上の子の預け先がない、実家頼れない、パートナー不在、ワンオペ状態で下の子を出産する方法
私は2022年に第二子を出産しました。
その時、上の子は1歳7か月。
誰かが見ていなければ何もできない年齢です。
上の子を抱えながら、実家にも頼れず、パートナーもいない、そんな状態で2人目を出産できる方法を日々検討し、奇跡的な条件の一致でなんとか出産できました。
その時私が必死に毎日調べてなんとか実行した方法を、他にも同じことで悩んでいる人のために書き残しておきます。
出産時の預け先候補:子連れ出産(子連れ入院)
1日でもはやく転院すること
私が最初に受診していたのは、家のそばの総合病院でしたが、当然そこは子連れ入院不可。
すぐに状況を説明して診断書を何通も発行してもらい、それを持って子連れ入院可能な施設のリストをあたりました。
リストはこちらのブログが本当に助かりました。
2022年の当時、私が行ける範囲の病院に電話をかけて確認した状況です。
まつしま病院(江戸川区) ⇒妊娠5か月目で打診したためすでに満員
久保田産婦人科病院(練馬区) ⇒コロナで現在やっていない
★育良クリニック(目黒区) ⇒対応可能
東峯婦人クリニック(江東区) ⇒コロナで現在やっていない
玉川病院(世田谷区) ⇒現在は子連れ入院をやっていない
東都文京病院(文京区) ⇒現在は子連れ入院をやっていない
同愛記念病院(墨田区) ⇒現在は子連れ入院をやっていない
砂町産婦人科医院(江東区) ⇒妊娠5か月目で打診したためすでに満員
池下レディースクリニック東雲(江東区) ⇒現在は子連れ入院をやっていない
★宇田川産婦人科(江戸川区) ⇒対応可能、ただしその後閉院
あと上記には記載がないですが、北区王子の「★スワンレディースクリニック」も対応可能でした。
都内ではコロナ禍の中でも本当にいくつかの病院が頑張っていて、子連れ入院を対応してくれていますが、ご覧の通り早期に予約枠が終了になるところもあります。
ワンオペ子連れ出産の必要が考慮されたら、1日でもはやく産院の変更を検討してください。
私はこのあと、対応可能だった「育良クリニック」「宇田川産婦人科」「スワンレディースクリニック」をまわり、最終的に「育良クリニック」に決めました。
産院をもし変更できなかったら
下記のようなケースの場合は、子連れ出産可能な産院へ転院が出来ないことが考えられます。
基礎疾患がある、妊娠合併症を生じている(妊娠高血圧、重度の妊娠糖尿病など)
精神疾患がある、妊娠うつが重度である
経過に異常がある(前置胎盤、切迫早産等)
週数が経過しすぎており、受け入れ可能な産院がない(予約が埋まっている)
生活保護を受けているなど極端にお金がない(子連れ入院可能な病院は基本的に個室なのでどこも高い)
これらに当てはまる場合は、上の子を「出産期間中預けきる」方法でなんとか突破するしかありません。
私は第一子の出産時、インスリン注射が必要な妊娠糖尿病になり、大学病院で出産しました。
今回はめちゃくちゃ食事に気を付け、その結果今回は、大学病院に行かなくとも出産できました。
上の子の面倒をみながらの妊娠期間はとにかくしんどいですが、体重管理、自分のメンタル管理、健康管理に気を付け、なんとか転院を成功させてください。
ほとんどの病院が、子連れ入院は出産の翌日からOKになる
注意しておきたいのは、陣痛・分娩の最中は上の子は連れていけないということです。(例外として「まつしま病院」は、保育士が常駐しており陣痛中も対応可能というネット情報アリ※未確認)
なんとか出産して、その翌日、誰かに上の子を連れてきてもらわなければいけません。
私は、この上の子の移動は「産後ドゥーラ」を利用しましたが、ベビーシッターさんでもよいと思います。
ただし、ポピンズシッターやキズナシッター、フローレンスなど一部のシッター会社では、シッターの稼働場所を「自宅や近隣の公園程度まで」などと定めており、病院やそれ以外での活動を許可していない場合がありますので、対応しているシッター会社(もしくは個人シッター)かどうかをよく確認してください。
出産時の預け先候補:出産期間中預けきる
子連れ入院可能な病院に転院が出来た場合も、この別の預け先という予防線を張ってください。
なぜかというと、子連れ入院可能な病院でも、上の子が熱を出していたりしたら入院できなくなってしまうからです。(他の妊婦さんへの感染が懸念されるため)
経産婦の場合、出産の際の入院は4泊5日であることが多いと思います。
この4泊5日を乗り切る方法を何通りか検討して、できれば予約もしておきます。
予約して使わなかったらキャンセル料が発生するとか、この際気にしてはいけません。どこにも預けられずに分娩が始まってしまう方が危険です。
1.連泊可能な民間施設
私が問い合わせたのはこちらの施設です。ここは1歳7か月でも夜通し預けることが可能でした。事前に面談をしたり、お試しで預けてみるなどして、上の子を慣らしておきます。
銀座 キッズ花花
2.ファミサポさん
夜中もサポーターさんがOKであれば預かってもらえます。
日頃送迎などでお世話になっている方がいれば、可能かどうか打診してみるのも良いと思います。
私もお世話になっているサポーターさんに頼みましたが、夜間は家族の都合で難しいとのことでした。
しかし、専業主婦の方だったので「もし急に産気づいてしまったとき、昼間だったら夜20時までは預かれる」とおっしゃってくださり、緊急時の一時預け先として待機をお願いしました。
3.自治体の施設
区にショートステイの施設がある場合があります。
こちらは、民間の施設に比べると安く預かってもらえるので、ぜひ利用登録しておきましょう。
ただ、この品川区のショートステイは、民間施設のように「慣らし保育」が出来ません。(下記の裏技を除く)
ショートステイを利用するには、
・すでに入院期間が決まっていて、診断書等の医師の指示がある
⇒つまり出産日を決める計画分娩にする必要あり
・出張など仕事の都合で、会社の指示がある
など、必要性を書面で証明できる場合のみです。
また、1歳の子供を長期間預けることを問い合わせた際、
「いやー、その月齢だとほとんど1週間いられた子はいないです。お母さんと引き離されると、だいたい2日目くらいには熱出しちゃって預かれなくなることが多いんです。だからうちを使ってもいいですが、他の方法も検討しておいてください」
という、非常に心もとない回答が…。
さらに、ショートステイとはいえ集団保育であるため、幼児から小学校低学年の子まで4-5人が常時います。
長期で預けると、保育園と同様にコロナなど感染症をもらうリスクが高まります。
私は分娩中だけはこの施設に長男を預け、出産が終わった翌日、産後ドゥーラさんに産院までタクシーで連れてきてもらう作戦にし、滞在期間を最短にして感染を防ぐ方法をとりました。
裏技:ショートステイ施設にお試し保育する方法
品川区のショートステイは、トワイライトステイという夜22時までの保育と施設を共有しています。
ショートステイは出張などの理由で日程を証明できないと預けることが出来ませんが、トワイライトステイは証明までは不要。
「この日は残業になりそう」とか「この日は21時まで接待がある」などの理由でもOKなので、何かしらの理由でトワイライトステイを申し込むことで体験が可能です。
ただし、トワイライトステイはショートステイにあるような、お風呂や寝かしつけ、朝食などは体験できないので、そこは注意です。(夜ご飯は出してくれます)
4.ベビーシッターさんに預ける
夜間も対応してくれるベビーシッターさんがいますので、上の子を自宅で預かってもらうことはできると思います。
ただこの場合、ベビーシッター1名で7日間子供を見続けることは不可能なため、複数人のシッターをかわるがわる入れてシフト体制をとる必要があり、実行するにはかなり難易度が高い選択肢です。
また、シッターさん自身も熱を出したり、都合が悪くなったり、濃厚接触者になったりするリスクがあるので、予備の方法も検討する必要があります。
子連れ入院可能なパターンで、計画分娩の1日目か2日目(出産するまで)をこの方法で乗り切り、そのまま出産が終わり次第シッターさんに連れてきてもらうということであれば使える方法かと思います。
5.親戚・友人に声をかけまくり、東京に来てもらう
これもやりました。(まあ、妹にすごい迷惑がられましたが)
予定日の周辺1-2週間ぶっ続けで、家のそばにホテルをとり、兄弟や何人かの友人に「もし緊急で産気づいたら東京に来て、上の子をそのホテルの部屋で見ててほしい」と頼みました。
その場合に備えて、「上の子の育児マニュアル」も作成しました。(コンビニにあるもので何を食べさせてとか、寝かしつけはどうするとよいとか)
ホテルの部屋はかなり前から予約したので、そんなに高くなかったですし、「この日はなさそうだな」と思ったところからどんどんキャンセルしていったので、結果お金はかかりませんでした。
出産に関して:計画分娩必須、無痛分娩必須
1.計画分娩が必須
計画分娩(出産する日を決めて、その日に陣痛促進剤を使用して出産すること)が必須です。
なぜかというと、その予定日が決まらないと上記の子供の預け先などの予約ができないからです。
計画分娩は多くの場合、平日しかできません。(どうせなら職員が多い平日に産んでほしいからです)
また、計画分娩は陣痛促進剤を使うため、自然分娩よりも使うお薬がその分増えるため料金も数万円上乗せされます(産院により、3~8万ほど)
出産する日は、実際には妊娠の経過を見て36~7週ごろに決めます。
私はその時に、ショートステイの空きがあり、上の子の移動をお願いできるシッターさんの都合もつけられる38週4日目の日に決めました。
計画分娩にしても、実はその日に生まれるとは限りません。
経産婦だから1日で済むだろうと私はたかをくくっており、実際その通りになったのですが、ドクターに聞くと中には2日3日かかる場合もあるそうです。
つまり、2-3日かかる場合も見越して予定を組む必要があります。
2.無痛分娩も必須
腰椎麻酔を使用して痛みなく出産をする無痛分娩もできればつけましょう。
やるとわかりますが、自然分娩と無痛分娩では体力の消費が全く異なります。
直後から上の子の世話+3時間おきの授乳が開始になるので、体力はできるだけ残しておくべき。お金に余裕があれば絶対無痛分娩を選ぶべきです。
ちなみに、計画分娩で使用する陣痛促進剤は、かなりしんどいです。
第一子が妊娠糖尿病で巨大児のリスクがあったため、その時に3日間投与を受けましたが、辛くて辛くて、何度も心が折れました。
また、実際には陣痛に耐えながら、各施設に電話をかけたり、ベビーシッターさんに「明日何時に来てください」とかやらないといけません。
私の場合、ショートステイやベビーシッターの受付締め切りが17時だったのですが、17時は子宮口全開大でした。(おい)
その状態で、ショートステイの施設に「今もう産まれそうなんで、明日子供を〇〇というシッターさんが10時ごろ引き取りに行きます、その際に…」とか電話して、さらにシッターさんにも「今産まれそうなんで、明日この施設に行っていただいて…その際〇〇の書類を持って…担当は〇〇さんで…タクシーは10時15分に施設の前の通りに予約しておきますんで…」とか連絡することになったので、この作業をとても陣痛に苦しみながらでは無理だったと思います。
3.上の子は計画分娩の前10日ほどは保育園を休む
保育園に通っていて、コロナや感染症になってしまった場合、計画がすべて水の泡になります。
子連れ入院はできないし、ショートステイも使えないので、「病児保育が出来るベビーシッターさんをシフトを組んで対応する」という最高難度の選択肢しかなくなってしまいます。
そのため、入院予定日より10日前から上の子は保育園を休みました。
しかし、保育園を休んでいる間、臨月の自分が子供の相手をするのは疲れますし、動きすぎると計画日前に早産してしまうリスクがあるので、この休みの間は毎日ベビーシッターさんを3時間ずつ入れ、日中に公園に行くなどして上の子の体力を削ってもらっていました。
東京都はベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)により、144時間の助成が出るので、それをフルに活用しました。
入院中について:上の子を狭い病室で4日間過ごさせるには
荷物やおもちゃはあらゆる場面を想定し、産院に捨ててくる覚悟で多めに持つ
私の入院した育良クリニックは、退院まで外出がNGでした。そのため、一度入院したらコンビニなどにも行けません。
(ただし、面会者が差し入れを持ってくることは可能)
一応、コンシェルジュさんにお金を預けて、コンビニで買ってきてもらうことは可能でしたが、毎日買ってきてもらうのは忍びなかったので、入院前に上の子の好きなジュース、ヨーグルト、産院のお弁当を食べなかったときのおにぎりやサラダを買い込みました。
また、5日間過ごすためのおもちゃも工夫しました。
荷物を減らせるように、タブレットを購入。この日までYoutubeは見せたことがなかったのですが、入院中は覚悟を決めてYoutubeを解禁し、それでなんとか時間をつぶさせました。
他にもしまじろうのDVDなど、ネット通信がなくても大丈夫なコンテンツを用意し、ネットが切れたとき用にも対策。(実際に、これは私の最後に移動した部屋が電波が入りにくい部屋だったため、オフラインコンテンツを用意したことは助かりました)
さらに、新しい100均の電車や車のおもちゃ(電池で動く、最悪100円なので、帰宅時に邪魔になったら産院で捨ててもらおうと思った)と、「はじめてずかん900」(タッチペンで本を読み上げてくれる)などを用意し、入院中に初めて子供に渡しました。
新しいおもちゃだとしばらくの間は熱中してくれるので、新品のおもちゃたくさん+YoutubeやDVDで、なんとか狭い6畳程度の部屋で4日間過ごすことが出来ました。
また、見知らぬお風呂(共用シャワー)に行き渋ったら…ということも考えて、パトカー型の水鉄砲も用意しました。これも、「お風呂は新しいおもちゃで遊べる」と思ってくれたため、お風呂への誘導に活躍しました。
他に持って行った方がいいもの:鉄のサプリや鉄分入り飲み物
翌日から子供の世話をするために、貧血対策は万全に行いました。
入院前から鉄サプリで貧血を予防し、出産直後もプルーンジュースや鉄入りのヨーグルト、鉄サプリなどを食べて対策。
これは子連れ入院に限らず、初妊婦さんにもお勧めします。
出産後の血液検査で貧血がひどいと判断されてしまうと、フェロミアなどの鉄材が処方されますが、その副作用が便秘や下痢です。
下痢ならまだよいのですが(よくはないが)、便秘だと産後の傷が引き攣れて大変痛いことになり、トイレにも時間がかかることになるので、あんまり貧血でない状態で出産に挑んだ方が良いでしょう。
1歳の息子にフェイスシールドをつけさせる練習
育良クリニックでは、入院中は子供でもフェイスシールドかマスク必須でした。
マスクはかわいそうなので、ネットでこういう帽子につけるベビーシールドをかぶる練習を数か月前からしました。(ちなみに、楽天で買うと1500円くらいですが、Aliexpressというアプリで買うと500円ほどで買えてしまいます)
最初は視界が悪くなるので嫌がっていましたが、「お出かけの時はこれをかぶるんだよ」と何度もいい、外出時はかならず装着。
装着しながら隙間からお水を飲んだり、おやつを食べられるようにも練習しました。
余談ですが、これをつけて外出していると、目立つのでいろんな人が声をかけてくれます。
たいてい「あら可愛い」とか「こんなのが売ってるのね!」とかですが。
上の子は話しかけられるとなぜか喜ぶので、まんざらでもなさそうでしたし、感染症予防にも役立ったので案外良かったです。
産後に関して:退院時の荷物問題
退院時は子供2人と大荷物を担いで帰ることになる
自分の荷物は最低限でしたが、子どもたちの着替え、おもちゃ、おやつ・ジュース、おむつなどでどうしても荷物は膨大でした。
なので、帰りも産後ドゥーラさんを手配し、退院の時間に合わせて産院に来てもらいました。
私が「新生児+リュック+キャリーバッグ」、産後ドゥーラさんが「上の子をベビーカーに乗せ+おむつ+その他荷物」を管理してタクシーに乗り込み、自宅まで移動しました。
自宅に到着後も産後ドゥーラさんを活用
自宅に着いたらそのまま3時間ほど上の子+新生児のサポートをお願いし、その間に哺乳瓶の消毒や、新生児のベビーバスや布団の用意、粉ミルクの開封など、家についてから発生するいろいろな作業をしました。
また、1週間家を空けていたので、生鮮品などの食べ物も家にはなく、子どもたちを見ててもらっている間に大急ぎでスーパーに走り、夕飯や数日分の食料を買い込みました。
上の子は翌日から保育園に行ってもらう
保育園にもあらかじめ連絡しておき、上の子は退院の翌日から保育園に行かせました。
私は正社員の他にフリーランスで副業をしている(売り上げも正社員と同程度ある)ので、出産前にフリーランスのほうをメインで働いているという形に申請内容を変更し、産休を取らない形にしました。(個人事業主には産休はないため)
これにより、産休・育休中は短時間になってしまう保育園でも、フルタイムで預けることができます。
短時間でもよいのですが、なるべく体を休めたかったので、上の子はフルに保育園に預かってもらって産後の体調を立て直しました。
常に最悪の事態を想定する
急に破水したらどうするか
夜間に産気づいて、誰も連絡がつかなかったらどうするか
出産時に大出血など問題が起き、すぐに退院できなくなったらどうするか
など、常にリスクを想定して最悪のパターンに備えて対策をとる必要があります。
実際に行ったワンオペ出産の流れ
以上の情報を駆使して、ワンオペ出産にむけて私がやったことをまとめるとこうなります。
妊娠5か月目:転院先探し
子連れ入院可能な病院リストに電話をかけまくる
現在の病院から診断書、検査結果などを一式もらう
転院できるように、メンタルと健康に気を付ける
転院時に、「計画分娩で日付を指定して出産したい」「子どもを連れて入院したい」ことを伝え、そのために必要な条件を聞いておく
(※例:育良クリニックの場合、子どもと自分自身について1か月間毎日検温した結果を記録したものを提出する、院内では常時子どもにマスクかフェイスシールドをつけさせる、などがありました。)
妊娠6-8か月目:転院先決定
日頃の妊婦検診を欠かさず受ける
その病院で無事に産めるように、血糖値や血圧のコントロール
お金をかせぐ(前後のシッター代、無痛分娩+20万などお金がかかった)
妊娠9か月目:預け先の確保
産後ドゥーラさん5人と事前面接
ショートステイの事前面接
親せきや友人を呼び寄せた場合に備え、予定日周辺でホテルを予約
民間の預かり施設に問い合わせ
ファミサポさんに相談
「上の子の保育の仕方マニュアル」を作成(いろんな人に同じ説明をする必要があるので、これがあるととても楽です)
自分の入院の荷物を作る
子どもの入院用の荷物を作る
急に産気づいたり、救急搬送されたとき用に、上の子が食べられる冷凍弁当の用意や、着替えやおむつの持ち出し袋(これがあれば数日大丈夫)を作成
36週目:計画分娩の日取り決め
計画分娩の日取りを決める(36週5日)
上の子の常用薬をなるべく多めに処方してもらう(産後来にくくなるかもしれないから)
上の子の予防接種、歯科検診、散髪など、子供が2人いたらやりにくいことをなるべく消化しておく
コロナにならないよう、極力出かけない
37週目:最終調整
正社員の会社を産休に入る
計画分娩日に合わせ、ショートステイの予約票を直接持参
ショートステイから産院まで上の子を移動させる産後ドゥーラさんを予約
ベビーベッドの組み立て、部屋の模様替え。※もっと早くにやるべきだったが出来なかったので、産後ドゥーラさんにやってもらった
上の子はコロナにかからないよう、入院まで保育園を休ませる
保育園休み中に、上の子と遊ぶシッターさんを予約
上の子と自分の荷物を大雑把に用意しておく
上の子に新しいおもちゃ、タブレットなどを買い、入院するまで隠しておく
38週3日目:入院前日
「自分の荷物+子供のおもちゃ+新生児の荷物」が入ったキャリーバッグを作る。
「上の子の6日分の着替え+日用品+おむつ」が入ったベビーカーに取り付けられる手提げの荷物を作る。(ショートステイは洗濯ができないため、万一私が出産中に危篤になるなど、子連れ入院できなくなるリスクに備えて6日分の着替えを入れた)
38週4日目:いざ入院
5時、起きて荷物をまとめる
7時、タクシーで上の子とショートステイに出発
8時、ショートステイに上の子預ける。一緒に、「上の子の着替え+日用品+おむつ」、「ベビーカー」も預ける。
育良クリニックへタクシーで移動。
コンビニで子供が来た時のジュースや食料を購入
9時、1人で育良クリニック入院。
10時、診察開始
12時、誘発分娩開始
15時、無痛分娩の麻酔開始
17時、子宮口全開大、今日生まれることがほぼ確実なので、翌日上の子を連れてきてもらえるよう各所に手配
18時ごろ、出産
20時ごろまで縫合したり分娩台の上で休んだりなんだり…
21時ごろ、部屋に戻る。晩御飯とっといてくれた。
22時ごろ、食べて寝る。赤ちゃんは新生児室。
38週5日目:長男を産院に移動させる
朝、ショートステイにタクシーが来るように予約(SRIDEアプリでネット決済にし、産後ドゥーラさんが立て替えなくてもいいようにする)
10時、産後ドゥーラさんがショートステイへ。上の子、ベビーカー、荷物を引き取り、タクシーへ乗りこんでクリニックへ。
10:30、上の子がクリニックへ到着。引き取る。
退院日まで:なんとか日々をやりすごす
下の子はミルク飲んで寝てるだけなので構うのは最低限。狭い部屋でストレスがたまる上の子の相手に全力を注ぐ。
上の子が退屈したら、フェイスシールドをして、手をつないで病棟内をお散歩。
退院日は何時ごろに病院から出られるか、病院とよく相談する
退院日にサポートしてくれる産後ドゥーラさんを探して予約する
保育園に連絡し、退院翌日から上の子が通えるように準備してもらう
退院日:荷物をまとめて帰る!
産後ドゥーラさん、病院とよく連携して時間通りに退院する。でないと産後ドゥーラさんを待たせるか、自分が待つことになってしまう。
タクシーも予約して呼んでおく(アプリが便利)
すべての荷物を持って帰る!
帰宅してから3時間ほど、そのまま産後ドゥーラさんに子供の面倒を見てもらい、その間に「食料の買い出し」「哺乳瓶の消毒」「新生児用品の準備」などを済ませる
最後に
どうしても困ってしまって、誰にもどこにも預け先がないというケースもあり得ると思います。
例えば、上記は品川区を中心とした情報ですが、中にはショートステイなどを実施していない自治体があったり、地域や時期により、民間施設がない、または利用できない、ベビーシッターが集まらないという場合もあるかもしれません。
私のようにどうしても誰も助けてくれる人がいなくて、困り果てている人がいたらTwitterや記事の感想などから連絡ください。何が出来るかわかりませんが、とりあえず話くらいは聞きます。