【EIGOBU】英会話がQ and Aになってませんか?6.2.2024
先日、EIGOBUではプロジェクトのひとつ、Language Exchangeミーティングがありました。Language Exchangeは日本語を学んでいるネイティブと一緒に、英語と日本語で交流する会です。
Language Exchangeはもう数回行なっているので、お互いの好きなものなどがだんだんわかってきて、リラックスして参加できるようになってきたかと思います。一人一人が話す機会を設けるために、トピックを決めて順番に話をしていきますが、フリートークの場面では自由に話が展開されるので、思いもよらないトピックに辿り着くことも!私自身も知らないことが聞けたりするので楽しいです。
英語学習者の課題:会話を続ける
EIGOBUでは前回のプロジェクトが「フリートークプロジェクト」だったこともあり、会話を続けるというのがひとつ目標としてあります。EIGOBU以外でも英会話だと会話が続かない!という声をよく聞きます。今回はネイティブとの会話の中で会話を続けるコツが見えてきました。
質問をしよう!
会話を続けるには積極的に質問をしましょう。英語学習者は相手の話を聞くことに一生懸命になってしまって、相手が話した後に「うん、うん」と相槌を打つので精一杯になっている人が多いです。そうすると、話は続きませんね。ぜひ質問をしてください。何も質問やコメントがないと、話した方は「私の話に興味がなかったのかな」と思ってしまいます。「それ面白いね。で、どこで習ったの?」など、情報を引き出しましょう。日本語のコミュニケーションでは、あまり深く聞いては失礼になることがあるので、質問などを避けることもあるかもしれません。でも私が経験した限りでは、英語のコミュニケーションでは質問をした方が「自分を知りたいと思ってくれてる」「興味を持ってくれている」とプラスに捉えてもらえます。その人のことをもっと知りたい!というマインドをもって会話をしてみてくださいね。
Q & Aにならないように!
質問することに慣れてきたら、話題が広がるような質問をするように意識しましょう。Language Exchangeで気づいたのですが、アメリカメンバーは質問をする時に、なにかエピソードを携えて質問をします。質問をすることで、自分が持っているエピソードに繋げていくんですね。「バーベキューではどんな炭使ってるの?備長炭ってあるでしょ。日本人はバーベキューで備長炭使うの?」「それって〇〇ってこと?それなら私はこんな経験があるよ」など。自分が知っていることや自分の話したいエピソードに関連した質問なんです。なので、質問をしたあとに、話がどんどん膨らんでいきます。
会話を続けるのは、質問をたくさんするだけではいまいち盛り上がりに欠ける場合があります。問題集のQ and Aみたいになってしまうんですね。なので、自分が話したいエピソードに繋がるような質問をすることで、「なんでそれを聞いたかっていうと、こういうことがあったんだよね」とエピソードトークができ、そこから会話が広がります。
自分のことを知り自信を持って話そう
会話を続けるコツというのは、どれだけ質問がぱっと言えるかに加えて、どれだけ自分のことを話せるかも重要になってきます。英語学習者の方はそれが苦手な人が多いように思います。どこかで「私が好きなことを話してもしょうがないでしょ」「私がやってきたことや私の意見なんて、たいしたことないし」など、遠慮をしているのではないでしょうか。英会話がうまく続かないと悩んでいるのであれば、疑問文をぱっと作れるとか、相手の言うことを理解できるようにリスニングを鍛えるとか、英語の部分だけを上達させていては足りないかもしれません。自分が好きなこと、自分が経験してきたこと、自分の意見を自信をもって話せるマインドを持っておくことが大事です。そうすると、そんなあなたに興味を持って質問をしてくれ、会話が盛り上がります。
英語はコミュニケーションのツールです。スムーズなコミュニケーションには英語の上達だけでは足りません。英語のコミュニケーションの仕方を学び、取り入れていきましょう。
Language Exchangeは EIGOBUのプロジェクトのひとつ
EIGOBUはプロジェクトベースの大人の部活です。プロジェクトを通して英語と向き合い、効果的に学ぶマインドを整えていきます。