TOEIC Part5の練習問題を解いてみよう②
皆さんこんばんは。
11月になり、急に寒い日があったり、暖かい日があったり、風邪を引きやすい天候ですね。
さて、今日はTOEICのPart5の練習問題を5問一緒に解いてみませんか?
まずはトライしてみてください。
後で解説いたしますね。
Despite _______ very busy, she always finds time to help others.
A. is
B. to be
C. being
D. have been
The manager asked if the report _______ completed by the end of the week.
A. has been
B. will be
C. be
D. would be
If I _______ you, I would take the job offer.
A. am
B. were
C. was
D. will be
It's essential that every applicant _______ their documents before the deadline.
A. submits
B. submit
C. submitted
D. submitting
Neither of the solutions _______ to solve the problem effectively.
A. seem
B. seems
C. are seeming
D. were seemed
答えは以下の通りです。
Despite being very busy, she always finds time to help others.
C. being
「とても忙しいのにも関わらず、彼女はいつも他者を助ける時間をみつける。」
despite+名詞、で「~にもかかわらず」という意味です。ここではbeingという動名詞が答えです。動名詞、というのは、動詞+~ingで、「~すること」という意味になり、動詞が名詞のように変化した形のことです。beは「~である」という意味なので、beingで、「~であること」という動名詞になります。
2.The manager asked if the report would be completed by the end of the week.
D. would be
「経営者はそのレポートが週末までに完成されるかどうか尋ねた。」
if +主語+動詞で、「主語が動詞するかどうか」という意味になります。主語がレポート、動詞がwould be completed完成されるだろう、になるので、「レポートが週末までに完成されるかどうか」という意味になります。
なぜwouldか?wouldはwillの過去形です。asked尋ねた、というところが過去なので、ifの中もそれに合わせて、wouldにします。未来形のwillを、過去の時点から見た形にするとwouldになる、ということです。be completedはbe動詞+動詞の過去分詞で、受動態、つまり、受身の形で、「完成される」という意味になります。byというのは、「いついつまでに」という期限を表すときに使います。
3. If I were you, I would take the job offer.
B. were
「もし私があなただったら、私はその仕事のオファーを受けるだろう。」
これは、仮定法過去、という言われる表現です。「もし私があなただったら」というのは、現実にはあり得ないことですね。その現実と仮定とのずれを、時間のずれで表す、という表現で、実際は現在の話をしているのですが、一つ古い時制にします。そして、be動詞の過去は、is, amの場合は本当はwasなのですが、仮定法過去の用法のときは、主語が何であれ、wereを使います。「(ありえないことだけれど)もし私があなただったとしたら、」という気持ちで使う表現です。その場合、I will take the job offere.ではなくて、I wouldを使います。これも、時間を一つ古くすることで、「これは仮定の話だよ」ということを表す、という表現です。4. It's essential that every applicant submit their documents before the deadline.
B. submit
「すべての応募者が彼らの書類を締め切り前に提出することが不可欠である。」
これは、TOEICで頻出の問題です。これは、仮定法現在、という、多くの人にとっては、おそらくあまりなじみのない名前の表現です。essentialというのは「必要不可欠」という意味ですが、このような意味の形容詞や動詞がこの位置に来るときに、thatの中は、主語にかかわらず原形になる、という用法です。実は、もともとは、It's essential that everyone should submit their documents before the deadlineのようにshouldがあったのですが、shouldなしでも使うようになった、という表現です。現在でも、どちらも使われるそうです。shouldという助動詞があれば、確かにその後ろは原形になるので違和感はないのですが、shouldがなくなっても、原形を使う、ということですね。そこが難しいです。that節の中の主語がsheやheだと、ついつい動詞にsをつけたりしたくなりますが、原形でなくてはいけないのです。essentialのほかにも、necessary, important, desirableのような形容詞の場合も使われますし、形容詞ではなく、動詞でsuggest(提案する)insist(主張する)のような語でも、この仮定法現在がつかわれます。
5.Neither of the solutions seems to solve the problem effectively.
B. seems
「その解決策のどちらも効果的にその問題を解決するようには思われない。」
neither of ~sで、「~のどちらも…ない」という意味です。neitherに否定的な意味が込められているため、…ない、という否定の訳になります。neitherがつく場合は、正式には単数扱いになり、seemsが正しい答えになりますが、略式ではseem がつかわれることもあるようです。正式な文法ではseemsが答えになります。前にあるsolutionsが複数形なので、それに引っ張られて、seemとsをつけないまま使う、というのは、英語のネイティブスピーカーでもあることのようです。
いかがでしたか?
意味をしっかり理解しながら答えられると、自信をもって正解できると思いますので、文の中で新しい単語が出てきたら、調べて覚えていく、という地道な作業が、確実な力をつけるのに役に立つと思います。
一朝一夕ではどうにもならない英語ですが、ちょこっとずつでも続けていくと、10年後、20年後、大きな差となって表れてくると思います。気長に勉強を続けましょう。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。