5分間で代謝の知識を身につける回
ダイエットをする時など特に聞く言葉が【代謝】という言葉ではないでしょうか?
CMなどでこれを飲むだけで
「糖の代謝が高まる」
「新陳代謝が上がる」
などの言葉をよく聞きますが、その「代謝」の意味、具体的にみなさんはご存知ですか?
セラピストの皆さんはお客さんと接する中で、糖尿病を,もともとお持ちの方も多いのではないでしょうか?
この糖尿病を改善するには代謝に関して知ってもらわなければ、なかなか改善はしていかないと思います!
そこで5分間、代謝について簡単な説明ができるようにお話ししていきます。
まず
『糖の代謝』と『基礎代謝』
まず前提に私たちは常に体内でエネルギーを作って生活しています。
#1.そこで糖の代謝とは
毎日、私たちは食事をします。
そしてその食事から糖質を分解してエネルギーを作って生活しています。
炭水化物=糖質と言うイメージでもいいでしょう
そして、たくさんお米を食べて、エネルギーは作ったものの、糖質が余ってしまうと、体は次の使う時に取っておこうと、脂肪等に変えて体に貯蔵します。
はい、太るメカニズムです!
これが糖質ダイエットの基本で糖質を控えることで余分なエネルギーを脂肪に変えさせない方法ですね。
また糖の代謝には、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが大きな役割を担っています。インスリンは摂取した糖質をエネルギ源として筋肉等がしっかり働くように促してくれます。
インスリン分泌が不足したり、インスリンの働きが悪くなると、糖が使われないため、血液中に糖質が溢れます。
これがよく聞く、糖尿病です。
この状態が慢性化した疾患が、糖尿病になるということです。
#2.それに対して新陳代謝の代謝とは基礎代謝のことを指しています。
基礎代謝とは、普通に生活している時に最低限の生体活動で消費するカロリーで、成人男性では1,500kcal、女性では1日あたり1,200kcal程度です。
仕事したり、掃除したりと、ただ体を動かすことで消費するカロリーのことだけでなく、食事をして内臓が食べ物を消化する時に消費するカロリーも含まれます。
基礎代謝は人によって違います。それは筋肉量や自律神経活動による内臓の働きに大きく影響されるからです。
たとえ1食、食事を抜いても、内臓での活動、エネルギー消費が低下することで、逆に太るということもあり得るということです。
それではどう代謝を上げていけば良いのか!
1. 運動・できない人はストレッチを行う!
とても基本です。運動するにはエネルギーを消費します。
代謝はもちろん促進されます。
そして運動・ストレッチは自立神経を整えるとても良い方法です。
運動やストレッチによって筋肉に刺激が入り血流の改善に繋がります。
また運動すると息が上がります。このように呼吸によって体に酸素と取り入れようという動きが重要です。
ストレッチをする時も出来るだけ呼吸を止めずに行いましょう。
2.水または白湯を意識的に飲む
特に起床後、寝ている間は、意外と汗をかいています。その量、約500ml!!
水分が不足している朝に水分を取ることで、朝から血行を促進し、その後1日の基礎代謝の向上も期待できます。
また白湯をお勧めする理由としては、胃や腸が温まることで、内臓の働きが活性化して、先ほど話た、内臓での代謝も促進することが期待できるからです。
人は1日に2300mlの水分を必要としています。
そのうちの600mlt程度は通常の食事から、また体の中で、エネルギーを作る際に出てくる水分が200ml程度、つまり残りの1500mlの水分を1日に撮れることが理想です。
3.もちろん水分だけでなく、身体があたたまる食べ物も摂りましょう!
代謝を上げてくれる食材というものがあります。
例えば、
「身体を温めてくれ食材」: 唐辛子・ショウガ・ネギ・ニンニク・ニラ
「脂肪の燃焼を促進してくれる食材」: レバー・大豆・カツオ・落花生
ホタテ・イカ・アジ
「糖質や脂質の代謝を促進してくれる食材」:ウナギ・青魚・カツオ・玄米・豆
唐辛子・ニンニク・レバー・ウナギ・豆類と即答できるよに覚えておくと、お客さんとの信頼度も上がるのではないでしょうか?
なんとなく内から元気になりそうな食材ですよね!
以上簡単な代謝のお勉強でした!
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