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持続可能な方法で自分改革:コンフォートゾーンから簡単に抜け出す方法は、「ディスコンフォートリング」に少しだけ留まってみること
最近、コンフォートゾーンって言葉を、日本語でもよく聞くようになりました。
Comfort zone=居心地の良い場所
つまり、そわそわしたり、不安になったりしなくて良い心の状態にあることです。
心が安心できる状態だから良さそうなものですが、実は、ずっと挑戦をせずにいると、変化に対応するのが難しくなり、成長できなくなります。
成長できないということは、変われないってことです。
変化が激しい今の時代に、変われないメンタルなのでは取り残されてしまいます。
だから、最近は
Get out of your comfort zone.
コンフォートゾーンから抜け出せ!
ということもよく聞きます。
ただこれって、ちょっと怖くないですか?
安全地帯から出たら、すごく不安になりそうです。
では、どうやれば不安にならずに少しずつ挑戦できるんでしょうか?
それは、コンフォートゾーンのほんのちょっと外に、少しだけ出て慣れていくことです。
この、ほんのちょっと外側の場所を、「ディスコンフォートリング」って言います。
comfortの反意語でdiscomfort
不快っていう意味です。
discomfort ringだから、不快の輪ですが、これはコンフォートゾーンぎりぎりの外周部分ですね。
そこから先は、居心地悪い、不快な場所になるんですが、コンフォートゾーンの周りにちょっとだけ輪っかがある感じです。
コンフォートゾーンから出る!というと、勇気が要りそうですが、コンフォートゾーンギリギリのところにほんの少しだけ留まって、辛くなったらすぐにコンフォートゾーンに戻ったら良いって考えると、気が楽じゃないですか?
コンフォートゾーンから遠く離れてしまうと、誰でもめちゃくちゃ不安になると思います。
でも、いつでもコンフォートゾーンに戻れる状態で、ディスコンフォートリングにいる時間をちょっとずつ長くしていく。
そうすると、居心地がわるかったはずのディスコンフォートリングも、だんだんと慣れた場所になってきます。
つまり、ディスコンフォートリングが自分の新しいコンフォートゾーンに変わっていくんですね。
これを心でも身体でも感じるられる素敵なアクティビティが、ストレッチ。
ストレッチって痛くて辛いですよね?私も子供の時から体が硬かったので、痛さはすごくわかります。
でもね、痛みから逃れようとするから痛いんだとすると、どうでしょう?
「痛いのは仕方ない」と受け入れて、その痛い状態で、ゆっくり息を最後まで吐いて呼吸してみてください。
一呼吸でいいです。
不思議と痛みが薄れる瞬間があると思います。
実際にやってみてください。
その後、もう一回、痛かったところまでストレッチしてみてください。
さっきよりも楽に行けると思います。
「痛い!」と思うポイントが、ディスコンフォートリングに入ったところです。
そこで、息を吐ききって、呼吸する。
これを毎日繰り返すだけで、だんだんと体は柔らかくなっていきます。
ディスコンフォートリングに、ほんの一瞬だけ留まる努力を続けるだけで、コンフォートゾーンは徐々に広がっていくんです。
ディスコンフォートリングも、そんなにひどくないな、って思えるようになると、怖くなくなってくるんです。
私、いつも筋トレや運動の話をよく出しますが、精神面を強くするために本当に効果があるからなんです。
自分のやったことが、目に見える体の変化になっていくって、すごいことだと思うんです。
それも、大人になって、自分はもう成長なんてしないと思っていたら、できることがどんどん増えて、動きが俊敏になって、重いウエイトも使えるようになって、身体が毎日変わっていくって、大きな自信につながるんですよ。
だから、自分にできるかな?って不安になってる人は、騙されたと思って筋トレやってみてください。
で、昨日できたことのほんのちょっとだけレベルアップ版を今日はやる、みたいに、本当に少しずつ負荷を変えていくと、3か月後には驚くような結果が待っていますよ。
「いたたたた!」と思ったら、息をふぅ~~~って最後まで吐ききる。
そして、もう一度同じことをやってみてください。
不思議と痛みが薄れているはずです。