英語 おもしろ 聞き違い!笑 母編 Part 2
母がなぜChecking inをチキンと聞き間違えたのか・・・
彼女の聞き取りは正確だったと私は思う。
確かにそう聞こえる。
日本語ではチェック・インを一つ一つを確実に“母音入り”で発音してしまう。
英語は子音を単独で発音する場合があり、子音によって、どこに子音があるかによって無声音になってしまうケースが多い。そこを私たち日本人は分かっていない、学んでいないため、英語人がする発音できない、または、するのが難しいから聞き取りができない、という状況になっていると思う。
Checking inの場合、“チェッキィイン”となりingのほとんどが無声音になり音として聞こえない。
なので早く言うと“チキン”になってしまう。
英語人はかなり早口なのでこういったケースが多発する。
これは発音の中でも“リダクション(脱落)”というもので、特定の音が弱く発音されたり、省略されたりすることです。
英単語が破裂音/t/、/p/、/k/、/d/、/b/、/g/で終わっている場合、これらの音は弱く発音されます。
going:「ゴーイング」→「ゴーインッ」gの音が脱落
bright:「ブライト」→「ブライッ」tが脱落
また、これらの破裂音で終わる単語の後に、子音で始まる英単語が続く場合、破裂音はほとんど発音されません。
Checking in : 『チェッキングイン』→「チェッキィイン」
going to:「ゴーイング トゥー」→「ゴーイントゥー」
night shift:「ナイト シフト」→「ナイッシフト」
これ以外にもリンキング(連結)、アシミレーション(同化)などがあります。
次回この辺りをお話ししたいと思います。
これらの英語の特徴を理解し、覚えることでリスニング、スピーキングは必ず上達すること間違いなし!
簡単にネイティブのように話せるようになります。