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社員インタビュー第11回:お客様に寄り添い、プロジェクトをゴールに導くプロジェクトマネジメントの面白さ

800社員にこれまでのキャリアからコンサルティング業界、そして800を選んだ理由を聞く社員インタビューシリーズ。

第11回は800でプロジェクトマネージャーとして活躍する深尾さんに、仕事のやりがいや800の魅力などをお伺いしました。

「お客様がやりたいことを直接聞けて、一緒に“カタチ”にできることがプロジェクトマネジメントの魅力」と語る深尾さんのお話を通じて、800の魅力をお伝えできれば幸いです。

マクロミルから800へ。着実に「できるようになりたいこと」を積み上げてきた

ー深尾さんは、2013年に800の親会社であるマクロミルへ新卒入社されましたよね。多くの企業の中からマクロミルへの入社を決めた理由はなんだったのでしょうか?

当時、就職活動の軸として持っていたのは「自分のできないことをできるようになれること」でした。

2013年頃のマクロミルはいわゆる「ベンチャー」と言えるフェーズ。スピーディーにスキルを身につけられそうだというイメージを持ちました。

今思い返すと、大学生なのでできることの方が少ないですし、どこの企業に行っても就職軸を叶えることはできると思うんですけど(笑)。

同時に「より多くの人に変化を及ぼす作戦を考える仕事をしたい」という軸もあったんです。

もともと学生時代にダブルスでテニスをプレイしていて「どうやったら自分たちより上級者のペアに勝てるか」を考えることが面白いと感じていました。作戦がかみ合い勝つこともあれば、負けて次の壁とその先の世界を知れることもあります。団体戦では、自分一人では到底獲り得ない成果にも辿り着けます。

大人になってもこの面白さを突き詰めていけるのが「データから世の中や市場を観察し、マーケティング戦略を立てて仕掛ける仕事」だと思ったんです。

この二点が、私がマクロミルへの入社を決めた理由になります。

ーマクロミル入社後はどのようなお仕事を経験されてきましたか?

入社後は「マーケティングリサーチの集計部」を希望して、配属されました。

もともとは、お客様に提案したり、マーケティング戦略の企画や施策の振り返りに関わる仕事をしたくて、営業職を希望していました。しかし、新卒研修で「ローテーション研修」に参加し、集計部の業務を経験した時に「お客様が一番知りたいことを“カタチ”にできる集計の面白さ」を感じたんです。

ーお客様が知りたいことを、カタチあるもので提供したいと感じたのでしょうか?

そうです。調査直後は、あくまでデータが揃った状態ですが、お客様が求めているのは「この商品を好きな人はどのぐらいいるのか」「どんな特性の人が商品を使っているのか」などの、知りたかったことに対する解です。

お客様が求めているものを「目に見えるカタチにして届ける」のが集計業務なんだ、という先輩方のマインドも含めて、当時の私にはすごく刺さったんです。

ーその後、デジタルマーケティング領域の新規プロダクト開発部門に異動されたんですね。

集計部で働き始めて2年ほど経った頃には、難解なリサーチデータ集計業務も、かなり自走できるようになりました。次第にリサーチデータだけでなく、ログデータやデータベースなど、扱えるデータ・環境の幅を広げたいと思うようになったんです。

ちょうどその頃異動のチャンスがあり、次のステップとして新規プロダクト開発部門を希望しました。異動後はアクセスログ周りの運用で基本を学び、徐々に企画や商品開発を経験し、広告プランニングのための新規サービス開発を、PM(プロジェクトマネージャー)として推進したりもしましたね。

ーそして産休後に、800の前身となる新規事業のDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)部へ異動されたと聞きました。

そうなんです。ちょうど育休明けのタイミングで新規事業組織が立ち上がっていて、復職時に異動の打診を受けました。マクロミル(当時)で前例のないプロジェクトを創っていけるチャンスだと思い、喜んでこの船に乗ることを決めました。

仕事も家庭も全力で臨める800の魅力


ー800では、どのようなお仕事をされているのでしょうか?
プロジェクトマネージャーとして、お客様側のプロジェクトオーナーやプロジェクトマネージャーの方と連携し、円滑にプロジェクトが進むようにリードする役割を担っています。
お客様への提案、社内メンバーとのすり合わせ、進捗の確認はもちろん、新しいツールや技術を調べ覚えたり、自ら手を動かすことも。800には「PMが案件の中身も理解し動かす」とか「チームプレイを重視する」といった文化が強く、私も同じ気持ちがあるので、責任持って全体を仕切りつつも、みんなと一緒に進めるようにしています。
「お客様がやりたいことを直接聞けて、寄り添える」やりがいの大きな仕事です。
ー現在関わっているプロジェクトについて教えてください。
大手日用消費財メーカー様、飲料食品メーカー様、小売事業会社様のマーケティングデータ活用支援を担当しています。とくに前者のお客様は、800をリードカンパニーとして大きな裁量を委ねてくださっています。
リードカンパニーとして、お客様基点のプロジェクトの成果に加えて進行スピード、ステークホルダー全体を考慮した旗振りにご期待いただいており、とくに課題解決力・提案力が鍛えられているのを感じています。
アウトプットの詰め方やプロジェクト進行のスキルなど「まだまだ足りないな」と反省することも多いですが、周囲の方に助けられ学びながら進めていますね。
常にお客様のやりたいことやプロジェクトの目的を見失わず、確実にゴールへ向かうことを心がけています。
ー深尾さんは、二人のお子さんを持つお母さんでもありますよね。家庭と仕事を両立させるためのコツなどはあるのでしょうか?
「準備」と「切り分け」を徹底することですかね。
家庭も仕事の進め方も基本的には「先手、先手」です。家庭の準備では、夕飯は土日に作って平日は温めるだけにしたりもしていますし、子どもが急に病気になることも織り込んで、日頃から業務を緊急性×重要度のマトリックスで考え、捌き方を間違えないようにしています。
何より800の文化や環境に助けられていますね。育児の緊急時、マネジメント層は「今は家庭を最優先で!」と言ってくれますし、どうしても対応できなくなった業務は、チームメンバーとスムーズに引き受けてくれました。


みんなで学び、挑戦していきたい。「チャレンジを大切にする」会社

ー今後の目標を教えてください。

800のプロジェクトマネージャーとしては「お客様の目指すゴールを、もっとスピーディー&高品質にカタチにできるようになる」ことが一番の目標ですね。

プロジェクトでは、やらなければいけないことに対して「穴が空く」ことがあります。つまり、現在のプロジェクトメンバーの守備範囲だけで賄えない部分が出てくるんです。

そういう場面に備えて、自分がカバーできる範囲を広げていきたい。そのために「自分が身につけるべきスキルは何なのか」「何を学ぶと組織が強くなれるか」は、日々考えています。

メンバーの力を引き出す力や、技術的な知識スキルを増やして「こうすれば解決できる」という引き出しを増やすのが、個人の目標でもあります。

またチームとしては「お客様の現場の意思決定・実行に“より深く”貢献したプロジェクト」を増やしていきたいと思っています。

そのためには、未来の分析(予測)と打ち手への接続、その仕組み化を、今まで以上に強化する必要があります。

調査分析をする際には「今どうなっているか」「今までどうだったのか」という現在と過去を知ることが第一段階ですが、そこから「今後どのような選択をすると成功確率が上がるのか」といった未来に向かう分析の精度を高めて、お客様のマーケティングパフォーマンス向上に寄与する事例をもっとたくさん作っていきたいと思っています。

当然ながら、お客様のマーケティング現場では常に未来を考えていて、そういった分析活用のご相談も増えているので、私自身のスキル向上も必要ですし、そういう知識やスキルが高い方に「一緒に働きたい」と思ってもらえる会社にしていかないといけないと思っています。

もちろんメンバー個々の志向や強みは考慮しつつも「800が作ったものがお客様の目的を達成できる品質になっているのか」という視点から、各々が担当領域から少しずつ広げた知識やスキルを育てていけると良いのではないかと思っています。

ー最後に、採用メッセージをお願いします!

私はデータやシステムを用いて、お客様のやりたいことに一緒に挑戦する楽しさを日々感じています。800は「今までにない新しいことにチャレンジしたい人」には、おすすめの会社です。

取締役の瀬川さんも「チャレンジを大事にしよう」と熱く現場に発信しています。選考を受けることを考えてくださっている方には「800でどういうことをやりたいか」「世の中にどんな影響を与えてみたいのか」といった気持ちをどんどんぶつけてほしいです。

私自身も、みんなと一緒に新しい挑戦を続けていきたいと思っています。ぜひカジュアル面談にお越しください!

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