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小さな『ひとしずく』も大切に

映画『ひとしずく』は現在全国各地で上映を行っていますが、ロケ地となった鹿児島県南大隅町内での小さな上映会も大切にしています。

開場中のスクリーンに映し出していた画像

今日は南大隅町にある中原公民館で中原自治会の方向けの上映会を行いました。上映前には20名の地域の方々を前にこちらの画像をお見せし、映画の現状をご報告しました。

先日記事にも書きましたが、実は町内の多くの方がまだ未見であることもお伝えし、県外上映だけでなくもっと南大隅町の方にも観ていただきたいと思っていることをお話ししました。

実際、本日お越しいただいた方の内3分の2は初見の方でしたので、新しい方に届けられる公民館上映の良さを感じました。

南大隅町内では南大隅町役場を中心にこれまで17回の上映会を行っていますが、町民の方の中には役場までの交通手段がなかったり、交通手段はあっても階段での行き来が難しかったりする方もいらっしゃるため、「役場で開催されても行けない」という声も届いておりました。

今回、中原自治会の自治会長さん(マルシェシーンなどでエキストラにもご協力いただいた方です)からご依頼を受け、公民館での上映が実現しました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

映画の上映後は、大家さん役の大久保幾美さんと共に撮影時のエピソードなどをお話しし会場も大変盛り上がりました。「涙が出ました」と言って帰られる方も数名いらっしゃって本当に嬉しかったです。

作品完成から1年以上経っても新たに観ていただける方がいらっしゃり、このように感動されて帰っていかれることは制作者冥利に尽きます。

私としては南大隅町内のどの公民館にも駆けつけられる体制でおりますので、是非うちでもやってほしいという方は自治会長さんまたは南大隅町役場の地域担当職員の方にご相談ください。

※南大隅町は町外料金の4割引で上映依頼を受け付けていますがさらに町の自治会文化事業枠の半額補助もありますので大変お得に開催できます!

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このnoteは映画監督山下大裕が私自身の活動を応援してくださる方に向けて日々感じたことや頭の中で考えていることなどを発信しているものです。他のSNSでの投稿よりも私的な内容が多くなりますがそちらも含めてお楽しみいただければ幸いです。

山下大裕

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