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12月1日 書籍出版への想い

※2024年12月1日 電子書籍版 発売しました。
Amazon kindleにてご購入いただけます。
※ペーパーバック版は、2025年2月1日発売予定です。

書籍販売にあたって、その思いを投稿します。


1、書籍執筆への想い

この度、人生で初めて書籍を出版させていただくことになりました。

タイトルは、

「小さな命、大きな奇跡」 

私が普段接している、障がいを持つお子さんのママに向けて、そして、今まさに絶望と不安の真っ只中にいるママに向けて、更にはそういったお子さんに携わる専門職や関係者の方に向けて、私という人間の価値観が、何かの支えや学びになれば・・・というとおこがましいですが、感情論や倫理観ではなく、なぜ命は、障がいのあるなしに関係なく尊いのか?という問いに、私なりの理屈を積み上げた結果たどり着いた一つの到達点(ゴールではない)についてお伝えできたらと思い、ライターを使わず全て私自身の言葉で執筆しました。

書籍発売後は、リンクを貼る予定ですので、気になる方はご一読いただけたらと思います。

2、障がいについて学ぶことは、命について学ぶことでした

最初は、偶然でした。
高齢者向けの訪問マッサージを行っていたとき、たまたま参加した鍼灸マッサージ師向けのセミナーに、名古屋で小児障がい児専門に治療されている、一般社団法人日本小児障がい児支援協会代表の青山かほる先生が、講師として小児への施術の紹介をされたのが、最初の出会いです。

人生の最期を見届ける高齢者向けの治療院から、人生の始まりを見守る小児向けの治療院への方向転換は、経営的にはより困難な方向への舵取りでしたが、迷いはありませんでした。

小児障がいについて学ぶにつれ、妊娠出産に至るプロセス、受精卵からヒトの形になるまでのプロセス、そして何十億年にわたって続く、生命の設計図である遺伝子の複雑さと神秘に触れることになりました。

私は、ずっと人の身体に触れる鍼灸マッサージ師として仕事をしてきて、人体の構造についてはそれなりの知識はあったものの、「命とは何か」についてほとんど知らなかったことに気付きました。

骨や筋肉、内臓や血管、神経について学ぶだけでは、
それはわかりません。

五体満足は、当たり前じゃない。
障がいは、誰にでも起こり得るものであって、他人事ではない。

まさに、障がいについて学ぶことは、命について学ぶことでした。

3、「小さな命、大きな奇跡」目次

はじめに

第一章 深い暗闇の中で
 誰にとっても想定外
 絶望、不安、葛藤
 すべてが初めてのこと
 誰を信じて何をすれば良いのか
 障がいの受容

第二章 現実を生きる
 情報リテラシー
 社会というバリア
 標準、平均、正常
 存在を知ってもらう勇気

第三章 暗闇の正体
 光のない社会
 古代から続く差別の歴史
 ダーウィンの進化論
 「学問」から「思想」へ
 社会ダーウィニズム
 同時代に既にあった警鐘
 信じるかどうか

第四章 命あること
 命はどこからくるのか
 同じ遺伝子を持もつ確率
 突然ではない突然変異
 あなたがあなたである確率
 命のバトン
 命の価値

第五章 触れる、感じる、育てる
 大人と子ども供の違い
 最初に成長するもの
 感覚に必要な栄養
 病を見みるか、人を見みるか
 意思疎通
 多様な知性(知性並列論)
 自己満足でいい

第六章 希望の光
 グラデーションの世界
 誰もが生かされている
 みんなの意識が社会を変える
 立派な親でなくていい
 不幸の種を育てない
 ひとりじゃないから
 「奇跡」はもう起きていた

おわりに


★他の記事もマガジンにまとめています。
良かったらもう1本、読んでみてくれたら嬉しいです。


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