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砂金掘り:リアルゴールデンカムイで一攫千金!?

2022年6月23日
北海道歌志内市の道の駅で「砂金掘り師」と出会いました。
こういう思わぬ出会いがあるのが旅のよいとこ。
砂金を採りに行くということで同行させていただきました。

参考:ゴールデンカムイのお話にそっくりな北海道の丸瀬布の金物語(記事の最後に記載)

北海道芦別市の"某所"で砂金採りにきました。
具体的な場所は公開しないということが暗黙の了解とのこと。


この原っぱのなかに流れる川で採ります


砂金掘りは一言でいえば「石や砂を濾して濾して濾しまくると、金が最後に残るのでこれを採取する」という手順です。
金の比重が大きいので、金の粒の大小にかかわらず、濾していくと最後に残るという仕組みを利用した採取方法です。

金が含まれた岩石が割れる
→風雨によって金がはがれる
→川に流れ込む
→石や砂に混じる
→金を採る

というわけ。


砂金採り:一連の流れ


草木を分けて川に入ってきます。

足元にある溝に金が入っている可能性があります。

溝にある砂を吸い取る手作りスポイト。
これはかなり便利。

吸い取った砂利を濾していきます。
業界用語で「カンニングパンニング」というらしいです。

カンニングしたあとに残る小さな粒たち。

最初のカンニングで砂金を発見!

という一連の作業を延々とやっていくわけです。


最終結果



この写真に金がたくさんあります。
私は2時間ほどの作業でしたが、金の特徴(見た目、水の中の振る舞い等)がわかってきたので、パッとみてわかります。

最終的に以下の金をゲットできました。
0.08g程度らしいです。
およそ500円程度とのこと。


ちなみに、一般的にいわれる金とは精製された24金のことを指します。
この金は、24金も含まれているはずですが、そのほかの金や、不純物もあります。
赤っぽい金が見えるかと思いますが、これは銅が含まれているとか。

結論

結構な重労働でした。
この労働ですと一日当たり10万円程度の売上にならないと赤字な気がします。


丸瀬布の金物語

ゴールデンカムイにそっくりな物語を聞きました。
丸瀬布のお話です。

●ものすごくたくさんの金を採掘した人がいて、3升瓶にいっぱいになるほどで42kgほどあったそうです。(数億円クラス)
●その人が体調が悪くなり、その金を隠した。
●しかし体調が悪くなったまま死んでしまった。
●隠した金のありかは病院の人に伝えた

というお話です。ゴールデンカムイとそっくりじゃん。
ロマンですねー。


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