DALF C2再挑戦② 口頭試験
フランス政府国民教育省によるフランス語検定の最上級レベルDALF C2
その口頭試験の構成は以下のとおりでもはや笑えるレベルの過酷さ
まず、15分ばかりの討論番組を聴く。
討論番組では研究者やら活動家やら様々な立場からの出演者が3,4人議論を闘わせていることが多い。
聴き終わると、何をしたらよいかわからない3分間の沈黙
その後、再度15分の録音を聴く。
この聴き取りが終わると1時間ばかり討論の準備をする。
この準備時間が終わると、試験官2名が待つ試験室へ移動。
すると、①大体10分間で聞き取った録音の内容を要約して説明、②一定の立場から争点について自分の意見を述べる、③②について試験官と討論
この試験を受けたことがある方は同意してくれると思うが、①の要約で、登場人物の名前と肩書を正確にメモするのが結構むずい。
そして録音はところどころ何を言っているかわからないので、「おそらくこういう議論だったのではないか?」という推論をいれないといけないのが辛い。
③は別に辛くないが、ともかく①のプロセスで録音があまり聞き取れなかった場合は正直帰宅したくなる。
これ、どう攻略したらいいのか?
とりあえず、僧侶が毎朝読経するがごとく、問題集のトークスクリプトを繰り返す。
文字を思い浮かべず、説明内容と音のみを結びつける。
これを本当に90日間連続で実施するとどうなるのか?
実験してみたいと思います。