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バレンタインにはチョコレート?

カカオが好きだ。こんにちは。あつみりほです。

さてさてバレンタインまでもう少し、チョコを選びに百貨店へ行ったりチョコを作ったりしてる人も沢山いるんじゃないかと思います。

今回はバレンタインに関するお話です。

何故バレンタインにチョコレート?

海外ではバレンタインにチョコレートパラダイスになる地域はあまり多くない、というのはよく聞く話ですよね。

花を渡します。

ディナーに行きます。

ギフトを渡します。


とか。そんなバレンタインですが日本ではチョコが主流ですよね。(異論は認めません。)
今では大切な人だけでなく友人や自分や義理のある人へもチョコレートを贈ります。

では何故日本で年に一度チョコレートが溢れかえるのでしょうか?

言われているのは、チョコ会社が"バレンタインにチョコレート"を言い出して、それに別のチョコ会社やマスコミも乗っかって、人々へもすんなり浸透してそのまま文化っぽくなっていった。というもの。しかし一応、何もないところに突然言い出したのではないとは言われています。
そもそもヨーロッパのように日常に密着しているわけでもなく、夏にあまり売り出せないチョコレートを、日本で買ってもらおうと思ったら冬に売り出すしかないのでチョコレート会社の策略にはまったといえばはまりましたが、我々消費者も乗っかったから、今それが文化っぽくなっているんでしょう。

バレンタインにチョコレート。どう思う?

今の日本のチョコレート消費の3分の1がはバレンタイン前の冬の時期が占めていて、周りの空気を見てもわかるようにやはりこの時期に偏っています。
つまり、普段チョコを選ばない人が急にチョコを買いにかかったり、普段チョコを扱わない人がチョコを使ってお菓子を作ったり、時にはめっちゃチョコを貰ったり手作りが不審でチョコを食べられない。という事が日本各地で起こるわけです。

それで何が起こるかというと、
日常でチョコを摂る所に比べ、チョコへの扱いが悪くなることが増えたりします。

それは悲しいですね。


バレンタインのキラキラしたチョコの裏には地域にもよるけども、カカオ農家の不当な価格での買い取りだったり児童労働知識・後継者不足の実態がある、という事は是非是非より多くの人に知ってほしい。

知る事によってもっとたくさんの所でカカオやチョコや関わる人に気遣いが出来るようになるかもしれないから。
やっぱり何かを楽しむなら、関わってる皆がプラスな感情を持っていた方が違ったカタチでの進化を遂げていくだろうし、なにより私が嬉しい。

ただ、では"バレンタインにチョコレート"をやめたいかというと全くもってそんな事はありません。
チョコレートフェスティバル万歳。私は"バレンタインにチョコレート"は激推しします。

それにバレンタインにキラキラした可愛いショコラ達に人が惹かれるのもわかるし私もショコラに目を輝かせるし、ショコラという簡単な言葉の中に決して簡単じゃないあの本当に本当にちっちゃいハコの中に新しくて美しくて面白い魅力的な世界を作って、世界と世界と組み合わせて更に深みのある世界を作りだすショコラティエさん方には大尊敬だしめちゃめちゃ面白い戦いだと思います。そこにワクワクしちゃうのも痛い程わかります。


だから私はバレンタインにチョコレートはそのままで、別に芸術でないただの倫理的なチョコレートにしろってわけでもなく、例えばチョコを作る時、選ぶ時、買う時にもっと広い範囲を見る事が出来て、芸術は芸術のままで、でもコンビニやスーパーのチョコで十分美味しいよって言われちゃうとこで重ねる頑張りでなくて、そんなのじゃ感じられない誰かの幸せや人との繋がりや、新しい世界の広がりで頑張っちゃうような、新しいチョコレートの楽しみを新しいバレンタインのカタチにしちゃいたいなって。めちゃめちゃ思っています。

ではでは今回はここまでで。
皆さんチョコやチョコに関わる人達を大切にしつつその世界をより知ろうとしてくれたら嬉しいです!

沢山勉強して面白いお話をお届けします! 気になることがあれば何でも言ってくださいね!