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【全文無料】㊗️シティリーグ優勝オリジンパルキア
こんにちは。エイトです。久方ぶりの投稿になります。
この度、シティリーグシーズン6にて、悲願の優勝を果たすことができました。その時使用した、オリジンパルキアVSTARデッキについて、書かせて頂きます。拙い文章ですが、是非最後までご覧下さい。
尚、この記事にはポケカ用語、略語が多く含まれています。ご了承ください。
1.デッキ選択
今のポケモンカードは、環境にいるどのデッキを選択しても、それなりの勝率と安定感があります。だからこそ大事になってくるのは、どのデッキを選択するか、即ちメタゲームの側面が重要で、どんなデッキ・カードが流行っているか、それを知ってデッキを選ぶことが必要になります。ここの選択で当日勝てるかどうかが体感6割ほど決まってしまいます。
一応環境のtierランクは以下のように考えました。
tier1 ミュウ パルキア
tier1.5 アルセウス系統(ジュラルドン・雷多め)
tier2 ヒスイゾロアーク 非エク全般
tier2.5 ガラルマタドガス採用デッキ ピッピ
補足:ミュウは、ウッウロボの流通増加・CL横浜優勝の影響でパルキアより使用率が高いと予想。ゾロアーク・ピッピは新弾バフ、特にピッピは栗原類さんが準優勝した影響で少し増えると予想。
最終的に選択したデッキは、タイトルの通りパルキアですが、メタの予想としては、パルキアメタの雷と、アルセウス・ヒスイゾロアーク両方に強い闘タイプのアタッカー(例:ガラルサンダーV、ヒスイウインディ)を採用したデッキが増える、そしてミュウに強い悪タイプが多いと予想し、パルキアが勝ちやすいのではと考えての選択でした。
2.デッキリスト選定
シティリーグで使用したデッキはこちらになります。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80659782/picture_pc_3484e98c6584f3b34db8f598adeb863c.png?width=1200)
デッキコード:8Y4x84-bwtANd-axcx8J
テンプレートなレシピですが、特徴的なカード、また不採用になったカードなども解説していきます。
・バトルVIPパス
このカードの枚数は個人の考えやデッキタイプによって変わりますが、私は初手でパルキアを絶対置きたく、パルキア4枚+クイックボール4枚+ハイパーボール1枚+バトルVIPパス3枚の計12枚が、初手パルキアを実現できるカードで、パスがないと9枚しかなく、初手に置けるかが怪しく、特にミュウやパルキアミラーでは、序盤の遅れが即敗北に繋がるので、安定感を上げるために3枚採用しました。
・ツールジャマー
ここの枠は大きなおまもりとの選択になりがちですが、差別化点としては、①ばつぐんグラスへの耐性 ②ツールスクラッパーの枠を減らすことができ、他のカードを採用しやすくなる。が挙げられ、CL横浜では、レジギガスやゼラオラを入れたデッキにばつぐんグラスが採用されたレシピが一定数あり、そこへのケアで、ツールジャマーを採用しました。
・キバナ
このカードを入れるメリットは、メロン以外のサポートでエネ加速できる他に、インテレオンとゲッコウガがスターポータルなしで技が使えるようになる点です。ゲッコウガに関しては、前のターンからエネをつけておかないといけないですが、それでもスターポータルの権利なしでサブアタッカーを起動できる点を評価して採用しました。使えるタイミングは制限されますが、裏工作で持ってこれるためあまり気にならず、本番でもインテレオンを起動させたりと活躍できました。
ここからは不採用に至ったカードをいくつか紹介します。
・白馬バドレックスV‐VMAX スターミーV
白馬は相手依存になりがちなパルキアの中で、安定したダメージが出せる、VSTARに対して有利、弱点を分散できるという利点がありますが、反面VMAXがサイド3枚取られるので、2-3-1のサイドプランを取られる、進化元のVのHPが210で、アルセウスのこだわりベルト+ダブルターボのトリニティノヴァで2枚サイドを与えてしまう点がデメリットとして挙げられます。
スターミーはハピナスやアルセウス、ダークライといったデッキへのカウンター要素を含んでいて、それらへ大きな切り返しとなります。デメリットとしては、ミュウなどのまったく刺さらないデッキが存在する、スターミースタートしたら、HP 190でサイド2枚のポケモンが場に残り、負け筋になりやすい、といった点が挙げられます。
どちらにも言えることですが、採用したことで勝てた試合と、採用したことで負けた試合が存在し、その2つを天秤にかけて、どちらに比重が大きいかを判断する過程の中で、採用しない方の比重が大きいと判断し、今回は採用を見送りました。
・シンオウ神殿
アンチ特殊エネのスタジアムで、こちらは特殊エネを採用していないので、一方的に効果を押し付けることができ、特にフュージョンエネルギーを無効化できるのが大きく、ミリ残ししたミュウをクイックシューターで倒せたり、事前にのあくうのうねり圏内に入れることができます。スタジアム枠として、水エネルギーに繋がるトレーニングコートの優先度が高くなり、採用を見送りました。
3.当日のマッチアップ
対戦デッキと試合の詳細(予選の詳細は割愛)
予選
1回戦 アルセウスジュラルドン 先行 2-0(種切れ)勝
2回戦 ミュウ 先行 6-4 勝
3回戦 ミュウ 後攻 6-3 勝
ここで全勝者が2人になったため予選終了。ジャッジの方曰く、両負けが多かったらしいです。ひとまず2位で予選通過。
決勝トーナメント
1回戦 ミュウ 後攻 6-4 勝
初手手札にパルキアVSTAR2枚と釣竿があり、他にたねポケモンとたねに繋がるカード、サポートがなく、トップで解決札を引かないといけない状態。トップで引いたのはオーキド。種切れの負けは回避したものの、後攻1ターン目の時点でパルキアVSTARは1枚しか使えないという絶望的な状況に。先2でパルキア取られる→月光手裏剣でメロエッタを取る→やまびこホーンでパルキアが呼ばれて取られるといった流れでゲームが進む。後攻3ターン目で相手のトラッシュを見ると、ローズタワーが2枚見え、盤面にコトブキムラもあったので、雪道を割れないのではと思い、雪道を貼ってミュウを倒す。案の定相手は雪道で止まり、パルキアが倒されなかったので、返しにボスでゲノセクトを呼び勝利。1枚しかないパルキアVSTARを進化させるタイミング、バトル場に出すタイミングなどがシビアすぎて、今日1日を通して1番大変な試合でした。
準決勝 アルセウスヌメルゴン 後攻 6-2 勝
モイストスターを挟まれるとヌメルゴンの突破が難しい対面。アルセウスにスターバースを切らせるか、雪道でモイストスターを防ぐか、ヌメルゴンを無視してベンチをひたすら取り続けるかのどれかで考えていました。相手の先行2ターン目、アルセウスが進化しないまま2体盤面に置かれていたこともあり、アルセウスを三回やまびこホーンを絡めて倒し、2-2-2で取る方針に。あとはプラン通りにアルセウスを三回倒し勝利。アルセウスが倒しきれないと、相手のデッキにチェレンの気配りが入っていた場合詰めきれないこともあって、少しリスクもありましたが、結果的に進化されなかったことでプランが通せたので、運がよかったです。
決勝 ミュウ 先行 6-4 勝
1ターン目にメッソン2体、ゲッコウガ、パルキアが置け、かなり良い立ち上がり。相手は後1メロディアスエコーを打てず、ミュウも1体しか出ずオドリドリも出なかったため、先2月光手裏剣でメロエッタを取り、ミュウに負担をかける。相手がそのミュウをVMAXし、ゲッコウガを倒してきたので、返しにパルキアにツールジャマーを貼ってそのミュウを倒し、残りサイド2枚。相手はパワータブレット3枚使わないとパルキアが突破出来ない状況。倒されなければ勝ち、倒されても雪道ツツジからパルキアを作り直せる盤面だったので、どちらに転んでも自分に有利な状況に。タブレット3枚テクノバスターでパルキアが突破されるも、先述の雪道ツツジからパルキアを作り直し、最後にボスでゲノセクトを呼んで勝ち。
優勝🏆
4.総括
今回のシティリーグは、不利寄りのデッキに対して先2で種切れ勝ちしたり、カードの噛み合いが良かったりと全体的に運が上振れていました。1番対面練習したミュウとは6試合中4回もマッチングし、日頃の練習もしっかり生かされたと思いました。
5.今シーズンの振り返り
今回の大会で、2022シーズン最後のシティリーグとなりましたが、目標であったシティ優勝が達成できてとても嬉しいです。シティS1の初トナメの準優勝から1年と半年、嬉しいことよりしんどいことの方が多かったですが、最終的に結果が出て、自分自身、ポケカプレイヤーとして成長を実感できたシーズンになりました。
2020年9月からの長いシーズンが終わり、ここからしばらくは大きい公式大会は開催されませんが、9月のCL横浜、そして来シーズンのシティリーグに向けて、今後も練習を続けていこうと思います。もし対戦することになったら、その時はよろしくお願いします。
最後に、私の今シーズンの成績と、使ったデッキの画像とコードをまとめてこの記事を終わろうと思います。(公式サイトから引用したものです。)最後までご覧頂き、ありがとうございました。
シティリーグ
シーズン1 ムゲンダイナ 準優勝
![](https://assets.st-note.com/img/1696234143095-QKBIwUqofd.png?width=1200)
シーズン2 コロナにより中止
アディショナルシーズンⅠ 悪ミュウミュウ 予選落ち
![](https://assets.st-note.com/img/1696234201622-2H89knyizZ.png?width=1200)
シーズン3 連撃ウーラオス ベスト4
![](https://assets.st-note.com/img/1696234289401-P4QfqCOpzj.png?width=1200)
シーズン4 ミュウVMAX ベスト8
![](https://assets.st-note.com/img/1696234358796-fkNugjsrS3.png?width=1200)
アディショナルシーズンⅡ 参加権無し
シーズン5 白馬アルセウス 予選落ち
![](https://assets.st-note.com/img/1696234540440-HnSRRnliQM.png?width=1200)
シーズン6 オリジンパルキア 優勝
![](https://assets.st-note.com/img/1696234581258-yd9uJ6vY7u.png?width=1200)
トレーナーズリーグ 60pt(完走)
スタートダッシュポイント有り
合計CSP 340pt
CL
全会場抽選落ち
JCS
2021 レックウザVMAX雷軸 1勝3敗
![](https://assets.st-note.com/img/1696234679858-RSdKleDDxl.png?width=1200)
2022 オリジンパルキア 2勝3敗
![](https://assets.st-note.com/img/1696234789328-J2QNSyqNAW.png?width=1200)