ひまわりを眺める誰もが幸せそうだった
田舎でランチ難民になると都会の4倍時間がかかる
「こんな涼しい日は熱々のからあげにしよう」
7月後半の今、本州の人にはこの時期にイメージしづらいとは思いますが、室内ではフリースを着て過ごしています。もちろんエアコンを使っているせいではなく、気温が20度台前半なので半袖では過ごせません。
涼しい室内にいるとどうしても温かい食べものが恋しくなります。
だから今日のランチはからあげ定食にしようと思いました。熱々のからあげをハフハフいいながら食べて午後に備える算段です。
ところが、外にでるとジリジリと太陽が注がれます。気温はそれほどでもないのですが、太陽の力がすごいのです。
先ほどまでは熱々のからあげを口の中に放り込むつもりでいましたが、一気に方向転換です。
田舎ではランチを食べられるところが各方面に分散しています。
なので、一度行き先を決めて出発してからは気軽に予定を変更することが難しいのです。今日はそんな日でした。
ルスツ村のからあげ定食に向かいましたが、気持ちが変わったので真狩村の道の駅に
ところが食堂ではスタッフの方がてんやわんや
それほど混んでいるようにも見えないのですが、食堂の大きさに対して働く人が足りていないようです。
落ち着かないので、すぐそばのトンカツの店、「いちふじ」に向かいますが臨時休業
ニセコの「まぐろ屋 十割」は月曜定休なので諦めます。
すっかり足が遠のいていたニセコの「魚一心」へ
足が遠のいていた理由を思い出して帰宅の途
たかはし牧場のラムレーズンで大逆転
写真がないのは、太陽の力で光速融解するアイスクリームを撮影するのが難しかったからです。動画の方では少し写っていますからよければご覧ください。
「ブルーベリー」は外せません。好きなんです、ベリー
ベーシックなアイスの組み合わせでも二種類選択しないとなりません。本当はもう一種類は「いちごヨーグルト」にしたかったのですが、どうしてもプライドが邪魔をします。
何か大人らしいアイスはないかと考えていると「ごま」
うーん
あ!「ラムレーズン!」
最高の組み合わせでした。
コストが高いランチでも今の僕に必要な時間
ひとたび田舎でランチ難民となると、2時間くらいは平気で浪費してしまいます。そうならないようにするためには、定休日の確認とランチのルーティン化が欠かせません。
それはそれで効率的にランチを取る生活としては正しいのだと思います。
ただ、僕のように田舎でひとりぐらしをしていると、朝から晩まで、動く他人を見ることがなかった、というようなことが起こり得ます。
ランチだけが1日の中で唯一外に出る明確な理由があり、自分とは何も関係のない他人が動いて息をしている姿や笑顔、怒っている顔を見る唯一のチャンスです。
こういう時間がなくなると、いつも決まった人といつも決まったような話をして、いつの間にか考え方が固定化しそうです。
なので、田舎の一人ぐらしには、多少時間的高コストなランチも、健康的な生活のためには欠かせないのかもしれない、と思えてきました。