【コラム】やりたいことやったらいいじゃん。
偏愛を語ると言っておきながら、私の話をします。
まずはこれを言わせて。
「私、何をやっても中途半端なんです」
この件について少し話しましょうか。笑
好奇心が止まらない。
そうなんです…。好奇心旺盛な双子座なんです。
昔から、いろんなジャンルに興味を持ち、それについて知りたくなる性分なんです。
それが自分を悩ませる種になるなんてさ。
「1つのことを突き詰めればその道のプロになれる」
「自分の得意なことはビジネスになりやすい」
こんな文章を目にして、「なるほど!」と思った30代前半。そしてすぐに気付きます。
私の得意なことってなによ?
気になるもの多すぎて1点集中できない…。
あーあ。私は得意なこと無いし、突き詰めたいことを1つに絞れない。
あれもこれも手を出して、ぜーんぶ中途半端。私って何やっても続かないのかな…泣
こんな思いで、しばらく30代を過ごすことになります。これが結構ね…しんどいんですよね。
でも、知的好奇心は止まらない。ポジティブ心理カウンセラーの資格をとってみたり、秘書検定を取得してみたり、気になることを学びました。その間も「この資格は、今後の私の役に立つの?」とかひねくれながら(笑)
30代の終わりにふと思う。
ちょうどこの頃、会社基準の謎の評価に嫌気がさし、他人の目を気にしすぎる自分から抜け出せたかな、といったところでした。
私は何者かになろうとしてた気がする。すごい人になろうとしてた気がする。
「学んだら絶対役に立てないと意味がない」と思っていたんです。
でもそうじゃないことに気づいた。
別に役に立たなくても、やってみたいならやったらいいじゃん!と。
楽しいと感じていれば、難しくても大変でも続いちゃうんですよね。
誤解を招かないように言いますが、もちろん仕事は全て誠意を持って全力で向き合っています。
1つのことに特化してる人には、到底及ばないことも承知です。
40を迎えた今でも、ときどき「私は何になりたいの?」「何が得意なの?」と自問自答します。
でもね、あれこれ自分の興味をたどってたら、なんとなーく好きなジャンルも見えてきたりするもんなんです。(すごく時間がかかったけどね)
特化したいことを1つに絞れなかった自分を「何をやっても中途半端」と言うのも自分。「やりたいことやってみてます」と言うのも自分。
自分の置き場所次第で、全然違うものになってくるんだなぁとしみじみしたところでした。