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Versantライティングテストを受けて感じたこと

こんにちは!

今日は、Versantライティングテストを受けてみて
感じたことをお話します。

数週間前の記事で
Versantスピーキング&リスニングテストのことを書きましたが、
覚えていらっしゃるでしょうか?

覚えていないよ、
読んでないよ、という方には
こちら。

まず、Versantライティングテストって
あまり知名度がないと思うので
ちょっと説明しますね。

どんなテストかというと
「本当に話せる英語力の証明」
ということで、
「文章や語彙だけではなく、丁寧さなどを含めた英語を
適切に書く力を測定します。」

日経新聞社が出版社Pearsonからライセンスを購入して
販売しているテストです。

今回、私がこのVersantを受けた経緯は、
メイプルで提供する
企業やビジネスパーソン向け講座を開発するにあたり、
効果判定としてVersantを採用すべきか見極めるためでした。

学習者でもある私が実験的に受け、
メイプルの日本人スタッフにも受けてもらうことで
実際に海外のビジネスの場で要求される英語力と
そのため仕方を確認し、
TOEICや英検の点数とどれだけ乖離するのかを
確認したかったんですね。

Versantライティングテストの詳細はこちらです。

所要時間はたったの35分間。
そして、ほぼ即時で結果が受け取れます。

AIが自動判定するので、
とってもスピーディだし、
客観的ですね。
レポートもすぐに出ます。

スコアレポートのサンプルはこちら

手軽に受けれそうな試験なんですが、
内容は手軽ではありません。

なぜなら、
選択問題は一つもないからです。

すべて、自分の頭の中から
答えをひねり出さないといけません。

問われている内容はそんなに難しくないです。

言葉をほんのちょっとだけ置き換えれば、
英語ネイティブの小学生でも
きっとできるでしょう。

でもね、
制限時間が秒単位なんです!

それでゼロからアウトプットしなきゃいけない。

半端ないタイムプレッシャーが
かかります!

で、実際に受けてみた感想です。


「これ、めっちゃ集中力、要るね!」(笑)

私、今年50歳になりましたが、
年齢と共に集中力という力の鍛え方が足りない
と感じる場面が増えていて、
たった35分のテストでも、
非常に疲れました(笑)

そして、もう一つ感じたことは、
「いかにして気持ちを切り替えるか」
が大切だということ。

前問がうまくいかないとき、
悔しかったり焦る気持ちを残したまま次に進むと、
次の問題のパフォーマンスも下がるからです。

しっかり集中する
そして、
しっかり切り替える

ビジネスでも人生でも大切なことですよね。

こういう負荷をかける機会を持つことで
今の自分に不足しているもの、
鍛えていかないといけないものが
わかってくるものですね。

とても良い学びになりました。

で、気になる結果は?

辛うじてC2到達でした(爆)

最高レベルがC2ですが、
ギリギリでした(笑)

VersantはGSE(Global Scale of English)スコアを採用していて
10~90で表され、
受験者がどれくらいのレベルなのかが
分野別に明記されます。

分野は5つ:
文法
語彙
構成
感情・人格・価値観
読解力

私のテスト結果をシェアしながら
詳しく解説しますね。

EIKOのVersantライティングテストの結果

90が満点で
Grammar: GSE: 89/90
Versant: 80/80 
CEFR: C2


Candidate understands, anticipates and produces a wide range of grammatical structures in English. Candidate consistently produces accurate and meaningful complex sentences.
(受験者はさまざまな英語の文法構造を理解し、予測し、使うことができます。また、常に正確で意味のある複雑な文章を作ることができます。)

ここは満点を取りたかったところですが、
タイピングしたキーボードの設定が
英語設定になっていて大パニックで受験したので、
まあ良しとしましょう。

Tips to improve:

  • Practice writing a short essay that explains your point of view on a current issue, logically laying out your argument.

  • Practice writing an email to a friend giving detailed advice on a decision he or she needs to make.


    Vocabulary: GSE: 83/90
    Versant: 75/80 
    CEFR: C1


    Candidate understands and produces a wide range of English words and shows awareness of connotative levels of meaning.
    (受験者は幅広い英単語を理解し、使用することができ、言葉の持つニュアンスや隠れた意味も認識しています。)

言わずと知れた語彙ですが、
難しい単語を知っているだけでなく
その言葉に含まれたニュアンスを意識して使えているかも
チェックされています。

これは、ちょっと残念でしたね。
スペリングが怪しい単語がいくつかあったのも
響いたかも?と思います。

Tips to improve:

  • Try to expand your vocabulary by actively learning synonyms or similar expressions to what you already know.

  • Look up some commonly used slang and idioms in English and practice using them in your writing.


Organization: GSE: 85/90
Versant: 77/80 
CEFR: C2

Candidate's writing stands out as being clear and easy to follow. There are strong connections between ideas and details; the reader is effectively guided to find the main points.
(受験者の文章は明確で、読みやすいです。アイデアや詳細がよくつながっていて、読者は重要なポイントを簡単に見つけることができます。)

文章の構成力です。
文法的に正しいだけでなく、
何をどのように伝えようとするのかを
見ているんですね。

Tips to improve:

  • Practice writing summaries and integrating information from different sources (e.g., newspaper, TV news report, books, etc.), reconstructing arguments and accounts coherently.

  • Practice writing a report analyzing the advantages and disadvantages of a situation at your workplace and recommending a course of action. Practice using subheadings to structure the report.


Voice & Tone: GSE: 86/90
Versant: 78/80
CEFR: C2

「Voice」はその文章の一貫したスタイルや個性、「Tone」はその文章の雰囲気や感情の表し方を指します。

Candidate's use of tone is consistently effective. The candidate's writing gives a very positive effect on the reader; commitment to addressing the reader's concern is evident.
(受験者は一貫して効果的な語調を使っています。受験者の文章は読者にとても良い印象を与え、読者の関心に応えようとする姿勢が明確に示されています。)

ここは、ビジネスの経験と、年の功でしょうか?
おっしゃ!(笑)

Tips to improve:

  • Practice writing an informal request to a coworker and then an urgent request to a coworker, understanding formal and informal ways to display urgency and insistency.

  • Practice writing a letter of application for your dream job, describing your skills and background in detail, explaining why you are qualified, and using an appropriate tone.



Reading Comprehension: GSE: 84/90
Versant: 76/80
CEFR: C1

Candidate effortlessly reads, understands and responds in detail to everyday and workplace texts.
(受験者は日常や職場の文章を簡単に読み、理解し、詳細に応答することができます。)

読解力ですね、
読んでちゃんと詳細に反応できているかが
見られています。

Tips to improve:

  • Practice reading several news articles on the same subject from different authors and synthesizing the information as well as explaining any differences.

  • Find a blog or online discussion board on an unfamiliar topic and read a little every day.


結論:
Versantライティングテストですが、
問われている内容は簡単です。

でも、満足に答えることは
日本語でたずねられたとしても
難しいかもしれないと思いました。

ということは、
実践で使える英語というのは、
英語の力だけではないのです。

言葉の選び方、
相手がどんな答えを欲しているか
自分の知識や意見がどのように相手に伝わり
より良い解決策発見に貢献できるか、
ということまでも問われます。

英語を自分の言葉として進化させられるよう
精進しなければいけないと思いました。

同時に、日本語でもそのように書けるよう
これからもnoteへの投稿を続けたいと思いました。

私の言葉で一人でも多くにバシッと伝えられるように
今日も記事を書いてます。

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めちゃくちゃ嬉しいです。

続けて書くのって、
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時々、どーしてもお伝えしたくって
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見逃さなくて済みますよ。

その他、発音のYouTubeもやってます。

英語が話せるようになりたい!
英語で困ってる…っていう知り合いやお友達がいたら
シェアしてあげてください。
きっとお役に立ちます。

発音学習のためのYouTubeチャンネルをはこちら!

その他、動画のリクエストがあれば、コメントください!
早速作ってアップロードします。


ここからは、私のレッスンのお話です。

興味ない方は、スルーしてくださいね。
でも、英語やりたいって思ってるお知り合いやお友達がいたら、
教えてあげてください。

英語が話せる仲間を絶賛増殖中です(笑)

たった一回のレッスンでも、
「見える世界が変わった!」と思っていただける
価値をお届けする自信があります。

英語の話し方や発音は、
「きれいな英語を聞いてたら自然に上手くなった」
ってことは起こりません。

その証拠に、英語圏在住歴が数十年で
しっかりと日本語訛りをキープされている方が
た~っくさんいらっしゃいます。

いまどき、YouTubeやNetflix、
音声教材なんてごろごろありますので、

大人になっても聞いているだけでうまくなったよ、
って方が時々いますが、
それって実は陰ながらいろいろ工夫した結果です。

でも、本人はその工夫を意識できていない

効率的な練習方法をなんとなく編み出して
できるようになったけど、
何がどうよかったかなんて、
本人はわかってません。

なぜなら、
「自分のやり方と他の人のやり方を
比較したことがないから」

私が伝わる英語の話し方と発音を教えられるのは、

「私は自分がやってきたことを
全部詳細に覚えているから」

であり、
英語の先生として

「自分の習得方法を
5,000名以上の他の人それぞれの方法とを
詳しく比較してきたから」

なんです。

伝わる英語の話し方は

泳いでる人をどれだけ見ていても
泳げるようにはならないように、
何が有効かがわからないと、
練習の仕方ですらわからないです。

難しそうに思えるのは、
やったことがないからだけです。

話し方と発音は、理論とやり方がわかれば
実はとっても簡単。

気づきが多く、すぐに上手になるので
やる気も持続します。

発音がうまくできるようになると
英語が思わずパッと出てくるようになり、
英語が話したくなるし、
今まで聞こえてこなかった音が
ウソのようにポンポン耳に入ってきます。

英語の体系的な発音は、
きちんと網羅して学ぶことをおすすめします。

これが出来ていないと、延々と迷いますので、
「日本人なんだから、日本人訛りでいいっしょ!」
と適当に発音をやっていると
どこまで行っても頭を打ち続けます。

できるだけ早い時点で発音をマスターしていきたいですね。


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