知られざる「映画」たち
皆さんは映画を年に何本観ますか?
映画評論家や、趣味が映画鑑賞でない限り、大抵の人は年12,3本が
「今年は映画たくさん観たなあ」
と思う本数ではないでしょうか。対して、映画通の方は年300本以上も見ていらっしゃる方がいらっしゃいます。多いですね…
1年間に公開される映画の本数は、2013年以降、年1000本を超えています。邦画と洋画の比率は、おおよそ邦:洋=3:2です。
(参照:https://eiga.com/news/20190129/14/)
このような膨大な数が公開されていることを考えれば、大抵の人に目に留まる映画は、ほんの一握りなんです。
興行収入〇億!や来場者数△△万人突破!のような映画の紹介の仕方をよく観ます。
上記のような紹介のされ方をしている映画は、人気の映画と捉えるられることができますが、ほとんどの人が1年に観る映画はこれらがほとんどです。
加えて、過去のそんな映画たちも時間とともに忘れ去られて行くものがほとんどです。ましてや、目に留まらなかった、900本以上の映画たちも…
近年は、僕も利用していますが、レンタルや動画配信サービスが普及し、とても素晴らしいことに、映画館に行かずとも、従来埋れてしまっていたような映画が発掘されることが多くなりました。
しかし、映画はレビューなどで、傑作、名作、良作、駄作、b級映画といったように分けられてしまい、どうしても目に留まるもものは限られてしまっているのではないかと思います。
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このことを踏まえて、僕の投稿での映画の紹介の仕方は、「観たくなるような映画のすすめ」を前提にしたいと考えています。
映画は、基本的に「製作者が誰かに何かを伝えるために作られている」と僕は考えています。
「何か」とは、
命の尊さ、人生の生き方、過去の教訓、近未来・現代への警告、社会への風刺、未知なるものへの畏怖…
挙げたらキリがないと思います。
この製作者が伝えたい「何か」の対象は、もしかするとまだ観ぬこの記事を読んでいるあなたかもしれません。
対象でなくとも、そのメッセージは何か人生を豊かに生きたりするヒントになるかもしれません。
少しでも多くの人に見てもらうこと、その感動をより多くの人と分かち合うことができるようになることは、その作品を既に観た僕にとって、無論、製作者にとっても願ってやまないことだと思います。
「そのお手伝いを、微力ながらさせていただく」
そんなことも念頭に置いて、映画の紹介をさせていただければと思います。