが41位です。
両方、発展途上国に分類されている国ですが、その幅の間に日本は収まってしまっているということです。
確かにイギリスに留学している時にマレーシアやインドネシア人が多く留学していて、とても流ちょうにプレゼンテーションをしているのが印象的でした。
このように、東南アジアの国々は最近特に経済的に発展してきており、非常に教育に力を入れています。
つまり、日本の教育力は現状維持のまま、日本周辺のアジアの国々が力をつけてきており、国際的な指標やデータを見ると日本が抜かれ始めているということです。
それでは一体原因は何でしょうか?
(1)英語力
「Japan's EF English Proficiency Index Ranking」によると、日本のランキングは毎年下落し、現在53位です。ちなみにマレーシアは26位です。ベトナムは52位。
(2)GDPの相対的低下
国民一人あたりのGDPは約30年前は2位だったのが、23位にまで低下しています。
このような現状をどうすれば変えていくことができるでしょうか?次回の記事では解決方法について書いていきたいと思います。
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