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感謝記事|Kindle出版サポートという副業
こんにちは、Kindle作家のえいとです。
最新作『Kindle出版サポートという副業』
本づくりに取り組むにあたり、今回は多くの仲間(作家さんやクリエイターの方々)にご協力いただきました。
また、本書の出版に際しては、その他の作家さんにも数多く応援いただき、ベストセラーをいただくこともできました!
本当にありがとうございます🙇♂️
本書のリリースに際して、購入特典は用意していませんでしたが、皆様への感謝の意を込めて、本書で新たに試みた「あらすじ」の組み立て方についてをご紹介します。
僕は、本業で経験したマーケティングを本づくりに取り入れ、読者に伝える価値をハッキリさせる「本づくりの型」を生み出したことで、書く喜びを満喫する日々を送っており、出版サポートをさせていただいている作家さんにも、同じ型を使ってもらっています。
また、不定期ではありますが、「本づくり体験講座」を、完全無料で提供しているのですが、そちらでもこの型を使ってもらい、実際に本づくりの一部を体験いただいています。(2025年1月時点)
この型を使っていただき、作家さんがどんなところで「つまずく」のかを確認しながら、常に型をアップデートし続けていますが、今回はまた違った新たな試みで本書を組み立てました。
本書で新たに試みた「あらすじ」の組み立て方
僕は本づくりに取り組む際、いきなり原稿を書くことはしていません。
詳しくは本書をご覧いただければと思いますが、原稿を書く前に「何を書くのか」をハッキリさせるところからスタートします。
この方法は、これまでの本づくりと変わりありません。
通常であれば、全てのあらすじを組み立ててから原稿づくりに入りますが、今回はパートごとに「あらすじの組み立て」と「原稿づくり」を同時に進めました。
本書の第1章にある「コスパがいいのはどっち?」を例に説明しますと、まずはどんな話題に触れるのかを一言で書きます。
▼サポートはコスパがいい
はい、これだけです。
結論を言うと、自力でKindle出版をするよりも、出版サポートを受けた方がコスパは高いという話題に触れたかったわけですね。
では、この章で「何を書くのか」をハッキリさせるために、要点を3つに絞って書いてみました。
▼サポートはコスパがいい
・自力でやると手間と時間がかかりすぎる
・僕の話(デビュー時)
・最初はサポートを受けよう
なぜ3つに絞ったのかというと、あれこれ話を盛り込むと話の本質が埋もれてしまうからです。
もっと話を膨らませることはできましたが、これ以上増やすと少しずつ話が脱線していき、「結局なにを書きたかったんだっけ?」という事態に陥りやすくなります。
ライティングには、「1センテンス1メッセージ」という文章作成の原則があり、これは「一つの文に一つの情報を盛り込む」というものです。
簡潔で分かりやすい文章を目指し、読者に余計な負担をかけず、伝えたいことを正確かつ効率的に伝える狙いがあります。
書いてる途中で迷子になると、読者にとってもよく分からない文が出来上がってしまうことがありますが、伝える内容を絞り込むことで、迷子にならずにスルスルと書けるようになり、読者にも伝わりやすくなります。
つまり、この3つのことだけを書き、それ以外のことは書かないと決めることで、書く側・読む側いずれも負担が軽減され、伝わりやすく・理解されやすい文になるわけです。
第1章を書き終えたら、同じやり方でそれぞれの章を完成させていきましたが、今回この新たな試みをやってみた感触としては、「めちゃくちゃ書きやすかった」ということ。
ちなみに、下図はこの試みを各章で組み立てた結果です。
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ちょっと見にくいかと思いますが、右半分の枝葉に書かれたことだけを、本書には盛り込んであります。
左半分の枝葉も盛り込む予定で、原稿は書き終えてはいたのですが、話の本質からはやや外れていることに気付き、原稿からは除外しました。(1万文字程度)
これまで使っていた「本づくりの型」も有効ではありますが、すべての章のあらすじを組み立ててから原稿づくりに入るよりも、章ごとに何を書くのかを「書く直前」で決めてから原稿づくりに入ることで、より効率的な原稿づくりが出来たという実感があります。
全体を決めてから書くか、部分的に組み立てながら書くかの違いですが、全体を捉えながら書こうとすると、思考が多岐にわたり「ひとつの話題」に集中しにくい傾向にありますが、区分けして部分的な話題に絞った方が、集中がしやすい印象です。
書いてる途中で「あれこれ」アイデアが膨らんでしまい、アタマが混乱してしまう場合は、部分的に「あらすじ」を組み立てながら書き進めてみると、これまでと違った「書く喜び」を発見できるかもしれませんので、ぜひ試してみてくださいね。
「本づくり体験講座」のご案内
不定期ではありますが、「本づくり体験講座」を、完全無料で提供しています。(2025年1月時点)
僕が用意する「本づくりの型」を使ってもらい、実際に本づくりの一部を体験いただけますので、よかったら以下の記事もご覧ください↓↓
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