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バッジ集めでフォローが楽しい(1)ー「メリークリスマス」はこれから禁止になる?

余談回です。
noteのバッジ機能はとても楽しくていいものだなと思います。
これをつい集めたくなって、まんまと乗せられてしまう。

そんな中で、ようやくという感じもありますが、
書くばっかりでなくnoteユーザーの皆様のフォローをしていこう、と思って見て回ってみました。

フォローさせていただいた方、この投稿は見てらっしゃらないかもですが、
突然のフォローで失礼いたしました。ありがとうございます。

トップページを見てみました。

色々あるなあと思いながら一番下まで行ってみると早速なんだか気になる記事が。

そしてアメリカでは宗教の平等への理解が深まり、12月の季節の挨拶は「メリークリスマス」から「ハッピーホリデー」へと変化した。

私は英語の先生をしていることもあり、季節の挨拶の際、時代の変化を感じ、早くから「ハッピーホリデー」というフレーズで生徒への挨拶をするようになっていた。自分が慣れ親しんだ「メリークリスマス」という響きへ馳せる思いはあるが、一方で「宗教の平等」への理解も大切であると考え、「メリークリスマス」というフレーズへ込める思いは変えずに「ハッピーホリデー」という挨拶を使っている。

とのこと。わかるなぁ〜。
僕は、企業さん方や著名人の方々がされるSNS英語投稿の文言チェック修正のお仕事をお受けしているのですが、「Merry Christmas!」と書いてあって、「Happy Holidays!」とした方がセーフでしょう、とお伝えするのは結構あるあるです。
ただ、不特定多数に向けたSNSやメディアでもなければ「Merry Christmasとは言わない方がいい」とは考えなくても大丈夫かな、と個人的には思います。

Hanukkahの期間がChristmasと被ることがあるので、気にしないといけないのはユダヤ系の人ですが、12/25に「Merry Christmas!」と言う人を気にするユダヤ系の人は見たことありません。Christmasを一緒にお祝いするユダヤ系の人もたくさん見てきました。

いけないとされるのは、Hanukkahが存在しないもののように振る舞いながら「Merry Christmas!」だけ声高に言っていること。

これが「ちょっと違うんじゃないっすか?」と感じるし、
「culturally insensitiveだ」と(ユダヤ系以外の人からも)怒られちゃうんじゃないかなぁと。

どれも宗教的イベントの前にまずお祝い事なので、
気にしすぎて何も言わないよりも、
Hanukkahの時には「Happy Hanukkah!/Hanukkah Sameach!」
Christmasの時には「Merry Christmas!」
春節の時には「Happy Chinese New Year!」
と言って一緒にお祝いするのが、みんな嬉しいしハッピーだと思います。

「周りにユダヤ系の人なんていないし、知らないんだから仕方ない。」
それはそう。僕もユダヤ系の人の知人ができてから知りましたし、
自分の世界にそういう人が現れたから知ろうという気持ちになりました。
それでいいんじゃないかと思います。
ただ、大人になってからだとあんまり教えてくれる人がいないから…Matsukiさんのように何事も積極的に意識しておいた方が自分にとっても良いのだろうと思います。生意気にすみません。

余談の余談。一度クライアントさんから「Christmasイベントを行うから『Xmas』という言葉を入れたイベントタイトルを考えてほしい」という依頼を受けたことがありました。

こうなると、商業的にどれだけ耳馴染みが良いかも大事になってくるので、また話が違ってきます。日本国内でのイベントだったので、マイノリティは無視しつつも大人しく『Xmas』を使って案を出させていただきました。

言葉は複雑ですね…

いや、言葉は単純なはずだけど、そこに人が複雑な意味を持たせてしまうのかもしれません。

読んでいただき、ありがとうございました。


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かっこいいえいご屋さん
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