COOP留学の現実🇨🇦#1 Diplomaを諦めることは可能?
カナダのCOOP留学は、留学と有給のインターンシップを組み合わせたスタイルで、現在最も人気の高い留学形態の一つです。今回は、私がCOOP留学中に学校に対して質問した内容やその回答を通じて、COOP留学のリアルな姿について詳しく記載していきます。
COOP留学の概要
まずはCOOP留学とはどういうものかおさらいしましょう。
カナダのCOOP留学では、一定期間専門分野について英語での座学勉強を経て、その分野で有給のインターンシップを経験し、Diplomaという修了書を受け取ることができます。その期間は選ぶコースや学校によって異なりますが、6ヶ月〜2年のものが多いです。
Diploma取得のメリット
学校からDiplomaをもらうことで留学を全期間やり通したという記録が残り、履歴書等にも記載することができる。
取得の過程で海外で就活をし、インターンとしてお金をもらって働くという貴重な経験ができる。
多くの人はDiplomaというより、その過程で得られる経験が欲しいのではないでしょうか。
Diplpma取得は困難?
前述の通り、DiplomaはCOOP留学の全過程を終えなければ取得できません。しかし、実際は有給インターンを見つけることすら困難な場合があります。
例えば、ホスピタリティコースの場合、ホテルやレストランなど、インターン先は比較的多いように思えますが、志願者が多く競争率も高くなります。
さらに、デジタルマーケティングコース等のITコースは、インターン先の母数が低いため、その分野での就労経験があることが求められることがほどんどです。
メリットの割には難度が高いようにも思えます。
Diplomaを諦めることは可能?
結論、可能です。
学校にリクエストをすることで、座学部分のみの修了書をもらうことができるようです。
ビザ、労働時間はどうなる?
元々、座学が終了しCOOP期間が始まると、労働可能時間が週20hから40hに増えるのですが、それはあくまでインターンの労働時間です。
そのため、インターンを諦めた場合、座学中と同じように週20hでバイトをすることが可能になります。
まとめ
バイトでの就労経験で十分、インターンが見つからない、Diplomaを取得しなくてもいい、といった方は、Diplomaを取得しないことも、選択肢としてアリかもしれません。
次回はCOOP留学の新事実について投稿したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!